【虎に翼】ネタバレあらすじ19週20週以降【史実予測編】
NHK朝ドラ『虎に翼』の後半となる第19週20週以降のネタバレあらすじについて、史実をもとに展望を予測してみたいと思います。
初の女性判事となった寅子の活躍はどうなる?! 再婚相手や継子との関係は?
『虎に翼』の最終回(第26週130話)までのヒントになるはずです~!
虎に翼19週20週以降ネタバレあらすじ【史実予測編】|再婚相手は星航一!ドラマ後半の展望
『虎に翼』の後半とな第19週20週以降は、1950年代前半を舞台に展開されることが予想されます。
この時、アラフォーの寅子ちゃんは、男性社会が色濃く残る世の中でさらに活躍していくはずです。
そこで寅子ちゃんのモデル・三淵嘉子(みぶちよしこ)さんの人生を振り返りながら、大胆に今後の展開を予想しちゃいます!
三淵さんは1949年(昭和24年)に女性で2番目の判事補佐となりました。
やがてアメリカの家庭裁判所視察に派遣されています。
アメリカの『ファミリーコート』(家庭裁判所)を目の当たりにした三淵さんは、帰国後に学んだことを取り入れるなどして、『家庭裁判所の母』と呼ばれるようになりました。
その後、1952年(昭和27年)に東京地裁から名古屋地裁に転勤し初の女性判事に就任しています。
三淵さんは男女差別の時代に育ったこともあり、建前よりまず女性自身が実績をあげることが大切だと考えていたそうです。
また当時の上官から「女性だからといって特別扱いはしない」と告げられ、三淵さん自身もそれを当然だと受け止めたのだとか。
とにかく後に続く女性たちのためを思って、各地に赴任し、懸命に執務に取り組んだと伝えられています。
『虎に翼』の寅子ちゃんは第16週から新潟の地に赴任しています。
第19週以降も、初の女性判事として様々な地に赴任し裁判に関わりながら多忙を極めていくはずです。
しかしそんなことには微塵も屈せず「はて?」と言いながら、気持ちの良いほど論破する姿が見たいと期待しています!
一方で、裁判に関わる中で女性初の判事である故の中傷などに、寅子ちゃんが悩まないわけではないはずで、多くの葛藤を抱えることでしょう。
そこで心の支えになってくれるのが、第14週から登場中の裁判官・星航一(演:岡田将生さん)ではないでしょうか。
三淵さんの史実によれば4年間の名古屋地裁赴任後、1956年(昭和31年)に東京地裁に戻り、42歳で三淵乾太郎(みぶちけんたろう)さんと再婚しています。
となると寅子ちゃんも、勘太郎さんのモデルと言われる星航一裁判官と再婚する展開が見えてきますね!
なお、三淵夫妻はお互いに連れ子のいる再婚でした。
史実通りならば寅子ちゃんが愛娘・優未ちゃんと一緒に血のつながらない子どもを育てることになりそうです!
その中で壁に当たったり、人間的な成長をしたりする姿が描かれことでしょう。
このように19週以降の寅子ちゃんはメインである判事としての経験を重ねつつ、家庭と仕事を両立させるひとりの人間としての生き方も模索するのではないかと予想されます。
寅子ちゃんなら固定概念にとらわれず夫と協力しながら、当時にしては斬新なスタイルを確立するかもしれません。
物語の後半に入っても、シリアスとコミカルを行き来しながら女性に対する社会の流れに大きな一石を投じていく寅子ちゃんがたくさん観られたらいいなと期待しています〜♪
虎に翼19週20週以降ネタバレあらすじ【史実予測編】|寅子のモデル三淵嘉子さんの実話
虎に翼のモデルとなった三淵嘉子(みぶち よしこ)さんの史実を確認しておきます。
モデル三淵嘉子さんは『家裁の母』
今から110年前の1914年(大正3年)11月13日に武藤家に生まれた嘉子さん。
日本で初めて女性弁護士、判事、そして裁判所長となった先駆的な人物です。
1949年(昭和24年)6月に東京地方裁判所の民事部の判事に任命され、日本で2人目の女性判事となりました(1人目は三淵嘉子さんの大学の後輩の石渡満子さん)
そんな三淵さんは戦争によって夫を失うなど大きな犠牲を受けました。
戦後、1950年代に入ると家庭裁判所の所長に就任し家庭問題の解決に尽力することになります。
当時の家庭裁判所は新しい制度で、三淵さんは家庭問題の専門家として重要な役割を担うことに。
離婚や親権、養子縁組など、家庭に関する様々な問題に取り組みます。
特に離婚や親権の問題では、女性の権利を擁護するために邁進しました。
例えば、離婚の際の財産分与では、従来は男性に有利な判断が下されることが多い時代でした。
しかし嘉子さんは女性の権利を守るために、より公平な判断を下すよう心がけ女性の地位向上に大きな影響を与えました。
また、親権の問題でも、母親の権利を重視する判断を下すなど、女性の立場を尊重する姿勢を示しました。
そして1960年代になると嘉子さんは東京家庭裁判所の所長に就任。
今度は家庭裁判所の運営を通して、女性の権利と福祉の向上にも尽力するようになります。
家庭問題の専門家として、制度の整備や運営方法の改善に取り組みました。
嘉子さんの活躍は当時の女性にとって大きな励みとなり、法律界における女性の地位向上に大きな影響を与えました。
苛烈な人!41歳の再婚で子供は5人に
プライベートの嘉子さんは、41歳だった1956年(昭和31年)8月に裁判官の三淵乾太郎(けんたろう)さんと再婚しています。
乾太郎さんは初代最高裁判所長官を務めた三淵忠彦さんの子息です。
お互いに再婚同士だった2人は複雑な家族関係を築いていくことになります。
嘉子さんは一男、乾太郎さんは三女一男の子供がいたため、夫婦と子供5人の家族となりました。
なお継子たちは、継母としての嘉子さんの存在に反発していたようです。
実子の息子からも「苛烈な人だった」と評されるほど、嘉子さんは自分の正義を押し付け、声を荒げて激しく怒ることもある母親だったそうですよ。
嘉子さんは乾太郎さんの子供たちと衝突しながら真っ直ぐに向き合い、立派に育て上げています。
そのあたりもドラマの中でしっかりと取り上げられるのではないでしょうか!
虎に翼19週20週以降ネタバレあらすじ【史実予測編】|まとめ
『虎に翼』物語の後半となる19週20週以降のネタバレあらすじを史実をもとにした予告してみました。
ヒロイン寅子のモデルとなった、三淵嘉子さんの半生を調べれば調べるほど、バイタリティに満ち溢れた魅力的な方だと感じます。
三淵嘉子さんの人生こそ『波乱万丈』という言葉がふさわしいですね。
どんなことがあっても諦めずに前を向いて進む姿勢は、多くの方々に知ってもらいたいと強く願うところです。
そんな三淵さんの生き方のように、寅子ちゃんは再婚相手となる星航一さんの支えを得て「家裁の母」となっていくのではないでしょうか!
虎に翼の最終回まで目が離せそうにありませんね♪
以上、虎に翼19週20週以降の週間ネタバレあらすじ【史実予測編】でした!
※正式な19週20週ネタバレは、情報入手次第公開させていただきます。