NHK朝ドラ 「あさが来た」
ネタバレあらすじ感想22週127話
2016年2月29日(月)放送
あさが来た22週テーマ「自慢の娘」
あさが来た ネタバレあらすじ感想・最終回まで22週127話【2月29日(月)】
和歌山では・・・
突然、和歌山の菊が転倒し、腰の骨を骨折してしまいます。はつは藍之助に知らせようと、養之助に電報の手配をさせようとしますが、菊がそれを拒みます。
惣兵衛は、母・菊に「山王寺屋の再建はあきらめてくれ」と話し、菊が落胆していた事が原因ではないかと、すっかり落ち込んでしまいます。
菊は、
当分寝たきりの生活となりそうでした・・・
そして、そんな二人の姿を見た次男・養之助は、畑の事は任せてと言い「二人でお婆ちゃんの面倒を見たってな」と、山に向かうのでした。
大阪では・・・
元・大番頭の雁助が手紙で知らせてきた、近況が話題となっていました。
雁助は、別れて暮らしていた元妻から、病気の娘を助けてほしいと言われ、伊予に行ったのでしたが、幸い娘の病気も全快し、今は、一家で神戸に住み「マッチの製造工場」を営んでいるというのでした。
亀助が、あさに相談しています。
なんだか、自分の椅子が平十郎の椅子よりも小さいのでは・・・、というのでした。
しかし、その話を聞いていた新次郎は「ひとの幸不幸はそんなもんで測るもんじゃない!」と、珍しくきびしい口調で亀助を正すと、重役室を出て行きます。
ここのところ、新次郎は娘・千代の周りでにわかに話題となった結婚話に、父親の悲しさまる出しで、いらだっているのでした・・・
京都・花霞寮では・・・
千代が春休みの里帰りの準備をしていると、先に帰っていた宜が半べそで帰って来ます。
家に帰ったら、両親から「卒業したら結婚を・・・」と、見も知らぬ人との縁談を勧められた、自分はもっと勉強がしたいのに・・・、と千代の膝で泣き出してしまいます。
加野屋にて・・・
千代が帰って来ました。すると、皆が待ち構えていたように奥の部屋に勢揃いしていました。
4月から最上級生になる千代に、今から良いお婿さんを探し、卒業したら嫁入りをと皆で話していると言います。
千代の場合は、婿取りになるから若いうちに決めないと、難しくなると祖母・よのが知恵を働かせます。
あさは、慌てなくてもいいと千代に話し、まだ学びたいことがあれば専門の学校もある、決めるのは千代だと言います。
千代は、女学校に入って自分の至らなさを知った、いいお嫁さんになる為にも、学校を卒業してしばらく考えてからにしたいというのでした。と、途端に「そうやな!」と、安堵のあまり余裕の笑顔を浮かべる新次郎に、一同笑いが起こるのでした。
そんな中、千代は改まってあさに言います。「ちょっと、相談がありますねやけど」
あさが千代から相談を受けるのは、初めてのことでした・・・
つづく
あさが来た22週127話・感想まとめ
今日の眉山家
菊お母さんが倒れてしまいました。
腰の骨が折れるということは当分寝たきりとなりそうですね。心配です。先週、惣兵衛さんから「山王寺屋を蘇らせる望みは捨てて欲しい」と言われショックを受けていましたから、菊の夢が断たれてしまい気落ちしている事も心配です。
長引かなければいいのですが。
でも大阪を離れ、和歌山にきて家族でみかんを育てる喜びも感じていましたよね。
昔の夢は若干残っているものの、有田で孫たちに囲まれお琴を教える生活も、まんざらではなさそうに見えていたのですが・・・
菊お婆ちゃんの期待に応えようと頑張る長男・藍之助と、みかん農家の働き手として親を支えていこうとする次男・養之助、共に立派に成長しました。はつが旦那様を支えて菊や栄達お父さんを大切にする姿を子供たちも見ています。
山王寺屋のころのような、お手伝いさんはいない家族だけの生活ですが、温かみのある家庭に、惣兵衛さんの目指していた「子供たちの笑いの絶えない家を作りたい・・・」という夢は、実っているようです。
今日の白岡家
白岡家は、千代の女学校卒業後はすぐに結婚か?という話題で盛り上がっていますが、あさはさらに学ばせたいと思っているようで、新次郎さんはまだ早すぎるとそれぞれの思惑が働きます。
さらに、千代ちゃんは病院で出会った啓介君が気になっていますが、でもそれはまだ話せません。苦心のあげく千代ちゃんは「しばらくは考えたい」なんて、お父ちゃんにも、お母ちゃんにも丸く収まるうまい返事の仕方をします。
千代ちゃんはあさ譲りの頭の回転の速い子です。そこに、新次郎さん譲りの変化球が使えるようになったという事は・・・。これからはちょっと手強いお嬢様になりそうですね。あささん。
そんなお母ちゃんに、千代お嬢様が相談があるとの事。
初めて娘に相談を持ちかけられて、喜ぶあさの姿。嬉しさが伝わりました。
親友の宣ちゃん
千代ちゃんにとって、女学校での一番の収穫は、親友の宣ちゃんの存在でしょう。箱入り娘として大切に育てられ、世間知らずだった千代ちゃんの見聞を広げてくれました。
お互いに共感したり、親の事を相談したり、思春期は友達や仲間達と話すことがとても大切な時期ですよね。その時期に宣ちゃんに会えた千代ちゃんは、大きな宝物を得たと言っても過言ではありませんね。
今後、あさにとっても大切な存在になる宣ちゃんらしいので、この先の宜ちゃんの縁談話のゆくえが、気になるところです。
明治時代の結婚とは?
今は恋愛結婚が当たり前の時代ですね。明治時代は結婚すると夫婦は同じ家に住むと明治民法によって決められていたそうです。
また結婚するためには戸主の許可が必要で、お家とお家の結婚という感覚が強かったようですね。その為か、明治時代はお見合い結婚がほとんどのようでした。
『結婚』東京大学公開講座のデータでは、当時は50組中48組がお見合い結婚だったそうです。
宣ちゃんが泣いていたように、顔も見たこともない人と結婚しなくてはならなかった時代が、当たり前のように有ったのですね・・・
ではでは
感想byあさひめ