NHK朝ドラ 「あさが来た」
ネタバレあらすじ感想7週39話
2015年11月11日(水)放送
あさが来た7週テーマ「だんな様の秘密」
あさが来た ネタバレあらすじ感想・最終回まで 7週39話
いきなり治郎作の平手打ちがあさの頬にとびます。
炭坑はいつだって死と隣あわせ合わせのところだ、そんな事も知らないでと吐き捨てるように言うと、治郎作は酒瓶を手に立ち去るのでした・・・
加野屋にあさからの手紙が届きました。
炭坑夫たちとの摩擦、そこで働く女たちのたくましさが綴られた後、これからもあきらめずに説得を続けると結んでありました。
「もんまにもう・・・諦めると言う考えはあらへんのかいな」と、新次郎の心配は解けませんでした。
山王寺屋一家は、相変わらず身を隠して暮らす日々を送っています。
そこに、突然、五代友厚が訪ねてきました。はつは一瞬借金取りと思い、身を堅くします。
五代は、惣兵衛の居場所を知らせに来たのでした。
「賭場で、度々惣兵衛さんの姿が見られた・・・」危ないところなので、五代の方で詳しく調べてみると言いますが、はつはその厚意に感謝しつつも、これ以上は結構ですと断るのでした。
あさが炭鉱に来て10日が経ちました。
依然として、坑夫たちは働く気配がありません。あさが音を上げて逃げかえるのを待っているかのようでした。
事務所に戻ったあさは何気につぶやきます。「なぁ、亀助はん。旦那様・・・今ごろなにしてはるやろなぁ」新次郎が近くにいないと、こんなにも心細いものかと思い知るあさなのでした。
その頃、はつは五代から聞いた賭場の近くを一人でうろついていました。目つきの悪い男たちが行きかう中、勇気を振り絞って惣兵衛を探します。
すると、聞き覚えのある声が・・・。
目を凝らすと、惣兵衛が生気のない顔でふらりと立ち上がり、消えてゆきます。
はつが追います・・・
静かな炭坑を、今日も夜のとばりが舞い降ります。
あさは再び坑夫たちの前で、仕事をしてくれと説得しています。
しかし、男たちは冷やかし半分、誰ひとりとしてまともに取り合おうとしません。
あさがまたまた、堪忍袋の緒が切れてしまいます。激しい言い合いの中で、ついに坑夫があさの胸ぐらをつかみ、ねじ伏せようとします。
坑夫たちは一斉に身を引きます・・・つづく
あさが来た 7週39話・感想まとめ
▮【今日の炭坑方面】
今週は炭坑にやって来た途端に、緊迫したシーンの連続です。そして、ついにあさの暴走が始まります。
誰もいない坑道に入り込み、治郎作親分に見つかりビンタ「この女バカが!」の罵声をあび、しゅん・・・(ノД`) イタタタ
「バカ女」すっごいフレーズですね。こんなこと言われた経験のある人って、そうは居ないと思うんですけど、「バカな女ね・・・」とか「ダメな女・・・」とかは演歌の世界では聞いたことがありますが・・・
まあ、それにしても坑夫たちも荒々しく「女なんかに・・・」と、まともに取り合おうともしませんが、九州男児=男尊女卑というわけではないようです。
そもそも、この坑夫たちの素性によるところが大きいようですね。
九州行きを決め、旅立とうとした時に友厚さんが「ピストル」を持たせましたが、当時鉱山王として名を成していた友厚さんは、そこに集まる人間がどういう人種かを充分知りえたからこその配慮でした。
明治中期ころまでは、炭坑夫の8割以上が囚人や、無宿者の集団だったそうです。そこでは犯罪も頻発する無法地帯、一般社会とは全く別のルールの下に運営されていたようです。
それだけ過酷で命がけの仕事の為、就労者も少なく、犯罪者や身元の定かではない人たちの集まる職場でもあったようです。
そんなところに、あさは居るのです。・・・そして、“リアルあさ”このモデルとなった広岡浅子さんは、実際にピストルを懐に炭坑で坑夫らとともに暮らしていたと伝えられています。
ドラマではなく、実際にこれに近いことやってたそうなんですよね。 ((+_+)) ひえ~
今日のあさは、そんなならず者たちの前で、この啖呵を切るわけです。
「この卑怯者、おなごやゆうて、なめたらあきまへんで!」
まるで「鬼龍院花子の生涯」の夏目雅子さん張りと、あちこちで拍手喝采でした~
ヽ(`Д´)ナメタラアカンゼヨー!
▮【今日のはつお姉ちゃん方面】
五代さん、突然はつお姉ちゃんの前に登場しますが、この時手渡した名刺が振るってます。
どーんと氏名のみが書かれています。
当時の名刺は、役職と名前だけ、住所の記載はないものが多かったようです。まして、電話も普及していませんですから、五代さんの名刺はこれで正解なんだそうです。
今のように、営業用に手当たり次第に名刺交換をするということは無く、かなり貴重で特別なものだったようですね。
まあ、そんな時代にいきなり農婦に名刺を渡す人ですから、お姉ちゃんも大警戒ですよね。
あさの知り合いと知ってからも警戒を解きません。怯えたまなざしが印象的でした。
惣兵衛の出没先を知って、自ら探しに行きますが、これもあさに負けず劣らず、超危険地帯への潜入捜査です。
いつさらわれてもしょうがないという状況なんですが、どうして栄達さん同行しないの!と、思わずテーブルどん!
居ましたね、惣兵衛さん。すさんでましたねー、こちら方面は、明日決着します。
というわけで、姉妹共々危険地帯への潜入って事で
明日へとつづきます。
ではでは
感想byどら子