ネタバレ予告あらすじと感想
2023年4月12日(水)放送日
らんまん第2週「キンセイラン」
らんまん2週8話4月12日(水)|学問に目覚める万太郎!
*【らんまん】2週8話放送後のあらすじネタバレ感想です。
『名教館』にて・・・
意を決し藩の学問所『名教館』に足を運んだ万太郎。
お目付け役の竹雄を帰らせた後、中庭でオオバコを見つけました。
「おまんのように、踏まれても強くなれたらのう・・・」
地面に腹ばいになった万太郎は、オオバコに優しく語りかけるのでした。
するとその時・・・
昨日のモサモサ頭の『あの男』が、また万太郎に話しかけてきました。
その男は、辺りに生えている植物の特徴をスラスラと説明します。
その博識ぶりに驚いた万太郎は、どうしてそんなに詳しいのかとたずねます。
すると、その男は館内の別室前に万太郎を連れてくると、『本草綱目』(ほんぞうこうもく)という本の束を広げるのでした。
モサモサ男は、1892種類の草花について書かれていると、自慢そうに微笑みます。
すると、万太郎の目が興味と驚きで輝きます。
それを読み取ったモサモサ男は、本を万太郎に手渡します。
しかし、万太郎はその文字を読むことができませんでした。
すると万太郎は、「ちょっと貸してつかぁさい!」と言うと、教室へと駆け出すのでした。
教室にて・・・
「これが読みたいです!」
突然現れた万太郎は、講義をさえぎりながら先生に訴えます。
ざわつく教室、あきれる先生。
するとモサモサ頭の『あの男』が、やってきました。
「今年の幼年組は面白いのがおるのう」
なんと、このモサモサ男こそ『名教館』学頭・池田光蘭光(いけだらんこう)だったのでした。
蘭光は、その本が読みたかったら国学や漢学が必要だと説きます。
そして、何故さまざまな植物があるか、何で季節ごとに咲く草花が違うのか、そもそも季節とは何か、蘭光の話しに身を乗り出すように聞き入る生徒たち。
『学ぶ事は興味の数だけある』と、言わんばかりの蘭光の講義が始まります。
そして、蘭光が世界地図や書物を持ち込むと、生徒たちはそれの群がります。
それを見ながら、蘭光が声を上げます。
「者ども、好きに学びやぁ!」
その声に、万太郎の顔に満面の笑みが戻るのでした。
その日以降、万太郎は『名教館』で学ぶ事に熱中するのでした。
明治7年(1874)春のこと・・・
『名教館』で、楽しく学ぶうちに3年の月日がたっていました。
万太郎も12歳になりました。
そして、万太郎の勉学への関心は増すばかりで、尽きることはありませんでした。
『峰屋』自室にて・・・
万太郎は、番頭・市蔵を呼ぶと、名教館に本を返して次の本を借りてきてほしいと伝えます。
町に出るついでにと市蔵が引き受けると、万太郎は市蔵の持つ『懐中時計』に興味を示します。
それを貸してほしいとせがむ万太郎に、大切なものだからと言いながらもしぶしぶ渡します。
市蔵は、一抹の不安を感じながらも部屋を後にするのでした。
その後・・・
使いから帰った番頭・市蔵の悲鳴に近い声が響き渡ります。
なんと、万太郎は『懐中時計』をバラバラに分解していたのでした・・・つづく
らんまん2週8話4月12日(水)今日の感想!
【らんまん】2週8話放送後の感想とポイントです。
今日のポイントは
番頭さんの哀愁です。
絶対的な存在の若様の前では、抵抗しながらも逆らうことができなかった番頭さん!
番頭さんが奮発して買った大切な懐中時計は、若様の興味の虫によって見事なまでに分解され模写までされていました。
「ちょっとお高かった。壊さんとってくださいよ。あかん・・・」
万太郎をよく知りつくした番頭さんは、万太郎くんのあの目つきを見た途端、悟ってしまったようですね。
想像の上を行く「高速フリ回収」にネット上でも歓喜の声が上がっていました。
万太郎くんに対して「絶対にやると思った!」「天才型の子供が一度はやる定番!」「無慈悲が炸裂」など、期待通りとの声が多く寄せられていました。
一方、番頭さんに対しては「仕える者の悲哀」「ドンマイ!」「大奥様に新しく買ってもらって~」「天才の影で泣く者の現実を見た」など同情の声も多くコメントされていました。
ちなみに、抜群の顔芸で番頭を演じるのは、バイプレーヤーとして活躍する小松利昌さんです。
コント師としても活躍する小松さんは、過去には『R-1グランプリ』にも出場経験があるのだとか。
そんな小松さんは、今田耕司さん、中川家・礼二さん、でんじろう先生、板尾創路さん、生瀬勝久さんなど似ていると言われています。
峰屋の大黒柱として活躍する番頭さん。
振り回されることも多いはずですが、その時の気持ちを『サラリーマン川柳』にしたためてほしいものです~!
らんまん2週8話4月12日(水)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
怪しい男は人生の師
学問に目覚める万太郎くんのキラキラな瞳に元気をもらえそうです~♪
⚘ #らんまん 人物紹介 ⚘
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池田蘭光 #寺脇康文学問所「名教館」の学頭。
高名な学者だが、無類の酒好きで身なりに頓着しない変わり者。
少年の万太郎に、学び続けることの大切さを教えてくれた人生の師匠。#朝ドラ #4月3日スタート pic.twitter.com/81CLliqduz— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) February 14, 2023
モサモサ頭の怪しい男の正体は『名教館』(めいこうかん)の学頭・池田光蘭先生でした。
学頭とは今で言う校長先生のような存在で、学校の中で1番偉い人です。
しかし池田先生のキャラクターは、お酒が大好きで身だしなみも気にしないちょっと変わった人なのだとか。
そのフランクな人柄を通して『名教館』に通う子どもたちに学びの楽しさや大切さを教えてくれるようです。
そんな風変わりな偉い人・池田先生を演じるのは、ベテラン俳優の寺脇康文(てらわきやすふみ)さんです。
朝ドラには『ひまわり』(1996年)、『おひさま』(2011年)に続いて、3度目の出演となります。
物語の中で池田先生は、万太郎くんを学問の道へと1番最初に導く重要人物とされています。
勉強に全く興味のない万太郎くんを学問の世界へどう巻き込んでいくのか注目です〜♪
また、万太郎くんが学問に興味を持つきっかけとなる『本草綱目』も気になりますよね!
これは中国・明の時代に、時珍(じちん)という医者が書いた本です。
興味深いのは、この時珍さんも万太郎くんのように子どもの頃に病気がちだったのだとか。
そのため、たくさんの本草書(ほんぞうしょ:薬草・薬物について書かれた本のこと)を読み漁っていたと伝えられています。
自分と著者に共通点があり、植物についての知識を得られるこの本に、万太郎くんが惹かれないわけがありませんね!
そういった点からも万太郎くんが池田先生とこの本に出会うシーンは、『らんまん』の物語にとって大切な場面として描かれるはずです~♪
以上、2週8話のネタバレあらすじ予告でした。