おちょやん朝ドラあらすじネタバレ
15週16週・史実ネタバレ予測
(2021年3月15日~3月26日放送分)
おちょやん公式サイト
【おちょやん】あらすじネタバレ15週16週【史実編】|浪花千栄子さんの史実からドラマを予測!
モデルの史実をもとに、【おちょやん】15週16週のあらすじネタバレを予測してみます。
朝ドラ【おちょやん】は、『大阪のお母さん』と呼ばれて親しまれた浪花千栄子(なにわちえこ)さんの史実をヒントを描かれる『七転び八起き』の物語です。
モデルの実話と当時の時代背景を紹介しながら、【おちょやん】15週以降の展開を予想してみます。
ユウユです
浪花千栄子さんの史実
【おちょやん】のヒロイン千代のモデル・浪花千栄子さんの史実から抜粋します。
一平のモデル・二代目渋谷天外さんと結婚後、戦時中にかけてとなります。
【結婚後~戦後】(※年齢は満年齢)
◆1932年(昭和7年)千栄子25歳
第2次『松竹家庭劇』結成。
千栄子(千代のモデル)と夫・天外(一平のモデル)夫婦で参加します。
◆1936年(昭和11年)千栄子29歳
『松竹家庭劇』が東京へ進出。
◆1937年(昭和12年)千栄子30歳
日中戦争開始(以降1945年まで戦争期に突入)
◆1938年(昭和13年)千栄子31歳
東京築地『東京劇場』で年2~3回の定期公演を開始。劇団は全国的な人気を得ていきます。
一方で、警察の検閲が強化され、喜劇は特に敵視される状況へ。
さらに、戦況の悪化で自由に公演をすることが難しい時代に突入していきます。
◆1941年(昭和16年)千栄子34歳
後に日本を代表する喜劇役者となる藤山寛美(ふじやまかんび)が入団(当時13歳の子役)
子どものいなかった千栄子と天外夫婦は、藤山寛美を実の子のようにかわいがりました。
◆1945年(昭和20年)千栄子38歳
同年3月、藤山寛美が慰問団の一員として旧満州へ渡りました。
3月13日から翌日未明の『大阪大空襲』によって道頓堀は焼け野原になり、劇団の公演場所を失いました。
そのため千栄子と天外は、弟子7~8人を連れて、千栄子の故郷・大阪府富田林市へ疎開。
疎開先では農家の納屋を借りて、稽古に励みました。
終戦後、劇団員たちは家庭劇の再開を目指して動き出します。
◆1946年(昭和21年)千栄子39歳
同年3月、天外と十吾(千之助のモデル)が大げんかが勃発。
翌々月に天外は劇団を退団することになり、妻の千栄子も一緒に退団することになりました。
同年6月、天外と千栄子は慕ってきた弟子たちと一緒に、新劇団『すいと・ほーむ』を結成し、旅巡業に出ます。
◆1947年(昭和22年)千栄子40歳
秋になり、戦地から帰国した藤山寛美が劇団に復帰。
その頃から、劇団活動は軌道に乗り始めていきました。
◆1948年(昭和23年)千栄子41歳
同年11月に喜劇王・曾我廼家五郎(万太郎のモデル)が死去。
翌12月には、天外が中心となり、喜劇界を再編。
『松竹新喜劇』を旗揚げし、そこに千栄子も参加しました。
二代目渋谷天外さんと結婚後も、喜劇女優として活躍した浪花千栄子さん。
一方で、座長で脚本家の天外さんの妻として、とても気を使ったそうです。
「良い役」を演じることはできず、誰もやりたがらない役を押しつけられたりすることが多かったのだとか。
その経験は後年に役に立つことになるそうですが、当時は、妻と女優のはざまで相当のご苦労されたと自伝で語っています。
また、戦争の影響で、他の芸能と同様に『喜劇』も制約を受けます。
さらび、戦争が悪化すると、芝居をする環境そのものががなくなりました。
そして戦後、新たな時代となると、喜劇界に再編が起こります。
【おちょやん】あらすじネタバレ15週16週【史実編】の展開|史実を基に予測!
【おちょやん】15週16週は、結婚した千代と一平の日常と、迫りくる戦争の影の影響が描かれるのではないでしょうか。
15週16週を予測する3つのポイント
物語の軸となるポイントを3つにまとめてみました。
◆15週16週の予測ポイント◆
『妻と女優の間』
千代は、一平と公私ともにパートナーであるがゆえに、妻と女優の間で苦悩を抱える。
一平も役者、座長、脚本家として、それぞれの理想と現実を突きつけられ苦悩していく。
徐々に夫婦のすれ違いが起こっていく。
『芝居の変化』
時代の変化により、喜劇に求められるものが大きく変わる。
特に戦前、戦中、戦後において変化が大きく、劇団内の対立も生じる。
『戦争の影』
戦争の影響によって、表現の自由がままならなくなる。
喜劇を見る時代ではなくなり、空襲や徴兵によって公演そのものができなくなる。
時代背景は、戦時下が絡んでくると予想します。
少しずつ戦争の足音が聞こえはじめ、徐々に戦争色が濃くなり、気が付けば戦争真っただ中というように一気にスキップしていくことも考えられます。
物語は激動の時代の中で、夫婦にすきま風が入り込んでくる展開を予想します。
物語のモデル・浪花千栄子さんは、渋谷天外さんとの結婚生活は、20年で終わりを迎えました(1950年・浪花さん43歳)。
史実によると、不倫略奪愛という壮絶な形での離婚でした。
浪花千栄子さんは後年に書いた自伝『水のように』(1965年発刊)において、天外さんとの結婚時代を振り返り「忍従と苦難の上に咲いた花」だと記しています。
さらに、「よくひっぱたいてくださいました。よくだましてくださいました。よく、あほうにしてくださいました。ありがたく御礼申し上げます。だからこそ、今日の浪花千栄子が、どうやらここまで歩いて来られたということを感謝します」と綴っています。
ある意味で怨念がこもっているように感じます。
浪花さんが、元夫に対してそういう心境になったきっかけや経緯が、【おちょやん】15週16週で描かれるのかもしれません。
そんな中で、【おちょやん】後半の注目のキャラクターとして、藤山寛美をモデルとした松島寛治(まつしまかんじ)などが登場します。
そのほかにも、新たなキャラクターが登場することでしょう。
女優として成長し、結婚した千代の『七転び八起き』物語が、新たな展開を迎えるのではないでしょうか。
【おちょやん】あらすじネタバレ15週16週【史実編】|妻と女優の間で苦悩していく千代!|まとめ
モデルの実話をもとに予測した、【おちょやん】あらすじネタバレ15週16週【史実編】をご紹介しました。
コロナ禍の影響で当初の予定から大幅に変わった【おちょやん】は、全25週115話で完結します(最終回は2021年5月14日)。
そのため、15週16週は物語の中盤から終盤に差し掛かるところとなります。
史実をもとに予測した結果、幸せなひときから『苦悩に満ちた日々』へ移り変わっていく夫婦の様子が描かれると予想します。
以上、モデルの史実をもとに予測してみました。
【ドラマLand】では15週以降の【おちょやん】のあらすじネタバレが分かり次第、ご紹介させていただきます。
最後までご覧いただき、どうもありがとうございました。