朝ドラ「エール」
ネタバレあらすじ感想
2020年6月19日(金)放送
エール第12週テーマ
「アナザーストーリー/環のパリの物語(後編)」
【エール】ネタバレ12週60話|あらすじを最終話までお届け!
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アパートメントにて・・・
環の恋人で画家の嗣人(つぐひと)は、念願の個展を開催しました。
しかし、翌日の新聞では「ただただ凡庸、すべてがものまね」と酷評されてしまいました。
一方、環もイタリアで行われた『蝶々夫人』のオーディションは、二次審査で落選してしまったのでした。
ホームパーティーにて・・・
秋になり、嗣人は再びパーティーを開催しました。
そこに、舞台をプロデュースするイギリス人のアダムがやって来ました。
アダムは、ロンドンの『オペラハウス』で公演する『蝶々夫人』は、キャストを一新するので、オーディションを受けてみないかと環を誘うのでした。
環は、パーティーの後に嬉しそうに嗣人に相談しました。
すると、嗣人は「大きなチャンスだよ」と言いますが、明らかに不機嫌な態度です。
そして、「行きたければ行けばいいさ!」と、ヒステリックに叫ぶのでした。
ロンドンにて・・・
オーディションを勝ち進んだ環は、最終選考の三人に残りました。
運命の日を翌日に控える環のもとに、友人の里子が訪ねてきました。
里子は、バレエで世界を目指していたものの、差別と体格差によって諦めた過去を打ち明けます。
「世界をギャフンと言わせて!」里子は、環に自分の夢を託すのでした。
数日後・・・
画家としてなかなか認められず焦りを感じていた嗣人に、久々に嬉しい出来事が起こりました。
行きつけのカフェのオーナーから、店で個展することを勧めらたのです。
嗣人が上機嫌で帰宅すると、オーディションを終えた環がすでに帰っていました。
「合格したの。私、オペラハウスに立つ!」
環は涙を浮かべながら嗣人に報告しました。
すると、嗣人は、大舞台と街のカフェという落差に絶望し作品を壊し始めるのでした。
環が必死に励ましますが、嗣人は隠し続けてきた苦しい胸の内を口にするのでした。
「君の失敗を願ってる・・・」
そして、嫉妬があふれ自分がどんどん嫌なやつになると声を震わせます。
「俺は、君という光の影でいるのは耐えられない。歌を諦めてくれ・・・。君を愛してる」
むせび泣く嗣人は環にすがりつくように頼みました。
耐えられなくなった環は、雪空の下、部屋を飛び出すのでした。
カフェにて・・・
環は、顔なじみとなったカフェのオーナーに、悩める事情を語ります。
そして、「私は光でいたい・・・」と、胸の内を話すのでした。
オーナーは、それが君の人生だと環の決断を後押しするのでした。
翌年の春・・・
嗣人のもとを離れ、歌手の道を歩み出した環は、今や『蝶々夫人』のプリマドンナとして大活躍していました。
ロンドンのオペラハウス公演に続き、ニューヨーク公演も成功。
双浦環の名は、世界中に響き渡るようになっていたのでした。
カフェにて・・・
同じ頃、嗣人は個展を開いていました。
そこに、以前に嗣人の作品を新聞で酷評した批評家・ピエールがやって来ました。
ある作品に目を止めたピエールは、これが描けるなら将来はあると嗣人を称賛します。
そして、その作品を譲って欲しいと申し出ました。
ところが、嗣人は無理だと断り「もうそんな女性には巡り逢えませんから・・・」と、力なくつぶやきます。
そして、『蝶々夫人』を演じる環を描いた作品を、悲しそうに見つめるのでした・・・
環のパリの物語・おわり
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【エール】ネタバレあらすじ12週60話|感想を最終話まで!
世界的名声の裏に、悲しき恋の結末
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名声を手にした環さんの背景に、悲しくほろ苦い恋がありました。
嗣人さんが出会った頃の環さんは無名の留学生。
しかし、時がたつと環さんの評価が高まり、嗣人さんの周りは環さんのことばかり話題になる展開へ・・・
恋人としては応援したいけど、表現者として焦りと嫉妬を感じていく姿は見ていてつらかったですね。
一方で、環さんは、嗣人さんが喜んでくれると信じて疑いませんでした。
それだけに、歌をやめてくれ発言は相当にショックだったでしょうね。
前作【スカーレット】でも、ヒロインの喜美ちゃんが陶芸家としてメキメキ頭角を現し、夫のハチさんが苦悩を抱えていく様子が描かれましたよね。
表現者同士のカップルの葛藤と決断が【エール】でも残酷に描かれてしまいました。
古山夫妻の「夢も子どもも夫婦二人で育てていく」という決意の行方に注目ですね♪
あのダバディさんが俳優に!
絵画の批評家・ピエール役にフローラン・ダバディさんが出演されました!
カフェの店主のフィリップ役、ピーター・フランクルさんと前室にて📷✨#朝ドラエール#フローラン・ダバディ#ピーター・フランクル#3月中旬に撮影 pic.twitter.com/qUJae9vUNF— 連続テレビ小説「エール」 (@asadora_nhk) June 19, 2020
批評家役として、フローラン・ダバディさんが俳優デビューしました!
ダバディさんは、サッカー日本代表のフィリップ・トルシエ元監督の通訳として有名ですよね。
フランス・パリの出身で、1974年(昭和49年)11月1日生まれ。2020年に46歳になります。
本業はキャスター、ジャーナリストで、母国語のフランス語に加えて日本語、英語など7カ国語を操るマルチリンガルだそうです!
そして、カフェのマスター役で出演したピーター・フランクルさんも日本で有名な方ですよね。
フランクルさんハンガリー出身で、1953年(昭和28年)3月26日生まれ、現在67歳になります。
フランクルさんは、なんと世界的な数学者でもあります。
そして、12言語を大学で講義ができるレベルでマスターしているとも。
フランクルさんは、大河ドラマ『龍馬伝』(2010年)で駐日フランス公使役を演じました。
【エール】で好演したダバディさん、フランクフルさんの今後の俳優活動が楽しみですね♪