あさが来た ネタバレあらすじ感想10週59話【12月4日(金)】|NHK朝ドラfan

NHK朝ドラ 「あさが来た」
ネタバレあらすじ感想10週59話
2015年12月4日(金)放送
あさが来た10週テーマ「お姉ちゃんの旅立ち」

あさが来た ネタバレあらすじ感想・最終回まで 10週59話【12月4日(金)】

陽も落ちかけた頃、あさは藍之助とシャボン玉を吹いています。

はつは、琴を布にくるむと新次郎に心からお礼を言います。そして、新次郎に以前からずっと聞きたかった事を、これが最後の機会と思い切って口にします。

あさが来た_はつ10W
なんで新次郎様は、あさを選びはったのだすか?
聞かれた新次郎は、はて?と記憶をたどります。

幼いころ、父・正吉からラクダの話を聞いて、見たくてたまらなくなったと言います。そんな気持ちのまま、京都に行く機会があったが、その時に幼子が頭にカエルを乗せて走り回っているのを見て、ラクダなんか見なくてもこの子見てたら、おかしいなぁと思った。それが、あさを選んだ理由だと話します。

笑い声が座敷の外にも聞こえ、あさが戸を開けようとするとはつの声が聞こえます。
新次郎さんのおかげです、あさを今後ともよろしくお願いします。の言葉に、あさは胸を熱くします。

あさ_はつ004夜、あさとはつは布団を並べ、藍之助の顔を眺めながら話します。

あさは、幼いころから何でも上手にできるはつが自慢で、大好きでした。

そんなはつと抱き合って泣いた夜を思い出し、今の二人をお互いにりっぱになったと話します。

そんなはつが、あさに心の内を話します。
「うちな、ずっとあんたにやきもち妬いてましたんや」と言い、嫁ぎ先の違いが招いた境遇の差に翻弄されたが、でも今はこの道を歩いてよかったと思えるようになったと言います。これからは、胸を張って前に行けるといい、はつは笑みを浮かべます。

はつがあさの手を握ります。
あさは、この夜限りとはつに抱きつき、子供のように泣くのでした。

あさが来た _はつ10W
翌朝、加野屋の前に大八車が止まり、惣兵衛、栄達、菊が待っていました。
はつが藍之助と出てきます。名残は尽きませんが、旅立ちの時です。

惣兵衛が引く大八車に勢い付けられるように、新しい人生を歩み始める山王寺屋の人達を、
あさはいつまでも見送るのでした・・・
 
 
時は流れて・・・
あさは、相変わらず大阪と九州を往復する暮らしを続けています。

ある日、坑道に入ろうとする途中であさは倒れてしまいます。近くにいたカズが駆け寄り、
あさの様子を聞きます。
するとカズはその症状から、あることに気づきます「奥さん、もしかして・・・」

つづく

□正吉の亡くなる時あさに託した事は?(71話)
□白ヘビの最初の恐怖シーンは?(10話)

あさが来た 10週59話・感想まとめ

▮新次郎の本心?

はつさんが新次郎さんを真っ直ぐ見据えて、「なんで、あさを選びはったんですか?」
冒頭のシーンではつさんが新次郎さんに尋ねる、はてはて?

どうして、今さらながらはつさんがそんなことを知りたがるのか、解せないまま今日のお楽しみの幕が開けました。

頭にカエルを乗せて走り回る小さいあさちゃんを見ていたら、ラクダ見るよりも面白い
(楽しい)だろうな、と思えたから」と、言う新次郎さんの答え。

一生の伴侶を選ぶ基準がラクダ見るより面白そうだ、だなんて・・・。
やっぱり、新次郎さんて、本当に根っからの数寄者なのですね。

でもこの答えは、はつさんのきわどい質問を、新次郎さん独特の言い回しで、誰も傷つかないように?煙に巻いた感もアリで「今は、あさに置いて行かれそうで不安になる」と、最後は自分の困り顔で閉めてみせます。
このあたりが、新次郎さんの真骨頂、旦那衆にも一目置かれる人心術なんでしょうかね。

また、新次郎さんのこのセリフを額面通りに受け取れば、あらまぁ、殿方も心が揺れるものだったのですねぇ・・・。
と、当たり前のことを思い少し感動しつつ、また、何事も柳に風と受け流す風流人、数寄者の新次郎さんの口から出たこのセリフに、へぇ、あの、新次郎さんがそんなことをと、思ったりもします。

今回は、どちらの見立てが相応しいのでしょうか、裏読みするときりがありませんね。

「あさが自由に羽ばたけるのは新次郎さんのおかげです」と、言うはつお姉ちゃん。これは、まったくもって同感です。そして「洋行帰りのお人に負けたらあきません」これも、全くその通りです。五代様も素敵な男性ですが横恋慕に負けたらあきません。
 

▮仲良し姉妹

楽しく幸せな幼少時代を過ごした仲良し姉妹、大好きな自慢のお姉ちゃん、はつさんとあさちゃんは大阪での最後の夜を迎えて、『山王寺屋』と『加野屋』一つのボタンの掛け違いでそれぞれ大きく違っていたであろうお互いの道を思ったのでしょうね。

実社会でも、あさちゃんとはつさんのような仲良し姉妹に限らず、恋人、親兄弟、友人、親しい人たちとの別れ、人生にエポックはつきものですものね。

お互いを思いやり、もう幼かった日々には戻れない、と気づかされるあさちゃんと、この道で良かったというはつお姉ちゃん。精一杯幸せになりましょうね、というはつさんの言葉が心に染みます。
 

▮あさちゃんご懐妊?

カエルを頭に乗せて走っていたあさちゃんがご懐妊だなんて!
親分の奥さんカズさんの「もしかして・・・」のセリフと「お母ちゃんのような顔・優しいお顔」で、間違いないと思いますが、ここで終わるのはズルいですよねぇ。
明日は週末、どんな締めくくりになりますやら・・・

ではでは
感想byまっちぃ

<<前回58話次回60話>>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA