朝ドラ「エール」
ネタバレあらすじ感想
2020年5月15日(金)放送
エール第7週テーマ
「新生活」
【エール】ネタバレ7週35話|あらすじを最終話までお届け!
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コロンブスレコードにて
裕一が専属契約を結べたのは、巨匠・小山田耕三が推薦してくれたおかげでした。
サロンで小山田を見つけた裕一は、勇気を振り絞って声を掛けました。
「お・・・小山田先生!は・・・始めまして・・・こ・・・古山裕一です!」
そして、いつか小山田と同じ『青レーベル』で音楽が書けるように精進しますと、声を振り絞るのでした。
裕一の挨拶を聞いていた小山田は、「君は赤レーベル専属の作曲家だよね?」と、わきまえろとばかりに一言を浴びせます。
そして、付き人の男たちにうながされると、小山田はサロンを後にするのでした。
古山家にて・・・
帰宅した裕一は、すぐに書斎に籠りました。
裕一は、小山田先生に推薦されたにもかかわらず、一曲も採用されていない現実に自らをふるい立たせます。
寝食を忘れ、取りつかれたように作曲に没頭します。
そんな裕一を、妻の音は心配します。
しかし、裕一は手を止めることなく「早く結果を出さないと・・・小山田先生の顔に泥を塗るわけにはいかない」と、ますます自分を追い込むのでした。
コロンブスレコードにて
「はあ?・・・書き直す度にひどくなっているってどういうことよ!」
裕一の楽譜を見たディレクター・廿日市は、怒りを通り越して呆れ果てます。
そして、課題曲は他の作家に任せると言い捨て、その場を立ち去るのでした。
音楽学校にて・・・
音は、『椿姫』のプリマドンナ、『ヴィオレッタ役選考会』に挑戦することを決めました。
そして、大本命と目されているクラスメートの夏目千鶴子に、応募したことを伝えます。
千鶴子の足元には及ばないが「やらずに後悔するより、やって後悔した方がいいから…」と、亡き父・安隆の言葉を口にします。
そんな音に、千鶴子はなぜか好感を覚えるのでした。
古山家にて・・・
音の『選考会』当日の朝、心労が重なった裕一が胃痛で倒れてしまいました。
心配する音を、裕一は選考会に行くように背中を押します。
音は喫茶『バンブー』の保と恵に、裕一を託して、選考会に向かうのでした。
選考会会場にて・・・
選考会が始まる9時になり、講師が話を始めた直後に音は会場に到着しました。
しかし、審査員から遅刻を理由に「受験資格の失効」を告げられてしまうのでした。
すると、クラスメートの千鶴子が「私の時計は8時59分を指しております」と、声を上げます。
さらに、同席していたプリンス久志も「僕の時計もです」と機転を利かせ、音を招き入れたのでした。
音は、二人のおかげで選考会に臨むことができ、無事に一次選考を通過したのでした。
選考会の後・・・
「おめでとう!裕一もきっと喜ぶよ」
プリンス久志が祝福しますが、音は素直に喜べませんでした。
音は、早く世間に認めてもらおうと焦っている裕一のことを心配し、久志に相談します。
「分かった、僕に任せて!」
久志は自信ありげに言うのでした。
数日後・・・
古山家に、学生服姿の武骨な男たちが押しかけてきました。
オロオロする裕一に、代表の男は、早稲田大学応援部5代目団長・田中隆(たなかたかし)と名乗るのでした・・・
つづく
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【エール】ネタバレあらすじ7週35話|感想を最終話まで!
*ネタバレ予告時点での感想です。放送後に追記掲載します。
憧れの小山田先生の初対面!

【エール】は志村けんさんの遺作
裕一くんが憧れる小山田先生は、裕一くんの推薦人でした。
少年時代に音楽に目覚めた裕一くんは、お父さんの三郎に買ってもらった小山田先生の『作曲入門』を参考にして、独学で作曲を始めましたよね。
また、商業学校時代には「小山田先生のような、西洋音楽を作曲する音楽家になる」と、力強く宣言していましたよね。
裕一くんからすれば、神様のような存在でしょうね。
ところで、裕一くんのモデル・古関裕而さんは、1929年(昭和4年)にイギリスの『チェスター楽譜出版社』が主催した作曲コンクールで、二等入賞を果たしました。
この入賞によって、古関さんは、同出版社の運営する『作曲家協会』の会員になったそうです。
その協会は、当時の現代音楽の一流作曲家だけが入ることが許された会で、ヨーロッパを中心に世界各国の名だたる作曲家が並んでいました。
その中で、一人だけ日本人の会員がいました。その唯一の会員こそ、小山田耕三のモデルとなった、作曲家・山田耕筰(やまだこうさく)さんです。
古関さんも偉大ですが、山田さんも偉大な方だと改めて感じますよね。
裕一くんと小山田先生の対面は、【エール】の重要シーンの一つとなるはずです。
カッチカチに緊張する裕一くんと、クールに振る舞う小山田先生のやりとりに注目です~♪