ネタバレあらすじ感想
2021年3月31日(水)放送
おちょやん第17週テーマ
「うちの守りたかった家庭劇」
【おちょやん】あらすじネタバレ17週83話|最終話までお届け!
*放送後のあらすじネタバレです。
1945年(昭和20年)2月・・・
出征の日を迎えた福助。
愛する家族と千代と一平が見送る中、福助は後ろを振り返ることなく旅立って行ったのでした。
【83話の展開】
店じまい・・・
暖簾を下ろす日を迎えた、芝居茶屋『岡安』。
もちろん千代も駆けつけました。
女将・シズと主人・宗助は、今日まで長く勤めてきてくれたお茶子の富士子、節子、玉に労いの言葉をかけるのでした。
これからもシズたちの世話をする女中頭・かめは涙が止まりません。
涙を見せまいとするシズは、早く次の幕を開けろと言い、3人のお茶子と千代を店から押し出すのでした。
富士子、節子、玉は、別れを惜しむ千代にシズたちのことを託すと、道頓堀を後にしたのでした。
その後、戦況の悪化によって全国の大劇場と同様に、道頓堀の劇場もすべて閉鎖されました。
灯りが消えた道頓堀は、すっかり寂しい街に一変したのでした。
1945年(昭和20年)2月・・・
その頃の『鶴亀家庭劇』は、辛うじて開いている小さな芝居小屋を転々としながら、細々と公演を続けていました。
そんなある日、劇団員たちが稽古場でおしゃべりをしていると、空襲警報が鳴り響くのでした。
防空壕での出会い・・・
劇団員たちとはぐれてしまった千代と一平は、とある防空壕に逃げ込みました。
そこは張り詰めた空気で、赤ん坊の泣き声をめぐって言い争が始まります。
千代が仲裁していると、一人の男が千代に話し掛けてきました。
なんと千代のことを、花子だと言います。
人違いだと千代が否定すると、男はかつて飼っていた牛のことだと言い出すのでした。
そんなやりとりに、思わず周りの人が笑い出します。
周囲の気配を感じ取った千代は、その男と即興で掛け合いを始めます。
軽妙な二人の掛け合いによって防空壕の緊迫感は一変し、皆が笑い転げるのでした。
帰り道・・・
警報解除によって、防空壕を出た千代と一平。
千代が掛け合いをした男は、しゃべくり漫才師の花車当郎(はなぐるまるあたろう)だと、一平が教えました。
当郎の名前だけは知っていた千代でしたが、その機転に感心し、久しぶりに笑い声が聞けたことを喜ぶのでした。
そんな千代に何か言いたそうな一平でしたが、嬉しそうな千代を見てやめてしまうのでした。
稽古場にて・・・
「須賀廼家百久利、行ってまいります!」
百久利にも赤紙が届きました。
千代と仲間たちは、必ず戻ってくるようにと激励します。
涙ぐむ百久利は、精一杯の強がりで軍歌を口ずさみながら、戦地へ向かったのでした。
意気消沈する劇団員たちを鼓舞するように、千代が稽古を始めようと声を上げます。
そんな千代の思いを打ち砕くかのように、深刻な面持ちの一平が口を開くのでした・・・
「すまん、あかんのや・・・。家庭劇は、解散する」
その言葉に、一同は息をのむのでした…
つづく
◆けったいなおっちゃん!当郎のモデルは花菱アチャコさんとは?▶
【おちょやん】あらすじネタバレ17週83話|感想を最終話まで!
岡安お茶子ーズ解散・・・
【連続テレビ小説『おちょやん』第83回 #矢部太郎 さん】
お茶子さん、次の幕への卒業式。涙涙です! 福助のために演技したり、皆さん色々ありましたね…うんうん。老け…いや貫禄が出ましたね。………続きは https://t.co/tLgP1gSiDA#おちょやん #朝ドラ pic.twitter.com/2eu4zQMJqy
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) March 30, 2021
当たり前の日常が変わっていく日で、しんみりしちゃいます。
先輩お茶子さんを見送る千代ちゃんと一緒にウルウル・・・。
頼りになるお茶子頭の富士子さんは、旦那さんの実家のある田舎で農家をするそうです。
仕事のできる節子さんは、独り身のため東京へ行くそうですが、心配になります。
そして千代ちゃんにいつも寄り添ってくれた玉ちゃんは、大阪の実家で寝たきりのおばあちゃんの面倒を診るのだとか。
かめ壺を囲んでの女子トークが見られないと思うと悲しいです。
何とか無事でいて、いつか道頓堀に戻って来ることを願います~♪
さて、物語を左右する重要な新キャラ・花車当郎(はなぐるまあたろう)が登場しました!
伝説の漫才師・花菱アチャコさんがモデルで、演じるのは塚地武雅(つかじむが)さんです。
緊迫した空気を一瞬で笑いに変えてしまった千代ちゃんと当郎さんを見て、やっぱり笑いやエンタメは必要だとつくづく感じます~♪
◆けったいなおっちゃん!当郎のモデルは花菱アチャコさんとは?▶
【おちょやん】あらすじネタバレ17週83話|予告ポイント
けったいなおっちゃんの正体は?
皆さん明けましておめでとうございます!
今年は丑年。
牛、着させられてますが顔は豚寄り…。
ややこしいですが今年もよろしくお願いします。 pic.twitter.com/K0lwqMalp7— ドランクドラゴン塚地武雅 (@tsukajimuga) January 1, 2021
千代ちゃんの未来に大きく関わる重要キャラクターの登場です。
防空壕の中で馴れ馴れしく話しかけてきた男!
変なおじさんということで、関西弁で言う『けったいなおっちゃん』といった感じですね。
緊迫感漂う場面で、即興に応じてしまう千代ちゃんも、『けったいなおばはん』ですね♪
しゃべくり漫才師・花車当郎(はなぐるまあたろう)は、戦後になって、傷ついた千代ちゃんを救う存在と考えられています。
当郎のモデルは、近代漫才の基礎を作った芸人で俳優としても人気を誇った花菱アチャコさんです。
そして演じるのは役者とても定評のある芸人のドランクドラゴンの塚地武雅(つかじむが)さんです。
防空壕で繰り広げられる二人の軽妙な掛け合いに注目です~♪