ネタバレ予告あらすじと感想
2023年4月11日(火)放送日
らんまん第2週「キンセイラン」
らんまん2週7話4月11日(火)|名教館での強烈な出会い
*【らんまん】2週7話放送後のあらすじネタバレ感想です。
『名教館』中庭にて・・・
武士の息子・広瀬佑一郎に『剣術の稽古』の名のもとに制裁を受ける万太郎。
初めて握った万太郎の木刀は、佑一郎の一撃で払い落とされてしまいます。
打ちのめされ、はいつくばる万太郎。
この仕打ちに意気消沈した万太郎は、そのまま『名教館』から去ろうとします。
やがて、門まで来るとまた『あの掃除人』から水をかけられてしまいます。
「講義の最中やろう、なんで門を出る?」せっかくの勉学の機会を無駄にするのかと問うその男。
万太郎は、番頭や手代衆、杜氏や蔵人がいるから、自分は何もしなくてもいいと答えます。
「新しい時代が来たのにか・・・」と、その男は落胆気味に語ります。
今は世の中の変わり目、武士の子たちも自らの手で生きて行かなければならない事を突き付けられ、みんな必死に変わろうとしている。
「おまんも、しきたりにとらわれんと、今こそ変わる時なんじゃ」と、その男は熱く説きます。
しかし、万太郎は幼いころからの祖母・タキの教育で、先祖代々やってきたことを何も変えずに継承することが大切と教わったと答えます。
「おまんはどう思う」その男は問います。
「ええっ・・・。」万太郎は答えに詰まってしまうのでした。
変えてはいけないという祖母・タキの言葉と、変わる時だと説く男の言葉が万太郎の胸をざわつかせるのでした。
万太郎の部屋にて・・・
名教館にはもう行かないと言い出す万太郎を、タキは厳しく𠮟りつけます。
そして、いくら諭しても聞き入れない万太郎に「名教館に行かぬなら、メシ抜きじゃぁ!」と告げると部屋を出てゆくのでした。
奥の間にて・・・
タキがやってくると、万太郎の姉・綾が酒造りの帳面を見ていました。
それは、当主・万太郎のもので、女のかかわるものではないとタキは厳しく言いつけます。
しかし、綾の酒造りへの関心の深さを知ったタキは、万太郎をずっと支えてほしいと話すのでした。
その夜の事・・・
自室で空腹に身をよじらせていた万太郎に、綾がにぎり飯をもってきました。
嬉しそうにほお張る万太郎に綾が話します。
万太郎は大人になり、『峰屋』を継ぎ大きく発展させると言いかけ、綾は遠くを見ます。
そして、自分は嫁に行き、知らない家の知らない旦那様に尽くす運命だとさみしそうに話すと、どうせ尽くすなら『峰屋』に尽くしたいと語るのでした。
さらに、どんなに酒造りがしたくても、女は蔵にも入れないとうなだれます。
すると万太郎は、酒造りをしたいならしたらいいと綾に言います。
それは昔からの決まりで、出来ない事だと綾が答えると、それなら変えたらいいと万太郎は口にします。
と、その言葉を発した瞬間『あの掃除人』の言葉を思い出します。
「今こそ変わる時なんじゃ!」
そして、綾に『名教館』通いを励まされた万太郎は、次ぐ日から一人で登校するのでした・・・つづく
らんまん2週7話4月11日(火)今日の感想!
【らんまん】2週7話放送後の感想とポイントです。
今日のポイントは
ガラガラポンの転換期です。
新しい価値観が広がる中で戸惑う万太郎くんと竹雄くん。そして、綾ちゃん、タキさんのこれまでに語られなかった葛藤が描かれた第7話でした。
世の中の価値観がまるっきり変わってしまう転換期の明治維新。
そんな社会とはいえ、先祖代々続く『峰屋』を守ってきたタキさんの考えも正義ですよね。
酒造りや勉強をしたい綾ちゃんも、賢いがゆえに自分の立場をわきまえ、タキさんの意見を必死に受け入れようとしていました。
そんなタキさんと綾ちゃんのやりとりは、お互いに気持ちを押し殺しているようでした。
特にタキさんは言いたいことを何度も飲み込んでいましたよね。
ネット上では、
「綾ちゃんの思いを知って嬉しいはずだけど、例外を作ることはできない」
「言葉とは裏腹の感情があふれている!」
「タキさん自身もやるせない思いを抱きながらも使命感で生きてきたのでは?」
といった声が多く見られました。
一方、綾ちゃんには「思いが報われてほしい~!」の声が圧倒的で、「家業は思いの強い人が継げばいい!」という意見が多く寄せられていました。
朝ドラといえば、大多数が女性が主役で、自分の信念に邁進するパターンが王道です。
綾ちゃんがヒロインならば、純真無垢なおてんば娘が周囲の声を説き伏せて酒造りに励むという物語もアリでしょうけど・・・。
そんな綾ちゃんの思いが叶う未来を期待したいですね。
ところで、綾ちゃんが「万太郎はそのうちあたしより背が高たこうなる」と断言していましたよね。
調べてみたところ、綾ちゃんの大人役の佐久間由依さんはモデルだけあって172cmありました。
一方、万太郎くんの大人を演じる神木隆之介さんは167cm。
その差は5cm・・・。私からは以上です~♪
らんまん2週7話4月11日(火)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
おぼっちゃまに洗礼が!
ボンボン育ちの万太郎少年が武家の学問所で手荒い洗礼を受けます~!
⋰
「#らんまん」まであと⑥日!
⋱名教館の蘭光先生と、少し大きくなった万太郎。
そして学友の佑一郎の3人が高知からお届けします!#寺脇康文 #小林優仁 #岩田琉生#朝ドラ #4月3日スタート pic.twitter.com/W0tLRB2Tid— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) March 28, 2023
第2週から主な舞台は、万太郎くんがタキさんたっての願いで通い始める学問所『名教館』(めいこうかん)です。
ちなみに学問所『名教館』は100年以上の歴史があり、優れた人材をたくさん輩出してきたとされる名門の郷校。
武家出身の者しか通えなかった中、時代の移り変わりに合わせ、初めて町人出身者として万太郎くんと友達・堀田寛太くんだけが通うことを許されます。
タキさんもさぞかし鼻が高かいことだったでしょうね!
実はこの『名教館』の門は、高知県佐川町に実物が今でも残っているんです!
『文教のまち』として知られる佐川町には、歴史的街並み地区があります。
そのシンボル的存在として玄関部分が移築されていて、観光で訪れる多くの人の目を今でも楽しませているのだとか。
もしかしたら朝ドラの中で、実在する『名教館』の門をイメージしたセットが組まれている可能性もありますね!
実在する門とドラマの中に登場する門を見比べてみるのも楽しそうです。
『らんまん』縁の地として聖地巡礼先のひとつにするのも、アリかもしれません〜♪
モデルが存在する朝ドラならではの楽しみ方ができる点も『らんまん』の魅力ですね!
そんな歴史ある『名教館』で、さっそく武家の子たちからの手荒い洗礼を受ける万太郎くん。
モサモサ頭の怪しい男の正体は!?
万太郎くんの人生を運命づける出会いに注目です~♪
以上、2週7話のネタバレあらすじ予告でした。