NHK朝ドラ 「あさが来た」
ネタバレあらすじ感想8週45話
2015年11月18日(水)放送
あさが来た8週テーマ「京都、最後の贈り物」
あさが来た ネタバレあらすじ感想・最終回まで 8週45話
五代友厚の勧めで、忠興は東京で銀行を開くことになりました。
友厚は、いまや大阪に限らず、広く財界にその名を知られる人となっていたのでした。
そして、忠興の後継者・久太郎は銀行の勉強の為、アメリカに留学するのだと言います。
そんな最中に、加野屋の正吉と新次郎が弔問に訪れました。
ちょうど部屋の外を通りかかった、正吉たちがあさの話を興味深く耳にします。
「今、うちは、両替屋や銀行がええもんとは、あまり思われへんのだす」
お金は人を苦しめる、お金に振り回された人たちも多く見てきた、そのお金を扱う銀行というのが本当に必要なものなのか、よくわからない・・・と言うのでした。
廊下で聞いていた正吉が部屋に入ります。
「いや、興味深い話ですなぁ」と挨拶をします。
大旦那様の後ろには新次郎の姿も、突然の登場にあさはびっくりぽんです。
焼香をする二人についてゆくあさに五代が言います。
「加野屋も、いずれは銀行にならなあかん」
これからいろんな新しい産業ができる、その時に銀行が必要になる。志のある人を応援する、お金で人を救うことができる。
それがバンク、銀行だと説きます。
あさは、五代友厚の話に、お金の新たな一面を見た気がするのでした・・・
翌朝、あさとはつ、そして、正吉と新次郎の四人は一緒に大阪に帰ります。
支度をするはつに母・梨江はお金を持たせようとします。しかし、はつは頑なに受け取ろうとはしませんでした。
梨江は良かれと思って大店に嫁がせたが、私たちが浅はかだったと後悔の涙を流すと、はつも本当は不安で、子供を育てる先行きも見えない毎日だと、本音を漏らします。
あさは、ひと月半ぶりに加野屋に帰って来ました。
店に入ろうとし、あるものにふと目が止まります。 あれ?これは・・・つづく
あさが来た 8週45話・感想まとめ
▮【今日のバチバチ方面】
とうとう、今日は新次郎さんと五代様がバチバチと火花を散らしましたね。
あさちゃんを巡っていい男が恋のさや当てだなんて何とも羨ましい!それも、二人とも並みの男前じゃないのですものねぇ。女冥利に尽きるというものですよね。
相も変わらず、ストレートにあさちゃんへの好意を示してしまう五代様は、それはそれで素敵なんですけど、今日の新次郎さんの五代様への態度は、ある意味びっくりぽんだと思いませんでしたか。だって、あの表情!
ぐっと五代様を睨みつける形相は男の嫉妬心でしょうかしら。
フワフワと風流人の旦那様が、あさちゃんに懸想する五代様に闘志むきだしなのですから、知らぬはあさちゃんばかりなり・・・。ホントに羨ましいことですね。
玉木宏さんは役とはいえ、新次郎さんが乗り移ったかのように軽快に飄々と新次郎を演じられていますよね。ですから、新次郎ではなく爽やかな玉木宏さんご本人がぐっと睨みを利かせた様にも感じて二度ビックリでした。
▮【今日の髪形方面】
『散切り頭を叩いてみれば文明開化の音がする』と、はやり歌(都々逸)にもなった明治初期。西洋帰りの五代様はシルクハットに長髪がお洒落ですけど、そのほかの登場人物は男も女もまだまだ着物姿。男は丁髷、女は日本髪です。
いつ、あさちゃんや皆が洋装になるのか楽しみです。
でも、お気づきですか?実は、月曜日からあさちゃんは現代風な髪のアップ姿ですよ。炭鉱で髪を下ろしてから日本髪は結っていませんね。きっと洋装も可愛らしいことでしょう。
▮【今日の母・娘方面】
涙ながらに「少しは弱みを見せなさい」と叫ぶ梨江さん。
また、朝から泣かされてしまいましたよね。娘としてのはつさんの気持ちも母親としての梨江さんの気持ちも痛いほどわかってしまいます。そして、そのやり取りを物陰で聞くお父さんの忠興さんの表情がまた、切ない・・・。
でも、梨江さんからもらったお守りだけじゃ生活は楽にならないわ。その、袱紗のお金を有り難くいただきなさいな。と、思ったのは私だけでしょうか?
▮【今日の五代さま方面】
今井家の跡継ぎの久太郎は五代様に心酔しきり、そして、新政府の肝いりで銀行業に乗り出し東京に進出する今井家です。
これから、五代様と今井家の関係はさらに密になっていきそうですよね。
あれもこれも、これもあれもと、次から次へと繰り広げられる人間模様から、ますます目が離せません。とても濃厚な15分ですよね。また、明日が楽しみです。
ではでは
感想byまっちぃ