朝ドラ「エール」
ネタバレあらすじ感想
2020年6月16日(火)放送
エール第12週テーマ
「アナザーストーリー/父、帰る(後編)」
【エール】ネタバレ12週57話|あらすじを最終話までお届け!
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豊橋・関内家にて
あの世から一泊二日でこの世に戻った安隆は、豊橋の自宅を訪ねました。
馬具の作業場に足を踏み入れた安隆は、信頼する職人・岩城の仕事ぶりにあらためて感心します。
そこに、岩城が入ってきました。
勘の鋭い岩城は、『何か』の気配を感じ、角棒を手に取り警戒します。
すると、安隆の妻・光子が顔を出しました。
「えええええぇぇぇぇ~」
光子は、幽霊姿の安隆を見て、悲鳴を上げるのでした。
居間にて・・・
突然の出来事に混乱する光子。
しかし、何気ない会話を少しやり取りすると「あなただわ、間違いない!」と目を細めました。
いつもの妻に安心した安隆ですが、いざとなると何を話していいか分からないとうなだれます。
すると、光子は「踊る?」と手を差し出しました。
安隆と光子は、昔のようにステップを踏み踊ると、一瞬で時間を取り戻すのでした。
夫婦の会話・・・
近況を話した光子は、小説家を目指す三女・梅が悩んでいると明かします。
その理由は、10日ほど前に届いた手紙でした。
梅の唯一の友達で、文学を教えてあげた同級生・結(ゆい)が、梅よりも先に小説コンクールで新人賞を取っていたのです。
結は、梅のために編集者を紹介すると伝えてきたと光子は話します。
「良かったじゃんか~、持つべきものは友だな!」
安隆は、豊橋名物のちくわを食べながら喜びました。
梅の微妙な心境がわからない安隆に呆れた光子ですが、「安隆さんのそういうところが好き!」と微笑みます。
しかし光子は、手紙が届いて以来梅が心を閉ざしているためお手上げだと、ため息を漏らすのでした。
梅の部屋にて・・・
「恨めしや・・・」
帰宅した梅を驚かそうとする安隆。
しかし、梅は動じることなく、すんなり父を受け入れました。
新人賞を取った結のことを切り出した安隆は、梅に正直な気持ちを聞きます。
「悔しい・・・」
梅は本音を明かしました。
すると、安隆は「負けを受け入れるから、人は成長したり違うことに挑戦できるんだ」と優しく諭します。
そして、自分の経験談として、職人の岩城に勝てないから経営に専念することにしたと打ち明けました。
意外な事実を知った梅は、岩城は母・光子が好きだと言い、「再婚するって言ったらつらい?」とたずねました。
一瞬考えた安隆は、二人とも大好きだから嬉しいと顔をほころばせました。
拍子抜けして笑い出した梅は、あらためて父の大きさを実感します。
そして、今まで全てのことを斜めから見ていたと言い反省した梅。
「これからはまっすぐ生きてみる。お父さんを見習って!」
そう決意した梅は安隆に抱き着き、幼い頃のように父の温もりを確かめるのでした。
台所にて・・・
「仕事も子どもも・・・大変だったろうな」
安隆が労いの言葉を掛けると、妻の光子は感極まります。
光子の肩に手を置いた安隆は、「みんなそれぞれ幸せを見つけとって安心した」と微笑むと、別れを告げました。
目に涙を浮かべた光子は、「またあの世で」と再会を約束するのでした。
作業場にて・・・
安隆は、最後にもう一度作業場に寄りました。
職人の岩城宛に、『再婚を許す』とメモを置きました。
メモに気づいた岩城は、『俺は、安隆さんといるおかみさんが好きなんです』と、書き添えました。
岩城の思いを知った安隆は、静かにあの世へと帰るのでした・・・
父、帰る編・おわり
◆岩城役・吉原さん歴代最年少で主役を張ったあのミュージカルとは?▶
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【エール】ネタバレあらすじ12週57話|感想を最終話まで!
素晴らしいファンタジー♪
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ドタバタを繰り広げるスピンオフだと思っていたのに、朝から涙がポロポロ・・・。
昨日の前編、今日の後編と愛にあふれた素晴らしいエピソードでした。
この世を満喫する安隆さんですが、気になるのはやっぱり妻と3人の娘たちのことでした。
長女・吟ちゃんをのぞいて、妻の光子さん、次女の音ちゃん&孫の華ちゃん、三女の梅ちゃんには思いを伝えられて良かったですね。
特に、音ちゃんと梅ちゃんへのメッセージは、今後の本編に大きな影響を与えそうですね。
しかし、安隆さんの大きな心に頭が下がるばかりです。
再び宝くじに当たって、この世に戻ってきてくれるよう願いたいと思います♪
豊橋名物のちくわ!
「エール放送記念!ヒロイン音ちゃんのモデル「古関金子ちゃんじゃんね♪」セット」新発売です!
朝ドラのヒロインのモデル古関金子さんを漫画家・佐野妙先生がデザインした焼き印入り蒲鉾とちくわのセットです。
#ヤマサちくわ #佐野妙 #豊橋 #朝ドラ #エール #かまぼこ https://t.co/PYcVcOVIiw pic.twitter.com/mjTiVS0MIr— ヤマサちくわ (@yamasachikuwa) April 16, 2020
関内家だけでなく、古山家の食卓にも度々と登場する『ちくわ』
今日の放送でも、安隆さんが懐かしそうにパクついていましたよね。
【エール】モデルの古関裕而・金子夫妻の長男の古関正裕さんによれば、ちくわは古関家の食卓に欠かせないものだったそうです。
金子さんのお気に入りは、豊橋市内のちくわメーカー『ヤマサちくわ』だったそうですよ。
同社は、1827年(江戸後期・文政10年/西郷隆盛の誕生年)に誕生した老舗です。
古関裕而さんは結婚と同時に『ヤマサちくわ』を日常的に食べるようになり、なんと福島に里帰りする際には同社のちくわを持っていくようにと金子さんにお願いするほどお気に入りだったそうです。
ぜひ、食べてみたくなりました~♪