ネタバレあらすじ感想
2020年11月5日(木)放送
エール第21週テーマ
「夢のつづきに」
【エール】ネタバレ21週104話|あらすじを最終話までお届け!
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スタジオにて・・・
オペラ『ラ・ボエーム』のヒロインに抜擢された音。
しかし、稽古を重ねるほど、共演者たちとの圧倒的な実力差を痛感させられてしまうのでした。
危機感にとらわれた音は、舞台稽古の後にも、歌の先生・ベルトーマス羽生に無理を言ってレッスンを受けます。
そして帰宅後も、ろくに食事もせずに自主練習に励みます。
いつの間にか歌う楽しさと笑顔が消えた音は、悲壮感に満ち溢れるのでした。
そんな母を見守る娘・華は、「あれがお母さんのやりたいことなのかな・・・」と、疑問を抱くのでした。
稽古場にて・・・
いつまでたっても、共演者たちを満足させられない音。
そんな音を、演出家の駒込は励まします。
しかし、音が稽古場で浮いていることは誰の目にも明らかなのでした。
稽古後・・・
音は、稽古を見ていた旧友のオペラ歌手・夏目千鶴子に相談しました。
切羽詰まった音から見つめられた千鶴子は、ためらいながらも重い口を開くのでした。
公平な目でオーディションの審査員を務めた千鶴子は、二次審査まで通過できたのは確実に音の実力だと言います。
しかし、舞台を企画した会社の脇坂常務の独断によって、『有名作曲家・古山裕一の妻』という話題性狙いの抜擢になったと、その内幕を明かしました。
さらに、共演者たちもそのことを知っていると言うのでした。
強いショックを受けた音は、「千鶴子さんならどうする?」とアドバイスを求めました。
プロの歌手として数多くの実績を残す千鶴子は、自分なら悔しさをバネに『覚悟』を決めると言います。
すると音は、「できると思う?今の私に・・・」と千鶴子を見つめました。
しかし千鶴子は、何も言わずに、音から目をそらしてうつむいてしまうのでした。
苦しそうにする千鶴子の表情を見て、自分の取るべき道を悟った音は、翌日、舞台の『降板』を申し出るのでした。
夜のバンブーにて・・・
精一杯の笑顔で、裕一と華に降板を報告した音。
しかし、バンブーの恵には本当の胸の内を語るのでした。
「私以外の皆さんは、ずっと先を見ていた。でも私はオーディションまでしか見えてなかった。覚悟がなかったんです・・・」
数日後・・・
音はオペラを降板して以来、目標を失っていました。
そんな母の姿を見ると、娘・華はなんだかついイラついてしまうのでした。
「本当にもう歌わないつもり?」と、裕一が、音の気持ちを確かめました。
自分の限界を知ったと口にした音は、「悔しいけど・・・どうにもならない」と声を詰まらせます。
「ごめんなさい。裕一さんとの約束・・・果たせなかった。大きな舞台で歌う歌手にはなれなかった」
ついに、抑えていた音の感情があふれ出します。
そして音は、夫婦の夢を叶えることができなかったことを何度も裕一に謝るのでした。
裕一はそんな音を、黙って抱きしめるのでした。
半月後・・・
目標を見失い、抜け殻のようになった音を心配する裕一は、ある日、孤児院を併設する教会『聖マリア園』に音を連れだします。
そして、教会の前に着くと、裕一は音に願いごとをするのでした。
「音、この教会でもう一度歌ってくれないかな・・・」
つづく
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【エール】ネタバレ21週104話|感想を最終話まで!
失意のどん底に音ちゃん。
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引き際を悟った音ちゃんは舞台を降板してしまいました・・・。
残念ながら、演出の駒込さん以外は誰も止めなかったし、励ましもしませんでした。
音ちゃんの置かれた状況を如実に表すシーンでしたよね・・・。
裕一くんに謝るシーンでは、音ちゃんの声が枯れていましたね。
心身ともに疲弊する音ちゃんに、お疲れさまと声をかけてあげたいです。
ところで、葛藤を抱えながら音ちゃんを見守ってきた千鶴子さんでしたが、引導を渡す役は辛かったでしょう。
言ったことがバレたら大変なのに、決して誤魔化さず、気休めも言わない真っ直ぐな人でした。
プロの厳しさの中に、ライバルを気遣う千鶴子さんの優しさに胸が熱くなりました。
もしも、私が千鶴子さんの立場に居たら、ついつい「大丈夫、頑張って!」と声を掛けてしまうのかも・・・
千鶴子さんを見習いたいものです。
音ちゃんと千鶴子さんの友情がいつまでも続いて欲しいです~♪
さて、長いブランクを置いて歌を再開した音ちゃんですが、2次突破できる実力があることが分かりました。
大舞台がすべてじゃありませんから、チャンスがあれば前向きにつかんでくれることを期待したいです。
音ちゃん頑張れ~!
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【エール】ネタバレあらすじ21週104話|予告ポイント
言う方も聞く方もつらい・・・
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オペラ『ラ・ボエーム』のヒロイン・ミミ役を射止めた音ちゃんでしたが、残念すぎる結果です。
音ちゃんのもがき苦しむ姿、ショックを受けて落ち込む姿などを見なくてはならないようです・・・。
華ちゃんと同じく、笑顔の消えた音ちゃんなんて見たくないです。
音ちゃんは舞台稽古、ベルトーマス先生のレッスン、自宅での自己練習など音楽漬けの日々を送りますがが、すぐに実力がつくものではありませんでした。
やっぱり、ブランクの時間が長すぎたのかもしれません。
それにしても、『古山裕一の妻』で話題性を振りまいて集客する計画とはビックリです。
しかも主役とは、共演者たちにも失礼な話ですよね!
一方で、切羽詰まった音ちゃんに相談された千鶴子さんも、本当のことを告げるのは、さぞかし辛いことだと思います。
ところで、プロのオペラ歌手として活躍する千鶴子さんは、双浦環さんのようなプロの厳しさを口にするのか注目してみたいと思います~♪