あさが来た ネタバレあらすじ感想11週65話【12月11日(金)】|NHK朝ドラfan

NHK朝ドラ 「あさが来た」
ネタバレあらすじ感想11週65話
2015年12月11日(金)放送
あさが来た11週テーマ「九転び十起き」

あさが来た ネタバレあらすじ感想・最終回まで 11週65話【12月11日(金)】

大阪では、いつもと変わらない平穏な朝を迎えていました。
あさはいつか加野屋の銀行をつくりたいと、娘・千代を抱きながらも新次郎に話していますが、今は子育てに集中しろと言われ、銀行の話は8代目・榮三郎の判断が必要と指摘します。

あさが来た_あさ65すると、店のほうが騒々しくなり、うめが廊下を慌ただしく小走りしてきます。

おあさ様、えらいことだす!!
九州の加野炭坑で落盤事故が起きたて!

なんやて!?

店先では、早馬で駆け付けた福太郎が肩で大きく息をしながら水を飲んでいます。

あさは福太郎に状況を聞くと、夜中に爆発音がして坑道が煙に包まれているが詳細がつかめない、そして、治郎作が坑内にいたようだと聞くと、あさは奥へと駆け込み旅支度を始めます。

そして、この非常事態に現れたのが友厚でした。

あさが来た_五代11W01五代の福岡の店の者から加野炭坑に煙が立ち上っているとの報告が来た、事故ではないかと思いやって来たと言います。

「へえ。落盤事故だす。今から向かうとこで!」

すると、友厚が同行を買って出ます。鉱山所有者としての経験が事故の対策に役立つかもしれないという心強い申し出でした。

あさの見送りに一足遅れてやって来た正吉が、新次郎の暗い表情に気づきます。
新次郎は炭坑で会ったサトシの目を思い浮かべ、正吉に昔話を切り出します。
 
 
あさと友厚が加野炭坑に着いてみると、まだ坑口から煙が噴き出ています。

あさが来た_あさ6502怪我人は!亡くなった人はおらへんのだすか!」あさの問いかけに、宮部が答えます。
怪我人は出なかったが、治郎作がいまだに見つからないと言います。

あさはカズの姿を探して飯場に入ります。
奥にいるカズにあさが近寄ると、カズは消え入りそうな声で応じ、あさが肩を抱くと、堰を切ったかのようにカズの目から涙がこぼれ落ちるのでした。

そこに険しい顔をしたサトがやって来ました。
今回の落盤は、あさが考えた報奨制度が原囚で招いた事故だと決めつけ、加野屋の責任を厳しく追及します。

この事故の責任は、加野屋が全部・・・」と、あさが言いかけたとき、友厚がやってきます。

ああsが_新次郎65002
「坑口にこんなものが落ちていました。これは火薬です。ひょっとしたら・・・これは事故ではのうて、誰かが作為的に計画したことなのかもわかりませんな!」

飯場は水を打ったように静まり返り、全員の目が一斉に破片に集中します・・・

その時、外で声が響きます「おーい! おったぞー!」
あさは飯場の外に駆け出すのでした・・・

つづく

あさが来た 11週65話・感想まとめ

▮働く女性

小鳥がさえずり、朝日が差し込む中庭の濡れ縁には千代ちゃんを胸に抱くあさちゃん。
こうしていると普通の夫婦のようですな」と、つぶやく新次郎さんは、あさちゃんとご自分が世間一般のご夫婦とは違っている、型にははまっていないことを重々ご承知のようですね。

赤ちゃんも無事生まれ、ごく普通の夫婦の幸せな一時を過ごす二人のもとに、届けられた落盤事故の一報。
この一報があさちゃんを九州へ連れ戻すこととなりますが、あさちゃんを五代様に託す新次郎さん、千代ちゃんを置いて行くあさちゃんの心情は、如何ばかりだったのでしょうね。

この頃のあさちゃんは、仕事も大切ですが、母として、奥として、の務めの大切さも身に染みて分かりはじめていましたからね・・・

時として、母親であることと仕事をすることは、否応無くシビアな判断を迫られることがありますものね。これって、働く女性の普遍的な悩みと言っていいのでしょう。前作の「まれ」の時にも、やはり仕事と育児の両立は大きなテーマとして語られていましたからね。

あさちゃんは、乳飲み子を連れて九州へ旅立つと無茶を言いますが、これはさすがに新次郎さんも許しません。

しかし、そこはあさちゃんの事を一番理解している新次郎さん、千代は任せろ、炭坑にはあさが必要と瞬時の判断であさちゃんを支えます。

今でえ言えば、キャリア・ママと育メンパパという感じでしょうか?

でも、この時代に新次郎さんのような男性ばかりなら、女性ももっと生きやすい世の中になっていたでしょうに。
1945年(昭和20年)まで、女性には投票権さえ無かったわけですから、この時代に女性が自らの意志で活動するなんてことは、考えられないことだったんでしょうね。

ところで、このドラマのモデルとなった実在の広岡浅子さんは、実際にピストルを2丁懐に抱え炭坑に寝泊まりしていたという、当時で言えば狂気の沙汰と言われるようなことを、ホントにやっていたそうですよ。リアルあさ(浅子)ちゃんも凄い!!
 

▮よのさんは朝寝坊?

大店の奥様でありながらちょっと天然で、正吉様の庇護のもとお年を召しても可愛らしさを失わないよのさんは、魅力的です。
でも、朝寝坊だとは知りませんでした。優雅ですねぇ。羨ましい!

思わず石炭の炭にまみれた炭鉱のおかみさんたちの顔が浮かびましたが、カズさんもよのさんもご主人と愛し愛されていることは同じです。
女性としての幸せにはどちらにも相応に微笑みかけているはずですが・・・

山の男の宿命と承知はしていても、坑内から戻らない治郎作親分を思うカズさんの「腹をくくった悲しみ」は想像もつきません。
 

▮サトシさんの正体

五代様が見つけた火薬は納屋頭サトシさんの仕業だったのでしょうか?
また、サトシさんは松造さんで、松造さんのお父上は加野屋の大番頭さんだったのでしょうか?そして、治郎作親分の行方は?

明日にはすべて解決するんですよねぇ・・・(+o+)//

ではでは
感想byまっちぃ

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