あさが来た ネタバレ感想26週156話【4月2日(土)】|NHK朝ドラfan

NHK朝ドラ 「あさが来た」
ネタバレあらすじ感想26週156話
2016年4月2日(土)放送
あさが来た26週テーマ「柔らかい心」

あさが来た ネタバレあらすじ感想・最終回まで26週156話【4月2日(土)】

あの日から、ひと月半が経ちました・・・
四十九日の法要に和歌山のはつが、あさを訪ねてやって来ました。

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「お姉ちゃんなんべんも来てもろておおきにな・・・」あさが元気の無い声で言うと「お互い寂しい身になってしもて・・・」とはつはあさの気持ちを察します。

そして「あさは、これからどないしますのや・・・」と聞き、はつはミカンの山の今後の話をします。すると、あさも女子教育を進めることは、今後もやりたいと言うのでした。

はつは、その言葉を聞くと安心したかのように、あさを応援するのでした。

やがてあさは、うちらは両親に言われたようにお家を守れたのだろうかと言いながら、懐からお守り袋を出します。はつも母・梨江からもらったお揃いのお守り袋を取り出すと、あさをしっかりと見つめながら「へぇ、守れた思います。」と言い微笑みます。

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そして、はつはあさの近くに座り直すと、お守りを持った手を重ね合いながら「がんばったなぁ、ようがんばりました・・・」と、あさにも自分にも言うように二人は手を握り合い、お互いを励まし合うのでした。

そして、6年後・・・
千代は三人の女の子の母となり、今4人目がおなかの中にいます。
そんな千代が、久しぶりにと実家に顔を出すと、ちょうど留学から帰った田村宜がやって来ました。ふたりは再会を喜ぶと、お互いの近況を話し出すのでした。

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還暦を迎えたあさは、宜が来たことを喜びそしてさっそくある計画を話します。
御殿場・二の岡の別荘で、元気な女性たちを集めて勉強会を催そうと誘います。

やがてその年の春を迎えたある日、あさの勉強会の日が訪れました。
柔らかい日差しの屋外で、手料理をいただきながら、まるでピクニックのような勉強会が始まります。

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そして、あさが開催のスピーチをしています。
集う一人ひとりを誇らしそうに見つめ、あさはゆっくりと語りだすのでした・・・

そして、あさの講義が終わりしばし休憩となりました。

あさが、席を立ち海辺の丘をふと見ると、なんと新次郎が微笑んで立っているのが見えます。
あさは杖を片手に、新次郎のもとへと歩き出します。やがてその足は駆け足となり、杖を捨てるといつの間にか若かりし頃のあさに戻っています・・・

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新次郎の前に駆け寄ると、若々しい新次郎とあさが居ました。

新次郎は「ご苦労さん。今日もようがんばってますなぁ」とあさに優しく微笑みかけます。
あさは新次郎を見つめ「へぇ、旦那様」と応えます。
そして、新次郎はあさを愛おしむように、頬を両手で包むのでした・・・

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「あさが来た」をご覧いただきありがとうございました。
皆さまにも、幸せな朝が訪れますように
・・・

■とと姉ちゃん・ど~したもんじゃろの~>>

 

 あさが来た26週156話・感想まとめ

 

素敵な姉妹

新次郎さんの四十九日法要の日。
部屋に降り注ぐ春の日差しを浴びながら道明寺(桜餅)を挟んで、あささんとはつさんの姉妹が来し方、行く末を話しています。
今日は最終話。いつものようなプロローグは無くいきなり、AKB48が歌う主題歌からの始まりでした。

今は、旦那様を見送った身の、姉妹二人だけのひと時です。
はつさんが、目の前の道を進んできただけだが、大事なものを慈しみ守ることができたと言い、過去を振り返りながら、お互い良くやったと称え合うあささんとはつさん。

石や岩だらけの道を文字通り切り拓いて来たお姉ちゃんのはつさんと、ファーストペンギンとして女性の新しい道を切り開いてきた妹のあささん、お互いに認め合い『まだまだだす』と励まし合う二人は、本当に素敵な姉妹ですよねぇ。

ちょっとブレーク

二人の間に置かれたお茶うけの道明寺は関東では別名長命寺、桜餅と称される春の和菓子ですよね。両方とも餡を包み塩漬けした桜の葉を使いますので、一般的には桜餅と呼ばれていると思っていましたが関西では、道明寺が桜餅と同義語のようですね。

さて、道明寺の由来はと言いますと、炊いたお米を天日干したものを糒(ほしいい)といい、戦国時代の非常用携帯食でしたが、特に大阪の「道明寺」の糒は神前に一度お供えしたもち米から作られ、その糒を砕いたものが道明寺粉と呼ばれるものです。

この道明寺粉でお菓子を作ったことで、道明寺粉は世の中に広まったらしいですよ。
道明寺がもち米で餡を包んでいるような食感なのは。糒を砕いた道明寺粉を使っているからなのですねぇ。春を代表する美味しい和菓子でちょっとブレークもいいですよね。

新しい時代へ

お気に入りの亀助さんがお気に入りのふゆちゃんとの娘さんを連れて加野屋を訪れました。ふゆちゃんの娘さんの名前がナツちゃんなのはちょっと愉快なネーミングセンスですけれど、清原果耶ちゃんの二役なら致し方ありませんね。もうドラマの中では会えないかと思っていましたので大満足です。

そのナツちゃんも東京の学校へ進みしっかり学びたいと言います。あささんの女性教育は確実に大きく実を結び始めているのですよね。

次世代の女性達に囲まれて「やわらかい心」が大事と話すあささんはやっぱり偉大な女性ですが、宜ちゃんも外国から戻り、あささんの思いは間違いなく受け継がれていくことでしょう。

あさちゃんお疲れ様でした

菜の花畑の端で立っている新次郎さんをめがけて走って行くあささん。若いころのあさちゃんに戻り、軽やかに菜の花畑を駆け抜けて新次郎さんの胸に飛び込みます。

新次郎さんに抱き上げられ『ご苦労さん。今日もよう頑張ってはりますな』と優しくお褒めとねぎらいの言葉をかけられたあさちゃんはとても嬉しそうで幸せそうでした。
大きな両手で優しくあさちゃんの顔を挟みこむ新次郎さんも幸せそうに微笑んでいます。

遠くに新次郎さんの姿を見つけ、杖も忘れて走り出す60歳のあささんを見た時から、涙が溢れて止まりませんでした。

思えば、何度も涙をしぼり取られたものですが、今日のあささんが新次郎さんの許に駆けていく姿と、菜の花畑の二人の姿が一番心に残ることでしょう。

今日でドラマは最後です。史実でも60歳で亡くなられた、あささんはきっと自分の役目を終えて新次郎さんの待つ世界へと旅立ったのでしょうね。

とても素敵なエピローグでした。
明日もきっといい「あさ」がやってくることを信じていったん、さようなら…ですね。

ありがとうございました。
感想by香風

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