ネタバレあらすじ感想
2021年5月25日(火)放送
おかえりモネ・第2週テーマ
「いのちを守る仕事です」
【おかえりモネ】あらすじネタバレ2週7話|最終回までお届け!
*放送後のあらすじネタバレです。
下宿先・新田家にて・・・
父・耕治が起床した時、百音は仕事に行くところでした。
「えっ・・・今日は日曜だろ?」
百音としっかり話し合おうと思っていた耕治は困惑します。
慌ただしく出て行く百音を茫然と見送った耕治に、主人のサヤカが声を掛けるのでした。
「職場見学でも行きますか!」
【7話の展開】
森林組合にて・・・
『林間学校』の小学生たちが組合を訪れています。
講師をサポートする百音は、元気な小学生たちに圧倒されながらも、林業や木材について説明します。
そして、『組手什(くでじゅう)』などの工作体験を指導するのでした。
隣の事務所にて・・・
百音が働く姿を食い入るように見つめる父・耕治。
そんな耕治と一緒にいたサヤカは、どんなかわいくても手元に置いておくのは違うと思うと助言します。
すると耕治は、2か月前に島を出て行きたいと言い出した時の百音は、何か可能性を見つけたいという希望に満ちあふれたものではなかったと振り返ります。
そして、何が何でも百音の手を離しちゃいけないと思っていたと後悔していたと明かしました。
しかし耕治は、目の前で生き生きと働く百音の姿を見て、それは違っていたと思い直すのでした。
その後、耕治は工作体験を始めるのでした。
気仙沼・永浦家にて・・・
その頃、百音の実家では、母・亜哉子が百音のもとに行った耕治のことを、祖父・龍己に報告していました。
龍己は、きっとサヤカに追い返されるだろうと一笑します。
そして龍己は以前にサヤカに電話した際に、久しぶりに百音の大きな笑い声を聞いて安心したと、嬉しそうに明かすのでした。
森林組合の庭にて・・・
木で笛を作っていた父・耕治に、百音が声を掛けました。
完成したばかりの笛に耕治が息を吹き込むと、変な音が響き渡り、二人は思わず笑い出すのでした。
おもむろに笛を百音に渡した耕治は、気仙沼の亀島に帰ると言い出します。
そして時々、笛を吹いて自分を思い出してくれと照れ臭そうに言い、電話でもメールでもいいから連絡をくれと、娘を思う親心を伝えるました。
さらに耕治は、サヤカのことをよく聞いてしっかり働けと、何かを見つけようとする百音を応援するのでした。
一方で百音は、父の変化に戸惑いつつも、申し訳ない気持ちに包まれるのでした。
森林組合の庭にて・・・
百音を連れ帰ることを諦めて亀島に帰ろうとする父・耕治。
そんな耕治を呼び止めた百音が、今の思いを一気に吐き出します。
「あのね、お父さんがこっちだって決めたように、私も、こっちだって自分で決めたい!そういうものを見つけたい。だから・・・ごめんなさい」
百音は申し訳なさそうに耕治を見つめました。
娘の真っ直ぐな思いを受け取った耕治は、「おばあちゃんの初盆には帰ってこいよ」と微笑むと去って行くのでした。
百音は、寂しそうな背中の耕治の後ろ姿を目で追うのでした・・・
つづく
【おかえりモネ】あらすじネタバレ2週7話|予告ポイント
登米の組手什と震災の心温まるお話
百音ちゃんが教える『組手什(くでじゅう)』に注目です!
『組手什』とは、切り欠き加工が施された木材パーツを組み合わせるものです。
小さなものから大きなものまで自由に形を変えることができる上、軽くて取り扱いも容易。
解体して別のものに組み立てられる優れものなんです!
ここで、【おかえりモネ】の舞台・宮城県登米市にある『登米町森林組合』にまつわる心温まるエピソードをご紹介します。
登米森林組合は、東日本大震災の直後に、地元の木材を使った『組手什・家具キット』を被災した方々に大量に寄贈したのだそうです。
被災者が身を寄せていた避難所や仮設住宅は、プライバシーの確保が難しい空間で、身体面や精神面で相当な負荷が掛かります。
そんな問題の解消に『組手什・家具キット』は大いに役立ったのだとか。
しかも、自由に誰でも簡単に作れるとあって、とても喜ばれたそうですよ。
こういう温かいエピソードを知ると、さらにドラマの背景への思いが深まりますよね。
コロナが終わったら、ぜひとも登米に行ってみたいと思います~♪