ネタバレ予告あらすじと感想
2024年7月8日(月)放送日
虎に翼15週「女房は山の神百石の位?」
虎に翼15週71話7月8日(月)|猪爪家の様子がおかしい
*虎に翼15週71話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
1951年(昭和26年)
アメリカでの裁判所視察団に参加した寅子が颯爽と帰国しました。
そのファッションや歩き方は、まるでハリウッドスターのオードリー・ヘプバーンのようです。
空港から自宅に戻らず、家庭局に足を運んだ寅子は、やる気に満ち溢れた表情で上司の多岐川らに報告したのでした。
「私たちが作ってきた日本のファミリーコートも捨てたものじゃない!皆さん胸を張りましょう!」
猪爪家にて
家族との再会に安堵した寅子は、子供たちにお土産のお菓子と本を渡します。
「どれも面白そうでしょ!たくさん勉強して世界を広げてちょうだい。分からないところは辞書を引くのよ!」
そう寅子が言うと子供たちは精一杯の作り笑いを浮かべました。
実は、子供たちはいつの頃からか花江の前では伸び伸びとしているものの、寅子の前では「お利口さん」でいるようになっていたのでした。
家庭局にて
絶好調の寅子に雑誌の取材依頼が舞い込みました。
取材企画書には『新時代の開拓者 佐田寅子。理想的な社会をつくる為ため格闘する日々に密着!』というタイトルが躍ります。
寅子の特集を組みたいと提案してきたのは、なんと寅子が学生時代からなじみのあった元帝国新聞の記者・竹中でした。
「男社会で危なっかしく暴れ回ってここまで出世して大したもんだ!」
竹中は感慨深げに寅子を見つめると、「あんたは世の娘さんたちの希望の星なんだから。忙しいだろうが頼む」と頭を下げたのでした。
数日後の事
いよいよ寅子の密着取材が始まりました。
寅子は、家のことは家族で支え合っていると話しながら料理を始めます。
そんな寅子の手つきを見た竹中は、思わず「普段しないの?料理」とつぶやきました。
すると花江が「休日はしてくれていますよ」とフォローを入れますが、竹中はしっくりこない顔つきになるのでした。
その後も家族たちは寅子を持ち上げるコメントを続けるのでした。
「家族ですもの。支えて応援するのは当然です!」
甘味処・竹もとにて
竹中が見守る中、女性司法修習生と対談に臨んだ寅子。
法曹界を目指す女性が増える中、寅子に憧れてこの世界に足を踏み入れた者も少なくありません。
憧れの寅子を目の前に、修習生たちは目を輝かせます。
そんな彼女たちに、寅子は「私たちの時代には法律を勉強することすら許されなかったんだもの。あなたたちは恵まれているんだから頑張らないとね!」と目を細めました。
一方、雄弁に語る寅子の話を聞いていた竹中や竹もとで働く梅子は、どこかモヤっとした気持ちになるのでした。
つづく
虎に翼15週71話7月8日(月)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは
寅子は裸の王様?!です。
誰かがトラちゃんに「恵まれているのはあなた!」と言ってあげて~!
アメリカ視察から帰国した寅子ちゃんは、衣装もメイクも一気に華やかになっていましたね!
ただ無意識に家族をないがしろにする傾向には、どんどん拍車がかかっているようで・・・。
ほっとできるはずの家庭の中で子どもたちが良い子を演じる姿に、どんどんいびつになる家族が心配になりました。
そんな裸の王様化する寅子ちゃんの異変を客観的に感じ取ったのが、再登場したフリー記者・竹中さんです!
「竹中さんには繕っているのはバレてるね」
「取材して真実を見抜いてた、竹中さん。どんな記事を書くのかな。ドキドキ・・・!」
「最後の『ご苦労さんでした』には、多分、皮肉が込められていたよね」
などなど、女性代表と言われ気負って取材を受ける寅子ちゃんの過剰な自意識をしっかり察知する竹中さんに、賞賛のコメントがあがっていました。
加えて義姉・花江ちゃんの不満も、今にも爆発しそうな気配!
寅子ちゃんは仕事が忙しいという理由で、本来自分がやらなければならない家事も育児も花江ちゃんに押し付けているように見えました。
今後、竹中さんの記事が世に出ることで、家族の不満が噴出するような予感もしています。
どんな修羅場になるのかを想像すると今から戦々恐々・・・。
寅子ちゃんが裸の王様状態を脱するためにも、ここは何とか乗り越えて欲しい〜!
虎に翼15週71話7月8日(月)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
密着される猪爪家!
猪爪家、寅子ちゃんの問題が浮き彫りになるのかも・・・
虎に翼第71話は、アメリカ視察から帰国した寅子ちゃんの密着取材から始まるようです。
史実では1949年(昭和24年)にモデル・三淵嘉子さんがアメリカの家庭裁判所へ視察に行っています。
期間は6ヶ月だったので、寅子ちゃんも同じく約半年を経て日本へ戻る可能性が高そうですね。
帰国してほっとする間もなく、雑誌の密着取材を受けることになる寅子ちゃん。
その際に、家で取材される家族の態度に違和感を持つようです。
寅子ちゃんと違って、取材慣れしていないはずの猪爪家の面々。
ベタな展開であれば、カチコチに緊張して普段の会話も棒読みのセリフになったりして?!
ただ朝ドラファンの予想を気持ちよく裏切っていくのが『虎に翼』。
寅子ちゃんは長期間に渡って家を空けた上に、家族に事後報告で密着取材をOKするのではと予想しています。
取材を受けている間は愛想よくしていたけれど、終わった途端に溜まりに溜まった不満が寅子ちゃんに対して爆発するなんて展開も考えられそうです。
特に娘・優未ちゃんとの関係が、悪くなる展開に繋がる気もしています。
母との時間が足りない寂しさに加え、有名人の娘ゆえの苦悩も増えていそうです。
本来ならば喜ばしいはずの密着取材がアダとなり、寅子ちゃんが深く落ち込むきっかけになるかもしれません。
前作『ブギウギ』の時も似たような状況がありましたよね。
家庭裁判所で活躍する新時代の女性アイコンとして輝きを放つ一方で、同時に発生する影の部分も脚本家・吉田恵里香さんは見逃さないような気がします。
密着取材シーンがコミカル or シリアスのどちらに進むのか?
その分かれ道に注目です~!
以上、虎に翼15週71話のネタバレあらすじ予告でした。