ネタバレあらすじ感想
2021年4月29日(木)放送
おちょやん第21週テーマ
「竹井千代と申します」
【おちょやん】あらすじネタバレ21週104話|最終回までお届け!
*放送後のあらすじネタバレです。
千代の家の前にて・・・
千代を説得することが出来なかった漫才師・当郎。
「もう来えへんで。あとは、千代ちゃんが決めはることや!」
千代を見つめた当郎は、思いを託しました。
そして当郎は、千代たち家族と過ごした楽しい時間を胸にしまい、帰って行くのでした。
【104話の展開】
当郎と長澤・・・
駅に向かって進む当郎。
なんと路地の屋台で脚本家・長澤を見つけ、目を丸くしました。
当郎は、すぐに千代の家へ戻ろうと言います。
しかし長澤は、誰かに無理強いされて迷いながら演じても良い芝居はできないと、前のめりになる当郎を諭すのでした。
納得した当郎ですが、ラジオドラマを成功させるためには千代を諦めたくないと、ため息をつくのでした。
春子の思い・・・
当郎が帰った後、ずっとぼんやりしている千代。
そんな千代の脳裏には、女優人生の日々が鮮明に蘇っていました。
すると、当郎と過ごした楽しい思いが覚めない姪・春子が、本当にもう芝居はしないのかと千代にたずねました。
千代は、もうやれないと苦笑い交じりに微笑みます。
千代の芝居を見たかった春子は、小さな肩を落とすのでした。
そんな春子に、それ以上声をかけることができない千代なのでした。
感謝する栗子・・・
春子が寝静まった後のこと。
栗子は、春子が言ったことを千代に謝りました。
そして、千代と一緒に暮らし始めてから、春子がとても明るくなったとしみじみと語り、感謝するのでした。
一方で千代は、芝居を辞めた自分には何もできることはないと口にし、ただ生きてここにいるだけだと言うのでした。
栗子は娘・さくらが戦争で亡くなった時に後を追おうとしたが、孫の春子のおかげで思い止まれたと過去を打ち明けます。
そして、ただ居てくれるだけで十分だと口にした栗子は、芝居をしていなくても千代は千代なのだと、静かに励ますのでした。
長澤が訴える・・・
翌日、脚本家・長澤が、千代を訪ねてきました。
道頓堀で聞いた千代の事がどうしても気になる長澤は、後悔しないために千代に会いに来たのでした。
道頓堀と聞いて千代は驚きます。
長澤は、道頓堀の仲間たちは千代を心配していると同時に、いつか役者として戻ってくると信じていると伝えました。
さらに、昨日の当郎と千代のやりとりはラジオドラマのようで、自分たちが目指す形を確信したと力を込めます。
長澤は、諦めずに生きてさえいれば、人生は面白いことが起きること教えたいのだと訴えます。
そして、力を貸してほしいと、深々と頭を下げるのでした。
千代の家にて・・・
長澤の話を静かに聞いていた千代が、口を開きました。
「うちには無理だす。怖いんだす。つらいことを思い出してしまいそうで・・・。どうか堪忍しとくれやす」
苦しい胸の内を口にした千代は、丁重に断るのでした。
千代の心に残る深い傷を目の当たりにした長澤は、千代の気持ちを汲みます。
別れ際に長澤は、芝居につらい思い出しか残っていないのだとしたら残念だと、口惜しげにつぶやいて帰って行くのでした。
長澤の言葉の数々、当郎や栗子と春子の思いが、千代の心を揺さぶるのでした・・・
つづく
【おちょやん】あらすじネタバレ21週104話|感想を最終話まで!
最終的に決めるのは千代ちゃん
【連続テレビ小説『おちょやん』4/29 第104回 #矢部太郎 さん】
長澤先生! 脚本の先生直々に来られるなんて、その昔、同じ京都の撮影所で玄関払いされていた千代ちゃんからは想像できないです。でも………続きは https://t.co/tLgP1gSiDA#おちょやん #朝ドラ pic.twitter.com/AHvIy4YN5F
— NHKアーカイブス (@nhk_archives) April 28, 2021
千代ちゃんは自分で決めることができるでしょうか。
そもそも、千代ちゃんがお芝居デビューはお茶子時代です。
天海一座の漆原さんが腰痛で倒れて、代わりに担ぎ出されました。
その舞台で、道頓堀を離れたく意志をはっきりと示しましたよね。
さらに京都に行ってからは、弟・ヨシヲくんに居場所を知ってもらうために女優になりました。
いつしか芝居をすることが千代ちゃんの生き方そのものになりましたよね。
長澤さんの言うと通り、強要されたところで千代ちゃんの持ち味はいかせないでしょう。
復帰を決意した千代ちゃんの、「私自身に対する義務ですよ!」の声を期待したいです~♪
ところで、女子3人の生活は穏やかな時間が流れていますよね。
千代ちゃんは、以前に比べて顔も声も温和になっている気がします。
他人のようで他人ではない3人は、言いたいことを言いながらも相手を気遣う優しさがあふれています~♪
【おちょやん】あらすじネタバレ21週104話|予告ポイント
なにかを見つけるかな?
「私はただ、しようと思うことは、ぜひしなくちゃならないと思ってるばかりです!」#杉咲花 #朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/k38ksT0ZVA
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) April 7, 2021
新たな家族と新生活をスタートさせた千代ちゃん。
千代ちゃんのモデル・浪花千栄子さんは、養女として実弟の娘・輝美(てるみ)さんを迎えています。
つまり、輝美さんが春子ちゃんのモデルと考えてよさそうですね。
浪花さんは亡くなるまで、輝美さんと一緒に暮らしたそうですよ。
新しい家族となった春子ちゃんは、千代ちゃんの生き甲斐となってくれることでしょう。
千代ちゃんと春子ちゃんの新コンビに期待が膨らみますね♪
春子ちゃんが私生活の相方ならば、当郎さんはお仕事上の相方となります。
防空壕で即興をして以来、およそ6年ぶりに当郎さんと掛け合いが見られるようです(17週83話▶)
そのおかげで千代ちゃんは、自分の居場所や、するべきことを見つける糸口になりそうです。
どんな展開が起きるのか楽しみです~♪