ネタバレあらすじ感想
2021年2月10日(水)放送
おちょやん第10週テーマ
「役者辞めたらあかん!」
【おちょやん】あらすじネタバレ10週48話|最終話までお届け!
ルリ子の宿にて・・・
劇団を辞めようとしている高峰ルリ子をたずねた一平と千代。
すっかりやる気を失うルリ子は、どこに行ってもうまくいかず、最後のチャンスだった『鶴亀家庭劇』からも見放されたと言います。
「これで役者は、もう廃業ね・・・」
ルリ子は投げやりに言いました。
千代と一平は、戻ってきてほしいと必死に説得しますが、ルリ子には届きません。
「何も知らないくせに!」
ルリ子は声を荒げると、自分自身に関する噂話を明かし始めるのでした。
【48話の展開】
ルリ子の噂・・・
『福富』の喫茶店に、千之助と百久利以外の劇団員たちが集まりました。
一平と千代は、ルリ子から聞いたばかりの噂話を明かします。
それは、ルリ子が東京の新派劇団『花菱団』にいた頃に、ルリ子から主役の座を奪おうとした女優を、絞め殺そうしたというものでした。
その噂によって、ルリ子はどこに行ってもお払い箱になっていたのです。
一平は、『鶴亀家庭劇』は全員に辛い過去があり、半端者の寄せ集めだと言います。
だからこそ、新しいものが作れるはずだと希望を込めました。
すると、ルリ子をよく知る『福富』の女将・菊が、ルリ子は役を演じるために徹底的に努力を重ねる役者だと教えるのでした。
噂は嘘だった・・・
ルリ子が尊敬できる女優だと分かった千代は、再びルリ子のもとへ行きました。
怪訝な顔をするルリ子に、千代は昔のことはどうでもいいから劇団に戻ってほしいと頭を下げます。
するとルリ子は、噂の真相を語り出すのでした。
噂は全くの嘘でした。
実際には、ルリ子から主役の座と婚約者を奪った女優の顔を叩いただけでしたが、口がうまいその女優が、あることないことを吹聴したのでした。
さらに、映画出身のその女優が千代に似ていたため、千代を嫌っていたとルリ子は明かします。
ルリ子は、周りにいくらけなされても、婚約者にさえ信じてもらいたかったと寂しげに本心を打ち明けました。
事実を知った千代は、絶対にルリ子を裏切ったりしないと誓い、頑張ってきた自分自身を裏切らないでほしいと言います。
さらに、こんなことで役者をやめたらいけないと訴えます。
涙を浮かべたルリ子は、千代に文句を言うと、最後には笑い出すのでした。
千代と心を通わせたルリ子は、劇団に戻ることを決めたのでした。
公演直前の舞台裏・・・
ようやく気持ちがまとまり、士気を高める劇団員たち。
そこにやって来た千之助は、自分が笑いを取るので何もするなと命じます。
「喜劇に笑いの取れん役者はいらん!用無しや!」
千之助は不敵に笑うと、こらえきれず千代が反論しました。
しかし千之助は、悔しかったら自分よりも笑いを取ってみろと挑発するのでした。
負けず嫌いの千代に火が点きます。
「やったろやないけ!」
威勢よく受けて立った千代は、自分たちが勝てば、千之助に勝手な芝居をさせないと条件を出しました。
一方で千之助は、自分が勝てば座長になると告げるのでした。
一平も乗り気です。
後に引けなくなった千代は、急にことの大きさを考えて不安になるのでした・・・
つづく
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【おちょやん】あらすじネタバレ10週48話|感想を最終話まで!
いつの間にか福富がたまり場に~♪
「上方の言葉づかいがあってるか。間違ってないか…」
菊さんは影で努力を重ねてきたルリ子さんのことを長い間、見てきたんですね。 菊さん、教えてくれて、おおきに…😊#いしのようこ #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/fFY5xUV0ik— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) February 9, 2021
商売替えした『福富』の喫茶店が、朝ドラあるあるの『たまり場』になりました!
ルリ子さんをよく知る、『福富』のお菊さんの存在感が増しています。
とっつきづらい印象のあるお菊さんですが、本当は情深く面倒見の良い人ですよね。
千代ちゃんのためお金を用立ててくれた時もそうでしたけど、いざというときには頼りになります。
さすが、老舗芝居茶屋の女将だけあっただけのことはありますね。
そんな人だから、ルリ子さんも頼っていたのでしょうね♪
ところで、『福富』は『岡安』のライバルですよね。
千代ちゃんはご寮人さんに、『福富』に頻繁に通っていることを明かしているのでしょうか。
ご寮人さんさんが知ったら大変なことになりそうです~♪
◆元宝塚トップ女優!ルリ子役・明日海りおさんの華麗なる経歴とは?▶
【おちょやん】あらすじネタバレ10週48話|予告ポイント
人の噂はいい加減です~
28日の宝塚特集にご登場いただいた明日海りおさんの記事と、紙面で使用しきれなかったステキな写真です。
見逃した方はぜひ
↓記事はこちら
「おちょやん」登場でエネルギッシュに再出発/明日海りお https://t.co/yf2OD6HecG pic.twitter.com/Iacn3gmdna— ベルちゃん@ニッカン宝塚 (@nstakarazuka) January 29, 2021
人間不信だったルリ子さんを、千代ちゃんが救いました!
ルリ子さんは、きっと長く一人で苦しんでいたのでしょうね。
これをきっかけに、千代ちゃんと良い関係が築けそうな予感です。
舞台の上では良きライバル、舞台を降りれば高め合う仲間になってくれることを期待します~♪
そんなルリ子さんは、オリジナルキャラクターと考えられています。
『鶴亀家庭劇』のモデルとなったのは『松竹家庭劇』です。
同家庭劇の当時のメンバーは、喜劇役者・曾我廼家三郎さん、大阪の新派出身者・小織桂一郎さん、藤村三郎さん、女優の石河薫さん、東愛子さん、米津佐喜子さんなどが在籍していたそうです。
ちなみに、浪花千栄子さん(千代のモデル)は『松竹』の所属で、家庭劇には、女優不足を補う『助っ人女優』として出演していました。
なお、『松竹家庭劇』の専属女優になったのは、劇団結成から2年後の1930年(昭和5年)だったそうですよ。
助っ人から専属になるということは、演技力だけでなく人間性も評価されたのでしょうね♪
◆元宝塚トップ女優!ルリ子役・明日海りおさんの華麗なる経歴とは?▶