ネタバレあらすじ感想
2021年4月15日(木)放送
おちょやん第19週テーマ
「その名も、鶴亀新喜劇や」
【おちょやん】あらすじネタバレ19週94話|最終回までお届け!
*放送後のあらすじネタバレです。
天海家にて・・・
20年前に弟ヨシヲに預けたガラス玉を、寛治から受け取った千代。
千代の脳裏には、ヨシヲと交わした約束が鮮明に蘇ります。
それは、再会した時に、飛び切りに喜劇を見せるというものでした。
【94話の展開】
千代と一平に向き合った寛治は、満州での出来事を静かに明かし始めるのでした。
ヨシヲとの出会い・・・
それは、満州・新京の酒場。
寛治が博打に負けて絡まれていた時に、その店の店長だったヨシヲが助けてくれたのが始まりです。
寛治の身の上話を聞いたヨシヲは、『家庭劇』の千代という女優を知っていると明かしました。
ヨシヲは、寛治が千代と一平に面倒をみてもらっていたと知ると、満面の笑みを浮かべ千代のことを聞くのでした。
それを機に、寛治はヨシヲに可愛がってもらうようになったのでした。
終戦前夜のこと・・・
酔いつぶれた寛治を、たたき起こしたヨシヲ。
軍の幹部から『降伏』することを知ったヨシヲは、急いで日本に帰れと口を尖らせました。
ヨシヲは、大事そうに持っていたガラス玉を差し出し、千代に渡してくれと言います。
千代からヨシヲのことを聞いていた寛治は、その時に初めて、店長がヨシヲだと気付いたのでした。
ヨシヲは、酷いことをした自分を許してくれた『姉やん(千代)』だから、約束を果たさない寛治のことも笑って許してくれると言います。
絶対に生きて千代のもとへ帰れと、ヨシヲから強く背中を押された寛治は、その場を駆け出したのでした。
ヨシヲの死を知り・・・
ガラス玉を千代に届ける一心で逃げた寛治。
引き揚げを待つ『収容所』で寛治は、ヨシヲは逃げ遅れた女性を救けようとして撃ち殺されたことを伝え知ったのでした。
ヨシヲの死は、寛治に、誰かの役に立つために満州に来たという初心を思い出させてくれました。
その後、寛治は収容所で引き揚げを待つ人の世話をしていたため、日本に帰るのが遅くなったのでした。
これまでのことを打ち明けた寛治は、泣きながら千代と一平に詫びます。
そんな寛治を、涙で腫れた顔で見つめた千代は、ヨシヲとの約束を守ってくれたこと、生きて帰ってきてくれたことを感謝します。
その後、千代は父・テルヲ、母・サエの写真の前にガラス玉を置き、ヨシヲのことを報告するのでした
新喜劇がまとまる・・・
『鶴亀新喜劇』に参加することになった寛治。
熊田によって稽古場に連れてこられた万歳と千兵衛に、寛治が挨拶します。
寛治と万歳と千兵衛は、戦地から戻った者同士で心を通わせるのでした。
すると千代はヨシヲのことを語り、死んだ仲間のためにも、喜劇でたくさんの人を笑わそうと声を上げました。
千代の思いは、劇団員全員に響くのでした。
稽古場にて・・・
一つになった『鶴亀新喜劇』。
すると一平が、千之助に台本を書き直したことを伝えました。
「俺らは、これからの時代を担う人たちのための芝居を作らなあきません」
一平は、使命感を口にしました。
顔を強ばらせた千之助ですが、素直に受け入れたのでした。
やがて、若手の寛治と灯子、万歳、千兵衛も入って、読み合わせ稽古を始まりました。
一方で千之助は、一平の言葉と向き合うのでした・・・
つづく
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【おちょやん】あらすじネタバレ19週94話|感想を最終話まで!
竹井家の家族が揃いました♪
千代ちゃん、家族が…そろいましたね…
ヨシヲくんは、寛治くんのなかに生きてるよ…#朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/Nnl9RQGasp
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) April 14, 2021
ヨシヲくんは、優しいままでしたね。
幼い頃にアカの他人のまま母のために、薬草を取りに行った頃のヨシヲくんと変わっていませんでした。
寛治くんが千代ちゃんと繋がっていると知った時のヨシヲくんの笑顔は、本当に嬉しそうでしたよね。
きっと、寛治くんを身内のように可愛がっていたのだろうなと、想像するだけでニヤニヤしてしまいます。
それだけに、千代ちゃんの芝居を見せたかった・・・。
千代ちゃんに、天国で揃った家族にとびっきりの芝居を見せてくれることを期待します~♪
さて、新喜劇も無事にまとまりましたね!
万歳さんは、寛治くんの年格好と顔つきを見ただけで、引き揚げてきたばかりだと直感したかのようでした。
戦地に行っていた者しか分からない何かがあるのでしょうね。
姉弟の絆、劇団の絆をつないだ寛治くんに感謝です~♪
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【おちょやん】あらすじネタバレ19週94話|予告ポイント
ガラス玉だけ帰ってきた・・・
ヨシヲくんは、ガラス玉を受け取って行きました。
ずっと「ねぇやん」と呼んでいたヨシヲくん。最後は笑顔を見せて、「楽しみやな」と言って去っていったヨシヲくん…。お母ちゃんのお守り、返しに来てくれると信じてるで。千代ちゃんと一緒に、信じて待ってるよ…#朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/SQMMfyaHLX
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) February 25, 2021
嬉しさと悲しさが入り混じる回です。
26歳になった寛治くんが、3年ぶりに日本に帰ってきました!
外国の戦地で生き抜いてきた寛治くんは、人間的に成長を遂げているのではないでしょうか。
寛治くんのモデルの藤山寛美さんは、終戦後、ソ連軍の捕虜となって抑留されました。
解放後も中国の大都市・ハルビンで、キャバレーのボーイや靴磨き、役者やブローカーなどありとあらゆることしながら必死に生き抜いたのだとか。
寛治くんの口から、壮絶な体験が語られるのかもしれませんね。
そんな寛治くんから、千代ちゃんの最愛の弟・ヨシヲくんの悲報が届けられるとはショックを受けてしまいそうです。
千代ちゃんと一平くんが生き別れになったのは、1929年(昭和4年)でした。
当時、千代ちゃんは23歳位で、ヨシヲくんは21歳位のことです
それから19年後に、こんな結末を迎えるなんて。
亡き母・サエさんの形見のガラス玉は、ヨシヲくんの形見にもなることになりそうです・・・。
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