NHK朝ドラ 「あさが来た」
ネタバレあらすじ感想7週38話
2015年11月10日(火)放送
あさが来た7週テーマ「だんな様の秘密」
あさが来た ネタバレあらすじ感想・最終回まで 7週38話
荒っぽい男たちの視線があさを威圧する中、あさは懸命に炭坑の重要性を説きますが、坑夫からは一斉にヤジが飛びます。
一触即発のところを宮部と亀助があさを引きずりながら連れ去ります。
親分の治郎作が、やれやれという目でそれを追います。
一方、その頃大阪では・・・
姉・はつの子、藍之助は1歳になりました。そこに、加野屋の奥・よのがお菓子などをお土産にやって来ます。
納屋暮らしの藍之助を不憫に思いながら、加野屋の嫁になっていたかもしれないはつに、加野屋で暮らしたらと勧めますが、はつはよのの心遣いに感謝しながらも、丁寧に断るのでした。
九州の炭鉱では、誰も働こうとしないままに、また1日が暮れようとしていました。
あさが、事務所で新次郎に手紙を書いています。
すると、そこにカズが握り飯を持ってやって来ました。カズは親分・治郎作の妻でした。あさは、持ち前の気安さでカズと話し出し、炭坑の事をいろいろと教わるのでした。
翌朝、なにを思ったかあさは提灯を手に、坑道の前に立ちます。
そして、その坑道にひとり足を踏みいれます。それを見つけた治郎作が、血相を変えて後を追います。
「な、なんしちょるとか。コラッー!」
有無を言わさず、手を引かれあさは坑道の外に引きずり出されます。
そして、いきなり治郎作の平手打ちがあさの頬にとびます。
えっええ~!あさは、なにがなんだか分かりません・・・つづく
□ピストル以上のあさの武器は?(41話)
□五代があさを例えた動物は?(52話)
あさが来た 7週38話・感想まとめ
▮【今日の炭坑方面】
あさの渾身の説得も全くもって炭坑夫たちには伝わらず・・・。
まあ、九州男児に限らず、当時の男性なら誰しもが女性の言いなりになんか、という風潮ですからね、なかなか前途多難のようですね。
そんな中、よき理解者になってくれそうな人が出てきましたね。親分の妻・カズさんです。
同じ女性同士として、妻として意気投合しそうな予感が・・・。
確かに毎日飲んだくれて仕事をしてもらわないと家族はたまりませんからね。あさの頑張りに、カズも望みを託しているようでした。
▮【今日の菊とよの方面】
藍之介くんは1歳になって可愛らし~~♡。
菊も言葉では冷たいことを言っていますが、本当は可愛い孫と思っている様子に、ほっとしました。
お灸をしてもらいながら、藍之助くんをあやす顔に思わずこちらも(*^。^*)クスリ・・・。
ホントはいいお婆ちゃん?なんて期待せずにはいられませんでした。
そんな中、加野屋のよのさんが差し入れを持って藍之助くんに会いにやって来ますが、なんとここでも、本当ははつが加野屋に嫁ぐはずだったと、本来秘密の話がいとも簡単に話され、さらに、藍之助くんの為にも加野屋に来ては?なんて、誘います。
きびしい境遇になってから、二度も聞かされるこの話は、今後、ひょんなところで新次郎さんとはつお姉ちゃんの間でも交わされることになります。ちょっとハラハラな感じで・・・
まあ、その伏線にもなっているんでしょうかね。
それにしても、よのさんは子供の名前を間違えたり、なかなか覚えられなかったりと、あの天然ぶりを見る限りでは愉快なひとですよね。
菊さんとは全く違う一見おっとりした性格に見えるんですが、実は、この方もお家の為には「お妾さんを!」と、けっこうシビアなことまで考える人ですからね。
まあ、「イケズな菊さんと、天然なよのさん」という対比は面白いんですが、今日のシーンでも見られるように、それぞれに、その反面もあるというところが、またこのドラマを興味深くさせてくれるところなんでしょうね。
▮【今日のあさ方面】
長い道のりを歩きつづけ、ようやくたどり着いた途端、このバトルです。もうくたくたのはずのあさ・・・?、と思いきや、「米送れ」の手紙を書き長期戦を覚悟します。
この辺が、並みの男でもかなわないあさパワーです。
大変です、坑夫たちは大きな誤算をしているようです。唯一、治郎作親分だけが何かを感じているようでした。さすが親分、並みの坑夫とは人を見る目が違いますね。
でも、親分いきなり平手打ちはさすがにちょっとやり過ぎでしょ!と突っ込みたくなりますが、それくらいやってはいけないことを、あさはやらかしてしまったという感じですね。
きっと、忠興お父ちゃんがいたら、「おいどだせ!おいどを!!」って感じの叱られ方をされるくらい、まずいことだったんじゃないでしょうか。
お話変わりますが・・・
ところで、この「あさが来た」のセットはどの場面もとてもリアルですね。
セット作りの方たちもリアルさを表現するために、色々工夫をされてるみたいですよ♪
今回あさが入っていった坑道も目を引きました。地面のざらつきや空気のほこりっぽさなどリアルに再現されていましたよね。坑道入口の岩も本物の岩山さながらに雑草がはびこって、ごつごつした岩の質感も素晴らしいですね、さすがNHKです。
炭坑夫たちが住んでいる飯場も生活感というか生活臭がにじみ出ていて、ほんとに男臭さで貧血おこしそうなくらいリアリティありますね。
そうそう、山王寺屋さんと加野屋さんのオープンセット(店の外観)は、どちらも同じお店だったんだそうですよ。
暖簾や、装飾でまったく別のお店に見えていたんですね。すごいです!
今後は、ドラマのそんなところも注目してみると、また新たな発見で楽しさも倍増かも?
さてさて、あさのビンタいたそ~でした。
柔らかいホッペのひりひりと共に、明日へとつづきます・・・
ではでは
感想byあさひめ