ネタバレ予告あらすじと感想
2024年8月13日(火)放送日
虎に翼20週「稼ぎ男に繰り女?」
虎に翼20週97話8月13日(火)|星家を訪ねる寅子と優未
*虎に翼20週97話【放送後】のネタバレあらすじ感想です。
東京勤務初日の事
出勤前に義姉・花江から、山田よねが司法試験に合格したと知らされた寅子。
すぐさま上野にある轟法律事務所に駆け付けました。
「おめでとう!自分を曲げず何も変えず、よねさんのままで!すごいわ!」
寅子が祝福する一方で、よねは嬉しさを噛み殺すかのようにおにぎりを頬張り、寅子から視線をそらすのでした。
そんな寅子を大歓迎した轟は、弁護士になったよねの名刺を手渡します。
その名刺には『山田轟法律事務所』とありました。
感慨ひとしおの寅子は、急いで仕事場へと向かったのでした。
東京地裁・所長室にて
東京地方裁判所・所長の桂場等一郎の部屋に入った寅子。
「サディ〜!待ちかねたぞ!」
司法研修所所長に昇進したライアンこと久藤頼安と、東京家裁所長になった多岐川幸四郎が寅子を待ち構えていました。
再会を喜んだ寅子は「新潟で自分なりに土台を作って帰ってまいりました!」と挨拶し、一層の活躍を約束します。
すると、仏頂面の桂場が「君の配属先は・・・」と切り出します。
しかし寅子は遮ると、以前に桂馬に伝えた自分なりの法律の捉え方が変わったと言います。
以前の寅子は法律を「きれいなお水の湧く水源」のようなものと考えていました。
しかし憲法改正後も世の中に残る不平等な現実を見て、「水源は人権や人の尊厳」だと捉えるようになったと語るのでした。
桂場は寅子の意見に何も返さず、新しい配属先は『民事第24部』と告げたのでした。
東京地裁・民事第24部にて
寅子を出迎えたのは、東京家裁時代の上司の汐見圭でした。
なんと汐見は、妻の香子こと香淑(ヒャンスク)が法律の勉強を再開したと言い、子どもの手が離れたら司法試験に再挑戦すると明かし寅子を感激させます。
その後、汐見から判事補・漆間(うるま)を紹介された寅子は、早速仕事に取り掛かったのでした。
甘味処『竹もと』にて
恋人・航一との待ち合わせのため、久しぶりに甘味処『竹もと』を訪ねた寅子。
店主夫婦や梅子との再会をよろこんでいると、桂場がやってきました。
実は高齢になった店主夫婦の跡を梅子が引き継ぐことになり、常連客である桂場にあんこの味見をお願いしていたのです。
奮闘も空しく、この日も梅子は桂場の舌を満足させられなかったのでした。
するとそこへ
「寅子さんに早く会いたくなって・・・」
予定時間よりも早く航一がやってきました。
寅子と航一が交際していることを知った梅子と店主夫婦は2人の交際を祝福します。
一方で桂場は激しく動揺したのでした。
日曜日
航一から招待され、星家を訪ねた寅子と娘・優未。
待っていた航一の義母・百合(ゆり)と長男・朋一(ともかず)、長女・のどかから温かく迎え入れてもらいました。
食事中、寅子と優未は新潟の夏祭りでの航一のエピソードを明かします。
航一は照れ笑いをうかべ、寅子と優未は思い出し笑いが止まりません。
一方、星家の面々は誰一人笑わず、戸惑いの表情を浮かべていました。
「おやおやおや?」寅子は微妙な空気を感じとったのでした。
つづく
虎に翼20週97話8月13日(火)今日の感想!
放送後の感想とポイントをお届けです。
今日のポイントは
嬉しさを押し殺すよねさん!です。
ついによねさんが弁護士になった姿が見られました〜!
梅子さんに口止めされていたはずなのに、よねさんが合格したことをポロッと寅子ちゃん漏らしてしまった花江ちゃんが最高です。
さて、寅子ちゃんに凸られたよねさんには、ほとんどセリフがありませんでしたね。
しかし表情だけで、驚きや戸惑い、そして心の奥に必死に隠すうれしさが表現されていたように思います。
もちろんネット上の朝ドラファンたちも、よねさんへの祝福コメントがあふれていました。
「おおおお!俺たちのよねが、ついに弁護士に!!!」
「よねさんと轟の胸に光る弁護士バッジ、じーんとしちゃうね」
「よねさん、サプライズな寅子の祝福から逃げ回るのほんとにかわいい」などなど。
相変わらず寅子ちゃんに塩対応なよねさんの姿さえも、かわいらしく見えたようです。
ただ、ちょっと予想を裏切られたのは事務所の名前を決めるシーンでした。
これまでの2人の関係を汲んで『山田』が先に来るのかなと思っていましたが、まさかジャンケンとは!
意外な決め方ではありましたが、平等や公平性を大切にする『虎に翼』らしさが感じられてよかったです。
ライアンさんにもしっかり認知されて、今後の活躍が楽しみなよねさん。
弁護士になった姿が描かれたからには、法曹界で寅子ちゃんと絡む展開もますます増えていくはずです。
今後の物語で寅子ちゃんとよねさんの関係性がどう変化していくのかにも注目ですね!
3年の月日を経て、東京キャラのそれぞれの環境が大きく変わっていると実感した97話でした~♪
虎に翼20週97話8月13日(火)予告・感想まとめ!
放送前のネタバレ・予告ポイントです。
弁護士・山田よね!
歓喜しながら祝福する寅子ちゃんと、ウザがるよねさんを想像すると笑いが止まらい~!
ついに弁護士になったよねさんと寅子ちゃんが再会するシーンが待ち遠しい~!
よねさんが初めて高等試験に挑戦した年は、1937年(昭和12年)頃でした。
物語上の現在は1955年(昭和30年)ですから、およそ苦節18年に渡る悲願達成となります!
多くの朝ドラファンも、人気キャラ・よねさんの弁護士姿を待ちに待っていたことを考えると、涙と笑いが入り混じった記憶に残る回になると期待しています。
特にこのシーンでは、よねさんの新しい肩書きが載った名刺のカットに注目です!
弁護士という肩書きに加え、事務所名が『山田轟法律事務所』と変更されるのだとか。
よねさんの苗字が最初に冠されている点に、なんだかグッときてしまいました。
一般的な考え方であれば、先に弁護士になった轟くんの苗字が前に来る方が自然ですよね。
ただ、戦後、初めて寅子ちゃんたちと再会した時に轟くんは「山田には助手をしてもらってる。実質上の親分はこいつだがな!」と自虐的に言っていました。
事務所を設立した当初から、轟くんはよねさんを立てていたように感じます。
その上で弁護士になるため努力し続けたよねさんに対する轟くんらしいリスペクトと『漢気』が詰まった事務所名なのかもしれませんね!
同時によねさんを褒めちぎる寅子ちゃんと、その賞賛を暑苦しがるよねさんも見逃せません。
物語の主戦場が東京編に帰ってきたんだなと、朝ドラファンたちが感じられるシーンになりそうです。
この『トラよね』ならではの掛け合いを懐かしく微笑ましく見守るであろう轟くんの表情も楽しみにしています~♪
以上、虎に翼20週97話のネタバレあらすじ予告でした。