ネタバレ予告あらすじと感想
2023年5月11日(木)放送日
らんまん第6週「ドクダミ」
らんまん6週29話5月11日(木)|新居はドクダミ十徳長屋!
*【らんまん】6週29話放送後のあらすじネタバレ感想です。
万太郎は、東京での住居をこの十徳長屋に決めました。
個性的な住人たち。
十徳長屋には倉木夫妻とその子健作、苦学生の堀井丈之介、差配人のりんの他にも個性的な面々が住んでいました。
小料理屋の女中・宇佐美ゆう、落語家・牛久亭九兵衛(うしくていきゅうべえ)、棒手振り商いの及川福治とその娘・小春が暮らしています。
万太郎が倉木の子・健作を助けたこともあり、長屋の住人たちも快く万太郎と竹雄を受け入れたのでした。
引っ越しにて。
荷物を部屋へ運び始めた万太郎と竹雄。
長屋の住人たちも、万太郎たちに共感し親切に手伝い始めました。
やがてひと段落したところで、万太郎が改めて自己紹介を始めます。
そして、万太郎が蔵元の当主と知ると、金に縁のない皆の目は一斉に色めき立つのでした。
しかし、りんが不思議そうな表情で、どうしてご当主が東京に越してくるのかと聞くと、万太郎は『東京大学』に通うためだと答えます。
すると、堀井は自分も東大だから先輩だと話すと、入学は9月で今の時期ではないと不思議そうに問いただします。
万太郎は、その疑問をまったく意に介さず、自分はただ研究をさせてもらおうと出てきただけだと答えると、学歴も小学校中退だとあっけらかんと答えます。
その挙句に、実家からは感動された身だと話すと、長屋の一同はクモの子を散らすようにさっさと自分の部屋に戻るのでした。
それを呼び止めた万太郎。
皆に向かい、もう一つだけ頼みがあると一同を呼び止めます。
それは、長屋を埋め尽くしていたドクダミを採取して欲しいというものでした。
ドクダミは、クスリにもなり蚊よけにもなり化粧水にもなると話すと、皆は感心しながらドクダミ取りに力を貸すのでした。
そんなところに、酔っ払った倉木が帰ってきました。
倉木の部屋にて。
万太郎と竹雄は、ふて寝する倉木の背中越しに、約束した100円を払うと言いその包みを置きます。
すると倉木は起き上がると、たかが草にそこまでするのかと顔をゆがめます。
そして、まるでわが身を比喩するかのように、何の意味もない、うとまれるだけの雑草なんかに生きる意味はないと持論を振りまきます。
すると万太郎は、草花には必ずそこで生きる理由がある、この世に咲く意味があると倉木の意見を否定します。
その万太郎の瞳の輝きに圧倒されるかのように、倉木は目をそらします。
そして、わが身を諭されたかのように身の置き場がなくなると、「出ていけっ!」と万太郎に罵声を浴びせるのでした。
万太郎谷の部屋にて。
「若、これを最後にしてくださいよ」と、竹雄。
そして、もう実家に頼る事のない生活をするようにときつく念を押すのでした。
つづく
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らんまん6週29話5月11日(木)今日のみんなの感想!
【らんまん】6週29話放送後の感想とポイントです。
今日のポイントは
やさぐれ男・倉木です。
「雑草は疎まれ、踏みにじられ・・・、踏みにじったことも誰も覚えてねえ」
やり場のない鬱屈した思いに苦しむ倉木さんは、雑草と自分の身の上を重ねていました。
そして、右肩を抱くような仕草をしていましたが、背中の刀傷を慰めているようでした。
あの刀傷はきっと、倉木さんの壮絶な過去の象徴なのでしょうね。
そんな倉木さんに、雑草と言う草はなく、すべてに名があり生きる意味があると説いた万太郎。
この2人のやりとりは、多くの人の心に響いていました。
「旧幕府軍のプライドと、生き残ってしまった後悔と疎外感が倉木を苦しめていて見ていられない」
「万太郎の言葉は倉木に届いたね。でも倉木の心を明るくするのは長期戦が必至」
「名もなき草花に名が付いて花咲くように、倉木も絶対にそうなってほしい」
「万太郎くんに出会ったことで、倉木さんは過去にケリをつけて未来を歩めるか?」
「この2人、バディになれるかも~!」など今後の2人の関係性や、倉木の再起に期待する声がたくさん広がっていました。
それと同時に、 「置かれた場所で何ができるか。今日から前向きに頑張りたい!」という、まさに前向きになコメントも多く見受けられました。
ちなみに、「雑草という草はない」は昭和天皇のお言葉として有名ですが、
最初に言ったのは、本当に万太郎くんのモデルで植物学者の牧野富太郎さんなのだとか。
1948年に牧野先生は皇居に赴き、植物研究に熱心だった昭和天皇に植物学をレクチャーしたそうですが、その時に影響を与えたのかもしれませんね。
さて、雑草論で視聴者の感情を揺さぶった万太郎くん。
その直後に「峯屋は若の財布じゃない」を復唱させられるとは。
クセが強めなキャラが揃うクサ長屋生活が楽しみで仕方ありません~♪
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らんまん6週29話5月11日(木)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
東京の住まいが見つかる!
個性派ぞろいの十徳長屋での日々がスタートしますよ~!
⚘ #らんまん 人物紹介 ⚘
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江口りん #安藤玉恵十徳長屋の差配人。
裏表のない正直者で万太郎たち長屋メンバーの相談役。#朝ドラ #4月3日スタート pic.twitter.com/ceuepdlBvc— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) February 24, 2023
標本入りのトランクを盗まれたことがきっかけで、十徳長屋にたどり着いた万太郎くん&竹雄くん。
しかも部屋が空いていると聞いて、すぐに部屋を借りることができました。
2人にしてみれば、まさに『渡りに船』といったところでしょうね!
さて、安藤玉恵(あんどうたまえ)さんが演じる差配人・江口りんさんの仕事の1つに、店子の面倒をみる役目があります。
そのため万太郎くんが部屋を借りる前に、りんさんが倉木夫妻の子ども・健作くんの治療費を万太郎くんに返すシーンが描かれるのだとか。
しかし万太郎くんは戻ってきた治療費を、すぐに部屋を借りるための手付金として渡してしまうようです。
りんさんとしては、空き部屋が2部屋も埋まり、立て替えたお金もそのまま戻ってくることになります。
まさにお互いにWIN-WINな出来事なだけに、万太郎くんを受け入れる流れになるのではなりそうですね!
一方、長屋で暮らす皆さんは、ポンポンとお金を払う万太郎くんに興味津々。
引っ越しの際も、あれやこれやと世話を焼いてくれることになるのだとか。
しかしどうやら純粋に万太郎くんに優しくしてあげているワケではなさそうですよ。
というのも、お金持ちのお坊ちゃんだと思った万太郎くんが、ほぼ勘当同然で上京してきたと知るやいなや、長屋の住人たちは手のひらを返したように自宅へ帰ろうとする展開が待っているからです。
そんな、ひと癖もふた癖もあるキャラクターの濃い住人たちとの暮らしが、これから始まりそうな予感!
朝ドラらしく様々なトラブルや困難が待ち受けているはずです。
今後の万太郎くん&竹雄くんとクサ長屋の面々とのドタバタ劇に期待です~!
以上、6週29話のネタバレあらすじ予告でした。