朝ドラ「エール」
ネタバレあらすじ感想
2020年10月2日(金)放送
エール第16週テーマ
「不協和音」
【エール】ネタバレ16週80話|あらすじを最終話までお届け!
スポンサーリンク
古山家にて・・・
『音楽挺身隊』に入隊して、再び歌う喜びを感じる音。
慰問先で観客と合唱する選曲を任された音は、張り切っていました。
そんな音を見て、裕一と華は喜んでいました。
そんな夜、一升瓶を手にした鉄男が、めずらしく木枯を連れてやって来たのでした。
書斎にて・・・
気の置けない友人たちの酒盛りが始まりました。
饒舌になった鉄男と裕一は、木枯の作る曲の素晴らしさで盛り上がります。
すると木枯は、いまの空気になじまない軟弱な曲だから、最近は全然採用されないと明かします。
しかし、自分を曲げてまで書く気はないと言わんばかりに、「俺そういうの無理だし」と、話すのでした。
すると、木枯に共感した鉄男が「今の音楽業界に違和感がある」と、言い出します。
そして、いったん作詞活動から離れるために、新聞記者に戻ったのだと打ち明けるのでした。
一躍時の人となった裕一とは違って、鉄男も木枯も、戦争一辺倒の風潮を受け入れられずにいました。
一方で、次々と曲を提供し続ける裕一は、「お国のために頑張っている人を応援したいだけ」と、一途な気持ちを口にするのでした。
翌日・・・
古山一家と、昨夜泊まった鉄男が、喫茶『竹』へ。
すると、保と恵が今日で店を閉めると報告しました。
いつも朗らかな恵が、元気なく明かします。
夫・保が『勤労動員』で招集され、工場で働くことになったというのでした。
裕一は、日曜日ながら今からラジオ局に行って『ニュース歌謡』を作るといいます。
すると鉄男は、『大本営発表』と戦況は大きく違うようだと深刻な顔をします。
裕一は、事実と違うなら軍も新聞社もどうして報道しないのかと反論します。
しかし、鉄男は「単純な問題じゃねえんだよ!」と声を荒げ、言いたくても言えないもどかしさに苛立つのでした。
報国音楽協会にて・・・
選曲した合唱曲のリストを隊員仲間に見せた音。
歌いやすくて心豊かになれる曲ばかりだと、隊員たちは胸を躍らせました。
しかし、リストを見た顧問・神林は、生ぬるい選曲だと一蹴します。
そして、『音楽は軍需品』だと言い、「戦争の役に立たない音楽などいらないのです!」と、音をにらみつけるのでした。
すると音が、口を開きます。
「音楽を聴いて誰がどう思うかは人ぞれぞれで・・・」
聞いていた神林は、話にならないとあきれ顔で答えます。
そして、「挺身隊に非国民は必要ありません!」と言うと、音に脱退を命じるのでした。
古山家の中庭にて・・・
「さすがにこたえるね・・・」
落ち込む音は、『挺身隊』での出来事を裕一に話しました。
そして、同じ考えを強制する、今の世の中が嫌だと口にします。
さらに、自分の国は好きだが、その前に家族や友人が幸せでいて欲しいとしみじみと語るのでした。
音の話に耳を傾けていた裕一。
「この国に生きる人間として、できることをやっていくしかないんじゃないかな」と、裕一は自分に言い聞かせるように話すのでした。
その時、玄関で声がしました。
「ごめんください」
玄関にて・・・
裕一が玄関に出ると、国民服姿の見知らぬ男がいます。
「古山裕一さんですか。おめでとうございます。召集令状です」
そう事務的に男は言い、令状を裕一に渡すのでした・・・
つづく
スポンサーリンク
【エール】ネタバレあらすじ16週80話|予告ポイント
裕一くんが孤立?
この投稿をInstagramで見る
戦争に対するスタンスの違いが、明確になりそうです。
裕一くんは、戦時歌謡の第一人者としてまつり上げられています。
これまで、軍やメディアからオファーがあれば、誠実に対応してきました。
戦争うんぬんではなく、音楽にまっすぐで真面目な性格がそうさせているんでしょうね。
一方で、裕一くんの周囲では、戦争に加担していることに疑問を抱くようになります。
音ちゃんは歌うことを考え直し始めました。
鉄男くんは、規制された歌詞が書きたくなくて記者に戻りました。
木枯くんも、自分の想いとは違うものを提供しようとは思っていない。
もしも、自分がその立場なら、どんな行動を取るのか悩んでしまいますね。
信念にもとづいて動く人、本音と建て前を使い分けるのが上手い人、我慢している人、何も考えずに時代に流されている人など・・・
そんな視点で登場人物を見てみると面白そうですね。
久々登場の木枯くん!
この投稿をInstagramで見る
裕一くんと『コロンブスレコード』同期入社の木枯くんが久々に登場です。
東京編がスタートした頃は、裕一くんの良き相談相手として頻繁に登場していましたが、最近すっかりご無沙汰でした。
前回の登場はなんと第11週51話。鉄男くんの屋台で、故郷の母への思いを語っていましたよね。
これを機に、頻繁に登場してくれることを期待したいです~