NHK朝ドラ 「あさが来た」
ネタバレあらすじ感想6週
2015年11月5日(木)放送
あさが来た6週テーマ「妻の決心、夫の決意」
あさが来た ネタバレあらすじ 6週・34話
はつの苦しみように、よのを始め、うめや女中たちも加え、大騒ぎになりました。
はつを離れの座敷につれて行き、急ごしらえの出産の準備が始まります。
「おはつさんが生れそうってほんまか?!」
自分の事のように喜ぶ新次郎を見て、あさは負い目にも似た感情がよぎります・・・
と、その時、そんな一切を吹き飛ばすかのような元気な産声が聞こえます。
「やったー、お姉ちゃんがやや子を産みはった!」あさと新次郎は、我が事のように手を取り合って喜ぶのでした。
やがて数日後、はつは加野屋の正吉やよのにも見送られ加野屋を後にします。
近所までと、あさも後を追います。
よのは、ため息まじりに「あれがうちの孫やったら・・・」と言い、跡継ぎを誕生を心待ちにしているよのは、つい「やっぱり、おはつさんがうちの嫁やったらよかったのになぁ・・・」と、思わず言ってしまうのでした。
明治4年(1871年)明治政府は「廃藩置県」の令を下します。明治政府は、藩の負債を肩代わりするとは言っていますが、古い借金は棒引き、新しい借金も無利息の50年の年賦だと言います。両替屋はどこも頭を抱えてしまいます。
そんなある日、新次郎に石炭の話をした、三味線仲間の旦那・山屋与平が加野屋を訪ねてきました。九州の炭鉱が売りに出されているというのです。
あさは乗り気ですが・・・
すると、大旦那・正吉はあさの覚悟を問います。
嫁が長いこと家を空けるなんて、許されん事・・・と、前置きし「それでもやりたいと言うのなら、私はもう止めしまへん」と、含みのある表情であさを見ます。
あさは、寝室で地図を広げ九州・筑前までの道のりをながめていました。
そこに、新次郎が入ってきます。
九州に話し合いに行くには、長期間新次郎のお世話が出来なくなってしまう・・・
思いつめたあさは「お家の為にお目掛さんを囲ってください」と新次郎に言うのでした。
あさが来た 6週・34話・感想まとめ
▮【今日のおめでた~方面】
はつの赤ちゃんが生まれるのを、自分の子供や孫が生まれてくるかのようにそわそわする白岡家の人々、皆さんの表情が良かったですね!!ハラハラわくわくが凄く伝わってきました。
かわいい赤ちゃんをみて、よのさんの暴走がまた始まってしまいました。
うちらにもあんな可愛らしい孫がいてもいいのにと思うのはしょうがないとしても「はつさんがうちのお嫁さんならよかったのに・・・」と、これはさすがにまずいでしょ~!
よのさん、思わず本音が出てしまったのでしょうが、残念なことに、それをまた、あさがちょうど聞いてしまい・・・聞いていない素振りで作り笑い・・・。(*´д`*)ハハハ
はつお姉ちゃんが家族が住む納屋に帰ると、栄達お父ちゃんは、本当に喜びますが菊さんの態度は相変わらず冷たく、赤ちゃんを抱こうともしませんでした。
あの態度かなり残念な気持ちにさせられました「ええかげん、現実を受け入れてくださいよ~!!」て、感じですね。(`ェ´)ピャー
いつまであの態度で通すんでしょうか?!いずれは笑顔で向き合える家族になってほしいと願わずにはいられません。きっと来ると思うんですけどね・・・
それはそうと、惣兵衛さんはどこに行ってしまったのでしょうか??はつが人知れず陰で泣いている姿が、見ていて不憫でなりませんよ~。
惣兵衛さんが、新次郎さんと再会し飲んでいるときに「あさは新次郎さんにそこまで愛されて幸せだな。それに比べてはつは・・・」と、言葉を濁した時に心配してました。
きっと自分は、はつの大好きな琴を弾かせることもできず、そればかりか嫁入り道具や大切な琴を売ってしまったこと(菊の仕業ですが)などで、負い目があったのでしょうね。
はつを幸せにできていない現実から逃げ出してしまったのでしょうか?
どちらにしても早く出てきて、わが子を抱いてほしい!!です。
▮【新しい商い方面】
明治4年中央集権を図るべく政府は廃藩置県を行いました。そのため負債などの条件が両替商にとってかなり不利で厳しい現状となってしまいます。
これを乗り越えられずに、大阪の多くの両替屋が倒産したそうですが・・・。
そこであさは、やはり新事業を立ち上げることが、加野屋を救うカギだと大旦那様・正吉さんに迫るのですが、正吉さんはあさの覚悟を確めるとともに、忠興お父さんと同じ言い方で
「やると決めたのなら止めることはしない」なんて、含みのある言い方をしました。
正吉さんも新規事業への進出は絶対必要としながらも、炭鉱事業の難しさも理解しています。とは言え、今の加野屋の人材でそれを任せられる人物はいません。( ´Д`)=3ハァ…
当時は炭鉱事態が危険な職場で、さらに、そこに集まる人達も気の荒い男衆が多く、デスクワークしかした事のない自分たちでは無理と、判断した経緯があります。
でも、先日忠興お父さんに話していたように、あさなら持ち前の柔軟さで何とかなるかも・・・という期待もあったのでしょうか?。
でも女性のあさに、そんな危険なところに行けとは、当時としてはさすがに言えませんよね。その苦渋の結果が「やると決めたのなら止めることはしない」という言い方だったのではないでしょうか。
正吉さんも、悩んだ末の言い方だったんでしょうね。それだけ、加野屋も危機に瀕していたと言う事なんでしょうか。
▮【今日のあさ方面】
はつお姉ちゃんの赤ちゃんを抱いて、嫁として白岡家の跡取りを授かることの大切さを実感したあさですが、それ以上に、炭鉱事業で加野屋を成功させたい「あさ流の、お家を守りたい」との気持ちの方が強いのも事実です。
その結果あさが出した苦渋の選択は、新次郎さんに「どうかお家の為に目掛を囲っておくれやす!」と、涙ながらのお願いです。
自分の口からお目掛さんをどうぞ作ってくださいなんて、びっくりポン。本当は絶対に目掛なんて作ってほしくない!と叫びたい気持ちだったと思うのですがね。
と思いきや・・・
リアルあさ(広岡浅子)さんの場合、実は、自分のお供で連れてきた“小藤”という女性を、リアル新次郎(広岡信五郎)さんに側室として推薦?し、小藤は4人の子供を産みます。
ええ~っ!!(´゚д゚`)
はい、事実は小説よりも奇なり・・・です。
ではでは
感想byあさひめ