『ほっしゃん』こと星田英利(ほしだひでとし)さんが、朝ドラ【おちょやん】キャスト・須賀廼家千之助(すがのやせんのすけ)役で出演します。
ここでは、【おちょやん】キャスト・須賀廼家千之助の役柄と、星田英利さんのプロフィールを紹介します。
【おちょやん】キャスト須千之助役|星田英利さんの役柄とは?

須賀廼家千之助役の星田英利さん
喜劇界のアドリブ王と異名をとる実力者で、自分の芸に絶対の自信を持っています。
かつて、一平(成田凌)の父・天海天海(あまみてんかい)とともに喜劇一座を率いたことがありました。
千之助は、一平とヒロイン・千代(杉咲花)の師匠になる一方で、二人のライバルとしてしのぎを削ります。
一方で、性格は破天荒で、トラブルメーカーとなって騒動の原因になることも・・・
千之助のモデルは、戦前戦後に活躍した喜劇役者の曾我廼家十吾(そがのやじゅうご)さんです。
【おちょやん】キャスト千之助役|星田英利さんのプロフィール
星田英利(ほしだひでとし)さんは、1971年8月6日生まれで、2020年に49歳になりました。
旧芸名『ほっしゃん。』の愛称でも親しまれています。
出身は大阪府阪南市で、所属は『吉本興業東京本社』です。
同事務所は、明石家さんまさん、ダウンタウン、ナインティナインなど総勢6000人以上が所属する巨大プロダクションです。
星田さんはお笑い芸人のイメージが強いと思いますが、近年は俳優として活躍しています。
2019年には、『スパイラル~町工場の奇跡~』(2019年・テレビ東京)など3本のテレビドラマと3本の映画に出演するなど、存在感のある脇役の一人として実績を重ねています。
また、こまめにツイッターでつぶやく芸能人としても知られています。
現場で旧知の女性スタッフとコロナ対応の話をしていて「今後、ドラマ・映画のキスシーンとかどうすんねんやろ?な!」と熱く言ったら、「アンタ関係ないやん」と冷たく言われた48歳の夏。
— 星田 英利 (@hosshiyan) July 22, 2020
ツイッターでは芸人らしいクスっとする投稿や、時には社会を鋭く切り取ったりするなどしていて、星田さんの横顔が知ることができますよ。
【おちょやん】キャスト千之助役・星田英利さん|ほっしゃん。を改名した理由とは?
星田英利さんといえば、旧芸名の『ほっしゃん。』の方が一般的には浸透していますよね。
もともと「ほっしゃん」と呼ばれていたそうですが、ナインティナインの矢部浩之さんが芸名にすることをすすめたそうです。
さらに、音楽プロデューサー・つんくさんから、「。(まる)」を付けることを助言されて『ほっしゃん。』になったとか。
星田さんは『ほっしゃん。』の名前で出場した『第3回R-1ぐらんぷり』(2005年)で優勝し、広く名前を知られることになりました。

2005年に『R1ぐらんぷり』優勝
しかし、2014年に本名・星田英利に改名してしまいました。
『ほっしゃん。』としてブレイクして以来、ずっと親しまれてきたのに、なぜ改名をしたのでしょうか。
きっかけは、挨拶の時に自分の名前を噛んでしまったことだったそうです。
笑いのネタにしてもよいエピソードですが、星田さんは「引退するか」「名前を変えるか」と悩み、最終的に本名で活動することを選びました。
改名にあたり、星田さんは「噛まない方は、今までどおり気軽にほっしゃんて呼んでください」とコメントしています。
もしも噛まなければ、今でも『ほっしゃん。』だったのでしょうかね^^
【おちょやん】キャスト千之助役・星田英利さん|元相方への覚悟とは?
かつで、星田英利さんは、人気タレントの宮川大輔さんとお笑いコンビ『チュパチャップス』を組んでいました。
お二人は吉本興業の新人タレント養成所・NSCの9期生として出会い、星田さんが宮川さんを誘って1991年にコンビを結成します。
そして、同年に結成された吉本興業の若手芸人によるダンスお笑いユニット『吉本印天然素材(よしもとじるしてんねんそざい)』の立ち上げメンバーに入りました。
同ユニットには、『チュッパチャップス』のほかに『雨上がり決死隊』『ナインティナイン』『FUJIWARA』『バッファロー吾郎』などが名を連ねていました。
▼吉本印天然素材のメンバー
当時は、みんな無名だったそうですが、今見ると豪華な顔触れですよね。
コンビ解散の原因は?
1999年に『吉本印天然素材』の解散が決まり、同時に『チュパチャップス』も解散することに!
解散の原因は、役者の仕事に興味を持ち始めた宮川大輔さんがお笑いの仕事に向き合えなくなったことだといわれ、次第に二人は距離を置いていったそうです。
やがて、二人は会話を交わさないほど関係性が悪化していきます。
ついには、重い空気に耐えかねた宮川さんが解散を切り出し、星田さんが合意する形でコンビは解散。
その後、星田さんと宮川さんはそれぞれピン芸人として活動を始め、現在に至っています。
同じ夢を追い続け、お互いをよく知る間柄だけに決断せざるをえなかったのかもしれませんね。
とにかく結果論で言えば、二人ともピンで成功しましたから、良い決断だったのではないでしょうか。
星田さんと宮川さんの覚悟
解散して距離を置いた星田さんと宮川さん。現在は程よい距離感を保ちながら良好な関係を築いています。

元相方の宮川大輔さん
2016年にテレビ番組の企画で対談した二人は、解散当時を振り返り「お互いを嫌いにならないため、お笑いを嫌いにならないために必要な決断だった」と話しています。
そして、もしも相手が先に亡くなった場合には自分が弔事を読むという覚悟をしているとも。
ベッタリ仲良しという関係ではないようですが、気持ちの上では、生涯を通してお互いを「相方」と見ていることが感じられるエピソードですね。
【おちょやん】キャスト須千之助役・星田英利さん|2回目のプロポーズとは?
星田英利さんは、ちょっと驚きの恋愛・家族遍歴を持っています。
結婚、不倫からの離婚へ
『R-1ぐらんぷり』で優勝して仕事が軌道に乗った星田さんは、2007年に10年間同棲していた女性と結婚しました。
奥様は元管理栄養士兼調理師で、下積み時代の星田さんを支え続けていた方です。
2009年にはお子さんも生まれ、まさに順風満帆でしたが・・・。
結婚5年後に離婚
2012年、星田夫妻は離婚しました。
離婚の原因は、星田さんが女優の尾野真知子さんと不倫をしたことと言われています。

女優・尾野真知子さん
このとの始まりは、2012年6月にスクープされた深夜の密会です。
報道直後に、星田さんと尾野さんは「友達関係」だと否定して、笑いのネタにしました。
しかし、同年11月に熱海不倫旅行をスクープされたことで、離婚が決定的になったといわれています。
ちなみに、星田さんと尾野さんは、朝ドラ【カーネーション】(2011年下半期)での共演をきっかけに急接近したと言われています。
2回もスクープされたとなると、さすがに奥様も許せなかったのでしょうね。
2度目のプロポーズ
離婚から3年後の2015年のことです。
星田さんは、出演した『人志松本のすべらない話』(フジテレビ)で衝撃の事実を語りました。
なんと、元奥様とこっそりと再婚したと明かしたのです。
離婚後も元奥様とお子さんと良好な関係を続けていた星田さん。
3人で会っている時にお子さんの「ボクはママ守ってるもん!」という言葉に心を動かされを、星田さんが奥様に2度目のプロポーズをすると受け入れられたのだとか。
まさに「子はかすがい」ということでしょうか。
そして、2度目の結婚から1年後の2016年には、第二子が誕生しています。
星田英利さんの出演経歴
NHK朝ドラは、『カーネーション』(2011年下半期)北村達雄役、『まれ』(2015年上半期)蒔絵師・葛西役、『おちょやん』(2020年下半期)須賀廼家千之助役で3度目の出演です。
NHK大河ドラマは、『花燃ゆ』(2015年)小野為八役、『おんな城主直虎』(2017年)刀傷の男役で出演。
最近の出演ドラマは、『砂の器』(2019年・フジテレビ)山岡友也役、『スパイラル~町工場の奇跡~』(2019年・テレビ東京)田端英二役、『ブラック校則』(2019年・日本テレビ)手代木豊役で出演しています。
最近の出演映画は、『宮本から君へ』(2019年)小田三紀彦役、『ブラック校則』(2019年)手代木豊役、『WALKING MAN』(2019年)柳下勝弘役、『酔うと化け物になる父がつらい』(2020年)中谷役等で出演しています。
また、バラエティ番組、インターネット番組などでも活躍しています。
【おちょやん】キャスト千之助役|ほっしゃん星田英利さんの役柄とプロフ・2回目のプロポーズとは?|まとめ
【おちょやん】キャスト須賀廼家千之助(すがのやせんのすけ)役の、星田英利さんの役柄とプロフィールをご紹介しました。
星田さんが演じる千之助は、喜劇界のアドリブ王と呼ばれる自他ともに認める実力者とのことです。
また、喜劇役者となるヒロイン・千代(演:杉咲花)と夫・一平(演:成田凌)に深く関わる人物です。
お笑い芸人として頂点を極め、私生活でも波乱万丈の経歴を重ねてきた星田さんの経験は、千之助役に大いに活かされるのではないでしょうか。
【おちょやん】での俳優・星田英利さんの演技に注目です~♪