ネタバレ予告あらすじと感想
2023年7月14日(金)放送日
らんまん第15週「ヤマトグサ」
らんまん15週75話7月14日(金)|喜ぶ万太郎と失意の田邊
*【らんまん】15週75話の放送後のあらすじネタバレ感想です。
十徳長屋にて。
長屋の住民たちの協力のおかげで、牧野家に待望の石板印刷機が入りました。
皆に感謝した万太郎は、「わし、やりますき!」と奮闘を誓ったのでした。
その後、『日本植物志図譜』の制作に着手した万太郎。
記念すべき初刊の巻頭を土佐の植物で飾ると決めた万太郎は、心を込めて石板に向かいます。
寄り添う寿恵子は、慣れない仕事を懸命に覚えていくのでした。
東大・植物学教室にて。
万太郎は、講師の大窪と発見した新種に『ヤマトグサ』と名付けました。
2人は喜びをかみしめながら、新種を発表する植物学雑誌の原稿を仕上げていくのでした。
中尾質店にて。
金銭出納帳とにらっめっこしていた寿恵子が近所の質屋へ。
寿恵子が質入れしたのは、舞踏練習会の発足式で着た白のドレスでした。
しかし質屋の店主からもらった金は想像以下で寿恵子は肩を落とします。
するとそこへ、十徳長屋の住人・倉木えいが質屋にやって来ました。
えいに質屋に来た理由を聞かれた寿恵子は、図鑑の版元に先払いするために100円を用意いないなといけないと打ち明けたのでした。
その夜。
突然、倉木夫妻が牧野家をたずねてきました。
神妙な面持ちで「お前も・・・お前の戦をしてるんだろう」と切り出した倉木は、懐から包みを差し出しました。
なんと中には、100円が入っています。
それは、かつて倉木に盗まれた標本を取り戻すために万太郎が払った金でした。
倉木は、施しではなく万太郎が戦うためにその金を渡すと言います。
「俺は、万太郎に救われた・・・」
倉木は万太郎に言われた「どの草花にも必ずそこで生きる理由があり、この世に咲く意味がある」で生まれ変われたと感謝するのでした。
万太郎と寿恵子は、倉木夫妻の厚意をありがたく受け取ったのでした。
やがて。
ヤマトグサ(学名:Thelygonum Japonicum,Ohkubo et Makino)を紹介する記事を載せた『植物学雑誌』の新刊が完成しました。
この発表は、日本の植物学が始まって以来の快挙となったのでした。
さらに、万太郎が手掛けていた『日本植物志図譜』も完成しました。
制作に取り組んでいた寿恵子や応援していた長屋の面々は大喜びするのでした。
同じ頃。
田邊教授が発表の準備を進めていた『トガクシソウ(戸隠草)』を巡って、植物学史に刻まれる事件が起こりました。
なんとイギリスのケンブリッジ大学に留学中の伊藤孝光が、新属『RANZANIA T.Ito』として発表したのです。
先を越されてしまった田邊は、この上ない屈辱を味わうのでした。
十徳長屋にて。
「万太郎さん、お話があります」
ずっと体調が思わしくなかった寿恵子は、妊娠したことを万太郎に伝えたのでした。
つづく
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らんまん15週75話7月14日(金)今日のみんなの感想!
【らんまん】15週75話放送後の感想とポイントです。
今日のポイントは、
倉木アニキの恩返しです
万太郎くんが倉木さんに撒いた種が、恩返しという花を咲かせました!
倉木家の4人のオフショットをお届け🌼
かのとケン坊を持ち上げ、頼もしいお父さんです!#Instagramには別カットも!#朝ドラらんまん#大東駿介 #成海璃子 #鈴木凜子 #渋谷そらじ pic.twitter.com/ybuQADExJx
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) July 15, 2023
自費出版のお金に困る万太郎くんを助けたのは、トランクを盗んだ倉木さんでした。
まさかこのタイミングで、あの時の100円(6週29話)が返ってくるとはビックリでしたね!
倉木家といえば、決して豊かな暮らしではありません。
現にえいさんは、相変わらず質野通いをしていました。
きっと倉木家にとって、万太郎くんが払った100円はお守りだったのでしょうね。
そもそも倉木さんは、侍で『彰義隊』の元隊員です(明治政府軍と戦った旧幕府方の武士団)
かつては、大切なものを守るために命を賭して戦った方です。
そんな倉木さんが万太郎くんに出会ったときは、どうしようもないほど荒れた世捨て人のような状態でしたよね。
万太郎くんと出会い長く過ごしている内に、かつてのカッコいい存在に戻ったのでしょうね。
今後も万太郎くんの頼れる兄貴分となってくれることをきたいですね!
ところで、倉木さんの心を変えた万太郎くんの言葉は「どの草花にも必ずそこで生きる理由があり、この世に咲く意味がある」というものでした。
その言葉を、絶望する田邊教授に伝えたい~!
◆15週の副題『ヤマトグサ』の花言葉はコチラ【らんまん図鑑】▶
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らんまん15週75話7月14日(金)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
大波乱が始まるのかも!
万太郎くんたちが歓喜を挙げる一方で、田邊教授は絶望するようです!
田邊専属の #プラントハンター になることを断った万太郎。
「何の身分もない、何の保証もない、小学校も出とらん虫けらが何を言っても無駄だ!お前は私にすがるしかない!」
万太郎は、教授の目をしっかり見つめ
「――わしが、やりますき」#朝ドラらんまん#神木隆之介 #要潤 pic.twitter.com/8HFt1LswRU
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) July 4, 2023
万太郎くんと大窪さんの共同研究が実を結びました!
史実においても『ヤマトグサ』は、万太郎くんのモデル・牧野博士と、大窪さんのモデルとなった大久保三郎さんが共同研究によって論文で発表した植物です。
日本の固有種が日本人の手によって記され、学術雑誌に掲載された初めての植物がこのヤマトグサになるのだとか。
ただし日本人の手によって初めて学名が付けられたのは、『ヤマトグサ』ではなく『トガクシソウ』なのだそうです。
『トガクシソウ』は物語の中で、田邊教授が研究している植物。
ということは、ドラマの中でも田邊教授が初の学名を付けた日本人として歴史に名を残せるのかと思いきや、そう単純にはいかないようです。
ここで田邊教授が巻き込まれる「ある事件」が絡んでくると予想しています。
植物学会を揺るがす事態というから、どんな展開になるのか気になって仕方ありませんね!
調べてみると『トガクシソウ』の学名を名付けた日本人植物学者は伊藤篤太郎(いとうとくたろう)さんという人でした。
この人物は第70話で万太郎くんが博物館で出会った若き植物学者・伊藤孝光のモデルだと考えられます。
史実をなぞれば、田邊教授に対して敵意をむき出していた孝光さんが、田邊教授より先にトガクシソウの論文を発表するのかもしれません!
結果的に、田邊教授ではなく孝光さんが日本人で初めて学名を付けた人物として物語に登場しそうです。
あと少しで植物学の歴史に名を残せるところまできていた田邊教授が、激しく落ち込むことになるのもうなずけますよね。
新種の発表を喜ぶ万太郎くんと、失意のどん底の田邊教授。
2人の関係性が今後どうなっていくのか・・・
不穏なストーリーが待っているのかもしれません!
以上、15週75話のネタバレあらすじ予告でした。