ネタバレあらすじ感想
2021年4月6日(火)放送
おちょやん第18週テーマ
「うちの原点だす」
【おちょやん】あらすじネタバレ18週87話|最終回までお届け!
*放送後のあらすじネタバレです。
天海家にて・・・
満州行きを止められる寛治。
寛治は、千代や一平、家庭劇の劇団員たちに出会ったおかげで、自分は変わることができたと言います。
「僕は誰かの役に立ちたいんです!わがまま言うて、すいません」
真剣な眼差しで思いを語った寛治は、深く頭を下げました。
一平と千代は、寛治の決意が揺るぎないものだと痛感するのでした。
【87話の展開】
数日後の朝・・・
置手紙を残し、部屋を出た寛治。
一平の書斎に向かい、寛治は深々と頭を下げます。
そんな寛治の気配を感じる一平ですが、黙って送り出すことしかできませんでした。
居間では、険しい表情の千代が寛治を待っていました。
千代は、反対する気持ちは変わらないと前置きすると、毎月必ず給金を送ることが無事の知らせだと寛治を見つめます。
そして、もしも仕送りができなくなった時には、すぐに帰ってくることが条件だと告げました。
おにぎりを渡した千代は、何かあれば真っ先に逃げ出せと言い、絶対に生きて帰れと涙をこらえながら命じるのでした。
千代の言葉を胸に、寛治は満州へ旅立ったのでした。
みつえの思いを知る・・・
寛治を送り出した後、不安と寂しさに包まれる千代。
そんな千代に、みつえが優しく寄り添います。
千代は、寛治の選んだ道を止めることはできないとため息を漏らしました。
そして、夫・福助が出征したみつえの気持ちが、ようやく分かったと涙をこぼすのでした。
連行されるかける・・・
空襲で焼け残った稽古場に足を運んだ千代。
仲間と一緒に情熱を燃やした過去が蘇ります。
なんと千代は一人で、家庭劇の初興行の演目『手違い噺』を始めたのでした。
そんな千代を、通行人たちがいぶかしげに見つめます。
すると警官がやって来ました。
警官や通行人は、この非常時に芝居など不謹慎だと千代をにらみつけるのでした。
芝居のことを悪く言われた千代は、カッとなって反論します。
すると警官は、敵国の思想にかぶれていると言い出し、千代を連行しようとしました。
その時です。
一人の男が現れ、即興芝居でそのピンチを救いました。
その男とは、喜劇王・須賀廼家万太郎なのでした。
万太郎の情熱・・・
騒ぎが収まった後、万太郎は千代を慰めます。
そして、世界中の人々が同じ芝居を見て笑える日が来た時こそ、自分たちの出番だと目を輝かせました。
芝居への情熱を失わない万太郎を見て、千代は明るさを取り戻すのでした。
1945年(昭和20年)7月・・・
寛治が満州に行って3か月。
しかし、寛治から手紙と仕送りが届いたのは、最初のひと月だけでした。
千代は、その手紙を何度も読み返しながら、不安を募らせていました。
一方、満州では・・・
寛治は、夜の街で女性をはべらせ、博打に興じているのでした・・・
つづく
◆戦後に登場して、千代を苦しめる灯子(とうこ)を先取りチェック▶
【おちょやん】あらすじネタバレ18週87話|感想を最終話まで!
手紙は何だったの・・・
寛治くんからの手紙です。
元気にやってるみたいやけど…二通目はいつ届くんやろな…#朝ドラ #おちょやん #おちょやん美術図鑑 pic.twitter.com/gyA7n8iNUE— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) April 5, 2021
ドラマの最初で最後で、寛治は別人でした・・・寛治のバカ~!
酒、女性、博打・・・このままでは、テルヲお父ちゃんになってしまいます。
ところで千代ちゃんと一平くんが、寛治くんを強く引き止めるかと思っていましたが、違いましたね。
親が子ども人生を縛り付けてはいけないことを、千代ちゃんも一平くんは身をもって体験しているからなのかもしれませんね。
寛治くんが千代ちゃんと約束を果たすことを願うばかりです~♪
さて、千代ちゃんの稽古場のシーンで胸が締め付けられました。
通行人からは、拍手ではなく非難の嵐でした。
これが戦争なんですね・・・。
そんな中で、戦争後を見据えて目を輝かせる万太郎さんが素敵でした。
万太郎さんと千代ちゃんが一緒に立つ舞台を見てみたいです~♪
◆戦後に登場して、千代を苦しめる灯子(とうこ)を先取りチェック▶
【おちょやん】あらすじネタバレ18週87話|予告ポイント
千代ちゃんから笑顔が消える・・・
【連続テレビ小説『おちょやん』第77回 #矢部太郎 さん】
高城さん! 小暮さん! おなつかしいですー! 高城さん、名言連発で変わらぬ気持ちよさですねー。小暮さん、髪伸びましたね。………続きは https://t.co/tLgP1gSiDA#おちょやん #朝ドラ pic.twitter.com/EEzTMYmMCq
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) March 22, 2021
元気印の千代ちゃんから笑顔が消えてしまいそうです。
自称・母親の千代ちゃんは、断腸の思いで寛治くんを送り出すのでしょうね。
母の悲しみを味わうことになりそうです。
寛治くんから一刻も早く連絡が届くことを祈りたいです・・・
そんな寛治くんのモデルは、戦後の上方喜劇界を代表する喜劇役者・藤山寛美さんです。
藤山さんは、大阪大空襲で芝居小屋が焼け落ちてしまったため、『皇軍慰問隊』に加入し旧満州に渡ったそうです。
現地では、命を落としてもおかしくないこともあったのだとか。
そんな藤山さんは、終戦後にソ連軍に抑留されて、日本に帰国したのは終戦から2年も経った後だったそうです。
ところで慰問団といえば、前作【エール】のミャンマーでの悲劇を思い出してしまいます。
戦争時代は見ていて辛いですね。