あさが来た ネタバレあらすじ感想20週116話【2月16日(火)】|NHK朝ドラfan

NHK朝ドラ 「あさが来た」
ネタバレあらすじ感想20週116話
2016年2月16日(火)】放送
あさが来た20週テーマ「今、話したい事」

あさが来た ネタバレあらすじ感想・最終回まで 20週116話【2月16日(火)】

あさが九州方面へと行っている間、新次郎はまだ一度も見たことの無い成澤泉を探す破目になってしまいました。仕事時間も終わり、まずはビールでもと口にすると、珍しく平十郎が一緒すると言います。

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ふたりで晴花亭に来ましたが、そこで英語の歌を歌っている男がいました。なんと、成澤泉でした。平十郎は、あれが「ワカメの四番!成澤です」と新次郎に告げます。

九州から帰宅したあさが応接室に入ると、なんと成澤がいるではありませんか。
あさは「成澤先生!!」と驚きの声を上げ、原稿を読み感動した事を成澤に伝えます。

スライド1あさは、早速、女子大学校設立に全力の支援をしたいと申し出ます。ところが、成澤は「賛同者」として、発起人に名を連ねてくれればいいと言うのでした。

あさが成澤の活動の実態を聞くと、賛同者はあさを入れてわずか11人、しかも、教育界で成澤はやっかい者扱いされているといいます。さらに、資金のめども立っていない・・・

あさの実業家としての嗅覚が動きます。
りっぱな指南書があっても、このままでは学校は出来ない・・・、そう直感したあさは、教育界の「ファーストペンギン」になるべく成澤を、一緒に手伝いたいと言い出します。
もはや、女子大学校設立には、あさの夢ともなっていたのでした。

そうあさは宣言すると、事前に考えていた設立の算段を話します。「まずは、お金だす」と、算盤をはじきます。

あさは、この理想のためなら担保がなくとも、加野銀行が融資してもいいのではないかと考えますが、即答で平十郎に猛反対されてしまいます。

あさ116すると、成澤は、お金を借りると、返済のために“経営”をしなければならない。「私は経営者ではなく、教育者でありたい」と理想論を掲げるのでした。

あさは、開校までには30万円程度が必要と試算します。(現在の約15億円相当)
日々の食費にも困る生活を強いられている成澤は、その金額に仰天します。

成澤は借金などはせずに、賛同者を着実に増やしながら「寄付金」を募り、それに見合った学校を作りたいと考えていたのでした。

しかし、“攻めの経営者”あさから見ると、理想論者で現実離れした夢想家、いささか心もとない成澤先生に見えるのでした。

あさは、洋服の仕立て屋を呼んでいました。
まずは、理想を唱えるにふさわしい身なりからと、成澤に洋服を仕立てます。

そして、数日後・・・
ワカメの四番こと成澤泉は、りっぱな先生の様相であさを訪ねてきました。

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そして、ふたりは早速“日本初の女子大学校”設立に向けての作戦会議を始めるのでした。
つづく
 
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 あさが来た20週116話・感想まとめ

成澤先生との対面

ついにあさは、成澤先生と出会えました~!!何でも見つけ出してくれる新次郎さんってやっぱり頼もしい!

以前、惣兵衛さんからはつの琴を探してほしいと頼まれた時も、見つけ出してくれましたよね!!そのおかげで、和歌山でも庄屋さんの子供たちへ琴の先生ができたのかもしれません。これは、私の勝手な想像ですけど。

話は戻して・・・。
新次郎さんと成澤先生との出会いがまた面白かった!美和のお店で平さんと飲んでいる最中でしたね!!

平さんこと辻本さんの顔も面白かった。あれが噂の4番ワカメさん!!って(笑)新次郎さんも英語を話す男性とあさは縁が多いからと、ついぽろり。(以前は五代様)また今回もジェラシーを感じちゃうのでしょうか??
必死で成澤先生を探すあさの姿に、新次郎さんの若干の嫉妬心が可愛い~♡
 

理想派成澤と現実派あさ

成澤先生に会えたものの、理想ばかりで地に足がついていないとあさは驚きを隠せません。

その点、あさはさすが実業家!まず初の女子大を作るにあたりいくらかかるのか?などなど。さっとそろばんを弾く姿が光ってました♪今の金額で15億円などという莫大な金額を銀行から借りないという成澤先生。借金をせずに寄付を募るという考えに、あさはびっくりポンでした。

でも理想派成澤先生の考えも、ずば抜けてますよね。女性教育を浸透させたいという考えに賛同してくれる人がいるはずだ!という自信もあったのかもしれませんね。

まずは、その理想を現実にするために、自分の身なりを分相応にしないといけませんね。あさがきちんと準備すると、見違えるように素晴らしい男性へ大変身でした。

昨日も少し話しましたが、もともと女学校の教師をしていたころはビシッとした格好でしたからね。それが髪はボサボサ洋服はボロボロと、残念な格好でしたから、戻るべき姿に戻ったといったところでしょう。

これからあさと二人三脚で賛同者を集めて行くことになります。しかしあさのやる気とは裏腹に・・・、今週は波乱万丈なウィークとなりそうです。
 

女性教育について

江戸時代は「女子には学問は不要である」と考えられていました。あさの幼少時代もそうでしたよね。寺子屋へ通うのも男性がほとんどでした。

学問については、読み書きができるだけで良いと考えられ10代半ばで結婚をするというレールが一般的でした。

しかし、明治に入ると人材を育てることこそ国の発展だという考えの元、教育の重要性が説かれるようになりました。女子に対しても同様な考えに変わっていったようです。
明治時代の初等教育(小学校)の進学率は、下記のようでした。
明治 6年 男子 40%  女子 15%
明治10年 男子 56%  女子 22%
明治20年 男子 60%  女子 28%
明治30年 男子 80%  女子 50%
明治35年 男子 95%  女子 87%  
(NHK出版あさが来た2より引用)
このように見ると、女子の進学率増加に目を見張るものがありますね。日本初の女子大(日本女子大学)が設立したのも明治34年でした。

今では中学校までは義務教育で学べる環境が当たり前ですが、時代によっては女性が学ぶことさえ許されなかったという辛い現状もあったわけですよね。そう考えると、あさがいかに苦労して独学で学んだのかと頭が下がります。

あさや成瀬先生たちに、感謝感謝の思いです。

ではでは
感想byあさひめ

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