NHK朝ドラ『虎に翼』キャスト桂場等一郎(かつらば とういちろう)役を演じるのは松山ケンイチ(まつやま けんいち)さんです。
桂場は主人公・寅子に多大な影響を与える裁判官の役です。
厳格ながらも『おちゃめな面』も持つ、そのギャップが寅子と視聴者の双方から愛されるキャラクターです。
ここでは、松山ケンイチさんのプロフィールやこれまでのキャリア、妻の小雪さんとのなれそめをはじめ、彼のプライベートな一面について詳しくご紹介します。
虎に翼キャスト桂場役|松山ケンイチさんの役柄とは?
松山ケンイチ(まつやま けんいち)さんが演じる桂場等一郎(かつらば とういちろう)は、ヒロイン・寅子(ともこ)に大きな影響を与える裁判官です。
桂場が代理で教鞭をとっていたところに寅子が偶然居合わせたことが、寅子と法学の出あいとなりました。
それ以降、法の道に進むことを反対する母親の説得に寅子が悩んでいた時や、寅子の父親が冤罪(えんざい)事件に巻き込まれた時なども桂場が関わります。
また、寅子が女性として初めて当時の司法試験に合格した時の報告会など、寅子の人生において転機となったさまざまな場面に桂場は登場します。
優秀だけれどもまじめで、厳しいことを言うわりに甘いもの好きというギャップがあり、寅子が絶大な信頼を置くと同時に視聴者からも大いに好かれているキャラクターです。
虎に翼キャスト桂場役|松山ケンイチさんのプロフィール
『虎に翼』キャスト桂場等一郎役の松山ケンイチさんは、青森県むつ市出身です。
1985年(昭和60年)3月5日生まれで、2024年に39歳となります。
松山さんが芸能界するきっかけとなったのは、親にすすめられて参加した2001年に開催された『New Style Audition』でグランプリを受賞したことでした。
『New Style Audition』は芸能事務所である『ホリプロ』と雑誌『Boon』、ファッションビル『PARCO』が共同で企画したオーディションで、グランプリの松山さんはそのままPARCOのキャンペーンモデルとしてデビューしました。
俳優としてのデビューは、翌年放送されたテレビドラマ『ごくせん(第1シリーズ)』(日テレ)でした。
松山さんはもともと青森県立大湊高等学校に通っていましたが、仕事のために在学中に東京都立代々木高等学校へと転校しています。
本人にとって転機となったのは、映画『男たちの大和/YAMATO』への出演です。
オーディションで海軍特別年少兵・神尾役を勝ち取り、その素晴らしい演技で複数の『新人賞』を受賞しました。
芸名 | 松山ケンイチ(まつやま けんいち) |
本名 | 松山 研一 |
出身地 | 青森県むつ市 |
生年月日 | 1985年(昭和60年)3月5日|2024年で39歳 |
血液型 | B型 |
身長 | 180㎝ |
所属事務所 | 株式会社ホリプロ ・榊原郁恵・綾瀬はるか・石原さとみ・藤原竜也・鈴木亮平ほか |
松山さんが世の中の注目を集めたのが、2006年公開の映画『デスノート』でした。
頭脳明晰で「世界一の名探偵」と称されるものの、極度の甘党で変わり者なL役を見事に演じ切り、原作ファンを含む多くの観客から高い評価を得ました。
2008年には映画『デトロイト・メタル・シティ』に主演。
原作通りの奇抜な白塗りメイクとコミカルな演技が話題を呼び、L役とのギャップで世間を驚かせました。
2012年にはNHK大河ドラマ『平清盛』で主演という大役を果たしました。
この頃から朝ドラへの出演を考えるようになったようで、約15年越しの念願が叶い、『虎に翼』にて朝ドラ初出演を果たしました。
役や作品によってガラッと演技を変える事から「カメレオン俳優」「憑依型俳優」と賞賛される松山さんの今後の活躍が楽しみですね。
虎に翼キャスト桂場役|松山ケンイチさんの素晴らしき郷土愛
朝ドラ『虎に翼』キャスト桂場等一郎役の松山ケンイチさんといえば、とても熱い郷土愛を持っていることでも広く知られています。
出身地である青森県むつ市は、日本の中でも特になまりが強いことで知られています。
松山さんは演技をしている間にはなまりや方言を一切見せていませんが、それ以外のインタビューなどではあえて出身地の言葉を隠すことなく話すようにしているそうです。
若い頃には、一日でも予定が空けば帰郷していたとのことで、その地元愛は東北人ならだれでも知っているほどでした。
東日本大震災で東北が深刻なダメージを受けた後には、週末を利用して車で被災地に駆けつけ、黙々とがれきの撤去作業を行っていたそうです。
虎に翼キャスト桂場役|松山ケンイチさんの意外な特技と身体能力
『虎に翼』キャスト桂場等一郎役の松山ケンイチさんは、あまり「アクション俳優」というイメージはないかもしれません。
しかし実は運動神経が抜群なんです。
小学生の頃には体操教室に通っていたことがあるそうで、中学時代には棒高跳びで東北大会第4位の記録に輝いたこともあるといいます。
バク宙やバク転もお手の物のようで、映画撮影時にアクション監督を何度も驚かせているそうです。
ここまで言われると、松山さんの身体能力が生かされた、アクション映画なんていうのも見てみたくなってしまいますね。
虎に翼キャスト桂場役|妻・小雪さんとの馴れ初めや田舎暮らしとは?
朝ドラ『虎に翼』キャスト桂場等一郎役の松山ケンイチさんの妻と言えば人気女優の小雪(こゆき)さんです。
小雪さんといえば、朝ドラ前作『ブギウギ』での存在感は記憶に新しいところですよね。
松山さんと小雪さんは2011年4月に結婚を発表し世間を大きく騒がせました。
そんな2人のなれそめは、2009年に公開された映画『カムイ外伝』での共演です。
それがきっかけとなり、2009年の4月から結婚を前提とした交際をスタートさせたそうです。
2010年には公に交際を発表し、若手俳優と大女優の交際として大きな注目を集めました。
交際当初は9歳年上の小雪さんから「あなたみたいなひよっこに・・・」と言われ、それ以来、彼女のハートをゲットするべく松山さんががむしゃらに押して結婚までこぎつけたといいます。
入籍後の2011年4月に松山さん一人で結婚報告会見を開き、報道陣からの多くの質問に答えて話題となりました。
結婚生活は順調で、2012年に第1子となる男の子を、2013年には第2子となる女の子を、2015年には第3子を小雪さんは出産しました。
出産には、松山さんも付き添ったのだとか。
そして2018年ごろからは家族で北日本の雪深い田舎に移住しました。
東京と雪深い田舎の2拠点で生活を送っていると松山さんは語っています。
なんと農業にも携わりながら、自身の持つ『第1種銃猟免許』を生かして害獣駆除も行っているそうです。
ちなみに2022年には夫婦でそろって獣皮ブランド『momiji』を立ち上げました。
このブランドで販売されているのは、サーキュラーエコノミーを目的とした革製品を中心に、Tシャツなどの販売も行っています。
多方面で活躍し、話題に事欠かない松山さんの今後に注目ですね。
虎に翼キャスト桂場等一郎役の松山ケンイチさん|小雪さんとの馴れ初めや田舎ライフ|まとめ
松山ケンイチさんは、その多彩な演技力と熱い郷土愛で広く知られています。
映画やドラマでの印象深い役柄から、家族と共に自然の中での生活を送る姿まで、彼の魅力は多岐にわたります。
特に『虎に翼』での桂場等一郎役は、松山さんのキャリアに新たな彩りを加えています。
最後まで寅ちゃんを見守る桂場さんを演じる松ケンさんに注目です~!