NHK朝ドラ 「あさが来た」
ネタバレあらすじ感想14週83話
2016年1月8日(金)放送
あさが来た14週テーマ「新春、恋心のゆくえ」
あさが来た ネタバレあらすじ感想・最終回まで 14週83話【1月8日(金)】
亀助のふゆへの思慕を胸に、新次郎はふゆの思いで作りにとひと時を過ごします。
ところが、間の悪い事に、二人の仲睦まじそうなその仮初めの姿を、婚約者の平蔵に見られてしまいました。その事を、ふゆの父・彦三郎に「ふゆが逢引きをしていた」と告げます。
婚約者・平蔵の話に激怒した彦三郎は、加野屋に乗り込み、若旦那を出せと意気込みます。
店先から奥へと通された彦三郎と平蔵は、榮三郎とよの、あさの3人と向き合います。
平蔵は、新次郎とふゆの成り行きから、雪の中襟巻きを届けた亀助とのやり取りまで、すべて陰で見ていたと言います。
そして、平蔵は「そんな尻の軽いおなごを嫁にするつもりあらしません」と、婚約を解消すると言うのでした。
廊下で見ていた亀助は、たまりかねて皆の前に飛び出します。ふゆの所業には訳があり、それは自分に責任のあることだと話します。そして、決してふゆは尻の軽いおなごなどではないと弁明します。
やがて、ふゆもやって来て謝ります。
すると、父・彦三郎は「このアホが!」と、いきなりふゆの頬を叩くのでした。彦三郎のあまりの激高にあさが割って入ると、彦三郎はそのあさにまで暴力的な態度を取ろうとします。
ついに見かねた亀助は、あさをかばうように前に飛び出し、その勢いで平蔵に向かいタンカを切ります。
「好きなおなごを守れないなら、嫁を取るなんてやめたらよろし!!」
さらに、彦三郎に向かって「こんな仕打ちをするのは親ではない!ふゆは加野屋にとって大事な身内だす!帰っておくれやす!」
すると、ついに彦三郎は亀助をも殴り飛ばし、大乱闘になってしまうのでした。
やがて収拾となったその時に、ふゆの亀助を見る目が変わります。
その後勝手場でふたり・・・
亀助の傷を手当てしながら、ふゆは父の暴力を謝り、さらに、迷惑をかけた加野屋にももういられないと言います。
そして、亀助の言ってくれた「ふゆは大事な身内だ!」の言葉が嬉しかった、その言葉さえあればどんなとこでも頑張れると頭を下げます。
と、ついに亀助が言います。「わてのお嫁さんになっとくなはれ!」何のとりえもないが、ふゆを思う気持ちだけは誰にも負けないと、ようやく真剣な思いを伝えます。
すると、ふゆが亀助のその思いに「うち亀助さんのお嫁さんになりとうおます」と、答えると、驚きのあまり亀助はその場にへたり込んでしまいます。
そして、ふゆと亀助の結婚が決まるのでした・・・
つづく
■「あさが来た」のモデル、夫・広岡信五郎はユニチカの初代社長
■「あさが来た」のモデル広岡浅子の子供・子孫たち
■「あさが来た」今井屋のモデル三井家と浅子の関係
あさが来た 14週83話・感想まとめ
▮やったね!亀助さん
なんとまぁ、びっくりポンの急展開でした。
細かいことは置いといて、まずは亀助さん。
コングラチュレーション!☆\(@^o^)/.::・’°・*.”;.*: おめでとう~
これまでの流れから、亀助さんが自分の想いをふゆちゃんに伝えることはないのだろうと想像していましたから、予想外の急展開に本当に驚いてしまいました。
しかも、ふゆちゃんが亀助さんの想いに応えるなんて…。
だって、ふゆちゃんが新次郎様に『お目掛さんでもお側に居たい』と自分の想いを伝えた、昨日の今日ですものね。驚くやら嬉しいやら…、どういたしましょう。
亀助さんとふゆちゃんが結婚、結ばれるなんて、想定外の嬉しい成り行きですけれど、多くの朝ドラ通の方々にとっては想定内の出来事なのでしょうかしら?
もしかしたら、こちら方面にうといあさちゃんの鈍さが、伝染してしまったのかと少し心配になりました。
▮千両役者たち
今日の加野屋の客間、怒鳴り込んできたふゆちゃんの父親と洋傘屋の山本と加野屋の人々とのやり取りのシーン。
ここは、あさちゃんの『本気で思う心しか人には届かない』というセリフを要とした、亀助さんの大きな見せ場でしたよね。
もともと、亀助さんは私のお気に入りのイイ男衆ですから、亀助さんの熱い演技には大いに感情移入して涙しながら楽しみました。
でも、ここで改めて気づかされたのは、亀助さんの千両役者ぶりを援護する悪役、ふゆちゃんの父親、日野彦三郎(ふゆちゃんの名字が日野だと初めて知りましたが)と洋傘屋の主人、山本平蔵、この二人も見事な役作りですよね。
横暴で女性の敵、嫌な男の見本の様なふゆちゃんの父親と、今で言うストーカー気質の気持ちの悪い男、洋傘屋の山本。思わず顔をしかめたくなるほどに、この二人の嫌な男っぷりが見事過ぎるほど見事です。こちらも千両役者に違いありません。
それと、立ち聞きする店の女子衆の立ち居振舞いや、よのさんのとぼけたセリフ回しも、このドラマを楽しませてくれる千両役者たちの証明です。
勿論、ドラマの中でそれぞれの役者さんが、見事に千両役者ぶりを発揮しているからこそ見応えがあるのでしょうけれどもね。
兎にも角にも、愛するふゆちゃんを身を挺して守った亀助さん。
こんなに想われたら女冥利に尽きます!!ふゆちゃんでなくても『亀助さんのお嫁さんになりとうおます~』と、言いたくなるというものです。
▮帰ってきた男
ドラマの最後。杉浦アナウンサーの語りが、鶯の鳴き声とともに亀助さんとふゆの祝言の訪れと大番頭雁助さんが帰ってきたことを知らせます。
その後に、画面にはアップになったうめさんが映し出されます。これは、もしかしたらもしかして、雁助さんとうめさんの恋バナへの前振りなんでしょうか?
明日は祝言です・・・
ではでは
感想byまっちぃ