ネタバレあらすじ感想
2021年2月18日(木)放送
おちょやん第11週テーマ
「親は子の幸せを願うもんやろ?」
【おちょやん】あらすじネタバレ11週54話|最終話までお届け!
稽古場にて・・・
第2回目の公演初日を翌日に控える『鶴亀家庭劇』。
稽古場では、トリの演目『マットン婆さん』の稽古が行われました。
主役を務める千之助は、心のこもっていない芝居を続けるのでした。
その帰り道、千代は、本番で千之助が何かしでかすつもりだと危惧します。
すると一平が投げやりに言いました。
「どうせまた、むちゃくちゃにして、一人だけ笑いをとるつもりやろ・・・もうええ!」
自分が描きたかった『母親の無償の愛情』を千之助に変えられてしまった一平は、悔しくて芝居から目を背けていたのでした。
【54話の展開】
みつえの決意・・・
その夜、『岡安』から出て行こうとするみつえを見つけた千代。
母親たちから猛反対され絶望したみつえは、福助と一緒になるために駆け落ちを決意していました。
千代は、引き留めるために必死に説得します。
しかし、みつえの気持ちが変わることはないのでした。
翌朝の事。
みつえの置き手紙が発見されると、『岡安』は騒然となります。
唯一事情を知る千代でしたが、みつえを応援するために、何も知らないふりをするのでした。
シズの愛情
みつえがいなくなり、放心状態のシズ。
みつえが幼い頃に着ていた着物を愛おしげに見つめたシズは、みつえとの思い出を千代に語ります。
そんなシズを見て、千代は母親の愛情に触れるのでした。
『マットン婆さん』・・・
初日公演の舞台が上がりました。
予想した通り、千之助が台本を無視した芝居を始めます。
千代と一平は呆れながらも千之助のアドリブに合わせていました。
ところが物語が進むにつれ、一平と千代は千之助の迫真の演技に引き込まれていきます。
やがて客席は涙と笑いに包まれ、拍手喝采の中で幕を下ろしたのでした。
公演終了後・・・
舞台から降りた途端に、一平が口を開きました。
「俺は何見てたんや・・・。形は変わっても俺がやりたかったことがちゃんと残ってる。悔しいけど、この芝居おもろいわ」
一平は、自分が描きたかった『母親の無償の愛情』がしっかりと描かれていたことに気づきました。
そして、芝居を通して教えてくれた千之助のすごさを知るのでした。
一方で千代もまた、千之助の芝居に母親の愛情を教えられていました。
何かを思いついた千代は、衣装のまま勢いよく駆け出して行くのでした・・・
つづく
◆奇人だった?!千之助のモデル・曾我廼家十吾さんの実話はコチラ▶
【おちょやん】あらすじネタバレ11週54話|感想を最終話まで!
マットン婆さん全編を見たい~♪
【連続テレビ小説『おちょやん』第54回 #矢部太郎 さん】子を想う親。千さんの芝居から受け取って、衣装、カツラのまま走る千代ちゃん! みつえが三つの時の着物を抱いたまま動けないごりょんさん。………続きは https://t.co/tLgP1gSiDA #おちょやん #朝ドラ pic.twitter.com/F4imHWzDT6
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) February 17, 2021
千之助さんのお芝居に感動でした!
千之助さんは、一平くんの描きたいことがお見通しでしたね。
亡くなった天海さんとの関係を大事にする千之助さんは、一平くんの親代わりという自覚があるのではないでしょうか。
甘いことは言わず、憎まれ口しか言いませんが、流石としか言いようがないです。
『マットン婆さん』を全編通して見てみたくなりました~♪
ところで、みつえちゃんの置き手紙にビックリでした!
おしゃれな便箋に綺麗な文字で、あらためて育ちの良さを感じました。
一方で、岡安ファミリーの対応にキャラクターがにじみ出ていました。
放心状態のご寮人さんさん、オロオロする旦さん、早速コジキーズに手を回すハナさん。
みつえちゃんと福助くんの結末が楽しみです~♪
◆奇人だった?!千之助のモデル・曾我廼家十吾さんの実話はコチラ▶
【おちょやん】あらすじネタバレ11週54話|予告ポイント
マットン婆さんに涙しそう~
「あんたとはなぁ、もうちょっと一緒に芝居したかったわ…」
千さんの涙…#星田英利 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/C6VRqPeQjz
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) February 3, 2021
公演初日からアドリブ全開の千之助さんが魅せてくれます!
見慣れた光景にヤレヤレとなるものの、今回は一味違う気配。
千之助さんが表現する「無償の愛」は、一平くんと千代ちゃんに大きな影響を与えるようですね。
今週の主題である、みつえちゃんの恋路にも繋がりそうです~♪
そんな千之助さんのモデルは、アドリブ王と呼ばれた喜劇役者・曾我廼家十吾さん(1974年・82歳で没)です。
十吾さんは幼少より物真似好きだったそうで、8歳で芝居の世界に足を踏み入れました。
老婆役がはまり役だったそうで、老婆の名手の異名を取ったのだとか。
初めてお婆さんを演じたのは18才の時で、生涯に渡って演じたそうです。
そんな十吾さんの代名詞のひとつが『アットン婆さん』という演目でした。
千之助さんは劇団のトラブルメーカーですが、千代ちゃんと一平くんを成長させる存在です。
千之助さんの表現する「無償の愛」に注目です~♪