ネタバレ予告あらすじと感想
2023年9月28日(木)放送日
らんまん第26週「スエコザサ」
らんまん26週129話9月28日(木)|一刻も早い完成を目指す
*【らんまん】26週129話の放送後のあらすじネタバレ感想です。
槙野家にて。
理学博士の授与式を終えて帰宅した万太郎と寿恵子と三女・千鶴。
家で待っていた次女・千歳とその夫で万太郎の助手・虎鉄、長男・百喜、次男・大喜が祝福します。
ぐったりする寿恵子が別の部屋で休む中、万太郎は子供たちに向き合いました。
「今はまだ、原因も治療法も分からんそうじゃ・・・」
万太郎は寿恵子の余命が長くないことを伝え、寿恵子を支えてほしいと頼みました。
そして寿恵子の願いを叶えるために一刻も早く図鑑を完成させることを誓った万太郎は、方々に手紙を書きはじめたのでした。
「どうかあなたのお力を貸してくださいませんか」
しばらくして。
元帝国大学植物学教室の画工で助手だった野宮が駆け付けました。
「まさか君に植物画を頼まれるなんて・・・。この上ない誉れだ」
感慨深げに言った野宮は、早速、万太郎と植物画を描き始めました。
さらに、次々と頼もしい助っ人が槙野家へやって来ました。
植物学教室で切磋琢磨した仲間の藤丸と波多野とその教え子たち。
万太郎の文通相手で、高度な専門知識を持つ理科教師たち。
一番弟子の虎鉄は解説書を任されます。
それぞれが割り振られた作業を黙々とこなしていくのでした。
一方。
寝床で過ごす日々が増えた寿恵子。
しかし万太郎たちのために、無理をしてでも差し入れのおにぎりを作ろうとします。
そこには「研究の一員」になれるという強い思いがあったのでした。
そんな中。
万太郎が待ち焦がれた人物がやって来ました。
幼なじみで名教館時代の学友・広瀬佑一郎です。
大学教授を務めながら関東大震災の復興局で陣頭指揮していた佑一郎は、教え子たちが育ってきたことを理由に現役から退くと明かしました。
「この先は、生涯ただのエンジニアじゃ」
佑一郎がそう言うと、万太郎は「ほんならわしら、やっとおんなじ道を行けるのう!」と笑みを浮かべ、固い握手を交わすのでした。
図鑑づくりに協力することを決めた佑一郎は、3,205種の項目の索引づくりに着手したのでした。
しばらくして。
万太郎に北海道帝国大学からの依頼が届きました。
なんとマキシモヴィッチ博士の生誕100年を祝う記念式典で、万太郎が講演をすることになったのです。
しかし寿恵子のことを考えると、長旅を躊躇してしまいます。
そんな万太郎に対して寿恵子は、これまで言い続けてきた「家を一歩出たら私たちのことは忘れて。万太郎さんと植物だけ」と微笑みました。
「新種見つけてきてくださいね!」
快く万太郎を北海道に送り出した後、寿恵子は万太郎が書いた原稿を力いっぱい抱きしめたのでした。
つづく
らんまん26週129話9月28日(木)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
図鑑の夢、再び!
授与式を終えた万太郎くんの心に図鑑完成の決意が再燃します〜♪
授与式から戻り、図鑑完成の夢と同じくらい大切な宝物である子どもたちから祝福される万太郎くんと寿恵子ちゃん。
きっと人生の中でも、幸せな記憶に残る1日になるのではないかと思います。
ただ授与式を終えた万太郎くんと寿恵子ちゃんの脳裏には、もう1人一緒によろこんで欲しかった人物が浮かぶのかもしれません。
それは、幼くして亡くなった愛娘・園子ちゃんです。
山あり谷ありの人生の中で最も悲しかったのは、やはり初めての子どもを突然失った出来事だと想像しています。
あの日から2人の夢は、『自分たちが天に召される時に園子ちゃんに図鑑を届けること』に変わりました。
そして夫婦としての絆も、より強くなったターニングポイントだったように思います。
さらにこの時の万太郎くんは、関東大震災のせいで図鑑の完成が遠のいているはずです。
失った標本や原稿も多くあったと考えると、今まで以上の時間と労力がかかります。
となると万太郎くんが、図鑑完成の決意を新たにするきっかけが描かれそうです!
例えば授与式の前後で、体調の悪い寿恵子ちゃんの余命を万太郎くんが意識する出来事が起こるのかもしれません。
万太郎くんは先に旅立つかもしれない寿恵子ちゃんが、園子ちゃんに図鑑を届けられるように完成を急ぐような気がしています。
朝ドラファンとしては何としてでも寿恵子ちゃんが生きているうちに、図鑑を手に取らせてあげてほしいと願うばかりです。
そしてまだ、週のテーマである『スエコザサ』が出てきていない可能性もあります。
寿恵子ちゃんの名がついたササがクライマックスの重要なポイントだと予想しているので、物語との関係が明らかになるのが楽しみです。
涙腺崩壊の素晴らしいラストシーンを大いに期待して、『らんまん』の最終日を迎えたいと思います〜♪
以上、26週129話のネタバレあらすじ予告でした。