朝ドラ『おむすび』キャスト父・米田聖人(よねだ・まさと)を演じるのは北村有起哉(きたむら・ゆきや)さんです。
聖人は主人公・結(橋本環奈さん)のことを心配しながら見守る父親で、自身も悩みや葛藤を抱えています。
ここでは北村有起哉さんの役柄やプロフィールについてご紹介いたします。
おむすびキャスト父・聖人役|北村有起哉さんの役柄とは?
『おむすび』キャスト父・聖人(まさと)は、娘・結のことが心配でしょうがない生真面目な性格。
家族想いである一方、自分の父・永吉(えいきち)とは折り合いが悪く、言い争うこともしばしばあります。
そんな聖人は、神戸に対する強い思いがありました。
福岡県糸島市で農業を営む聖人ですが、以前は神戸で理容師として働いていたんだとか。
きっとそこにも、何か物語がありそうですね。
聖人役を演じる北村さんは、かねてからヒロインの父親役を熱望していたそうです。
今回その夢がかない、喜びのコメントを寄せています。
「デビュー当時は、いつか(朝ドラの)ヒロインの父親役を!と野心を抱いていました。今思うと赤面するばかりですが・・・。でも念願かなって今回ヒロイン・橋本環奈さんの父役をいただくことができました。この出会いに感謝です!」とのこと。
『ヒロインの父親役』という長年の夢がかない、感慨深いものがあるようですよ。
ちなみに北村さんの朝ドラ出演は、2017年放送『わろてんか』(落語家・月の井団真役)、2020年放送『エール』(劇作家・池田二郎役)に続いて『おむすび』で3度目の出演となります。

【エール】出演時の北村有起哉さん
『おむすび』は平成が舞台。
主人公がギャルとして、栄養士として平成と令和を駆け抜けます。
橋本環奈さんの明るさと、北村さんの渋い演技が、どのようなコントラストも見せてくれるのか、私たちファンにとっての見どころですね。
おむすびキャスト父・聖人役|北村有起哉さんの生い立ちとプロフィール
『おむすび』キャスト父・聖人役の北村有起哉さんは、1974年(昭和49年)4月29日生まれで東京都出身です。
父親は昭和から平成にかけて活躍した名俳優・北村和夫さんで、姉・由里さんも舞台女優として活躍しています。

北村有起哉の父・北村和夫さん
さらに、妻は朝ドラヒロインを演じた女優・高野志穂さんという芸能界と縁の深いご家庭です。
芸名 | 北村有起哉(きたむら・ゆきや) |
本名 | 北村有起哉(同上) |
出身地 | 東京都 |
生年月日 | 11974年4月29日|2024年に50歳 |
血液型 | O型 |
身長 | 180㎝ |
所属事務所 | 【TOM company】
・小澤征悦・尾野真千子・郭智博・倉本清子・篠原篤・高野志穂・田中隆三ほか |
北村さんが俳優を志したきっかけは、高校時代の文化祭です。
出し物として、ジャッキー・チェン映画の名場面をリミックスした娯楽作を行ったところ大反響を得ます。
その時、「舞台の上には何かある!」という手応えを感じたそうです。
さらに、クラスメートの女子から4人も言い寄られるほど、評判が良かったのだとか。
その後、大学受験の失敗をきっかけに、「俳優になる」と決意し日本映画学校へ進学。
しかし、学校は1年で辞めてしまいます。
結局、劇団や大手事務所には所属せず、レンタルビデオ屋でアルバイトをしながら、オーディションを受け続ける日々を過ごしました。
そんな努力が実を結び、1998年、24歳で俳優デビューを果たします。
舞台『春のめざめ』と、今村昌平監督の映画『カンゾー先生』に出演。
いきなり大物監督の主要キャストに抜てきされたのですから、その才能はデビュー当時から光っていたのかもしれませんね。
2007年には舞台『CLEANSKINS/きれいな肌』で、二つの演劇賞を受賞。
2012年にはドラマ『トッカン 特別国税徴収官』で最優秀助演男優賞を受賞しました。
現在までに出演した映画は42本、舞台は57本、テレビドラマは100作品を超えています(2024年8月時点)。
様々な役を違和感なく演じ、ベテラン俳優としての地位を確立した北村さん。
50歳を迎えての朝ドラ3度目の出演に、また新たな一面が見られるかもしれません。
おむすびキャスト父・聖人役|北村有起哉さんと妻とのなれそめと過去の熱愛報道とは?
朝ドラ『おむすび』キャスト父・聖人役を演じる北村有起哉さん。
北村さんは独身時代の2006年に女優の水野美紀(みずの・みき)さんとの交際が報じられたことがありました。

かつて噂になった女優・水野美紀さん
なんとベッドでの添い寝写真が週刊誌に掲載されました!
しかしこの報道後、間もなく破局したとされています。
そんな北村さんは、2013年に女優・高野志穂(たかの・しほ)さんと結婚されています。

北村さんの妻・高野志穂さん
北村さん39才、高野さん33歳の時でした。
高野さんは22才の時、応募総数2,512名のオーディションを勝ち抜き、見事、朝ドラ『さくら』(2002年前期)のヒロインを射止めました。
シンデレラデビューを果たした高野さんは、ハワイ生まれの天真爛漫な日系四世のさくらを好演しました。
その後も、映画、ドラマ、舞台など幅広く活躍中です。
北村さんと高野さんは、俳優同士の夫婦ですが、出会いは意外にも共演ではないといいます。
北村さんは高野さんとの出会いについて、こう明かしています。
僕が舞台をしていたところに、たまたま共演者の知り合いで、高野さんがお客さんとして見にきてくれたんですよ。
それで、自然にみんなで飲みに行こうとなって、そこで初めてお話しました。
そこで、私は一目ぼれしました。
ラッキーなことにそういうシチュエーションが3回くらいあって、徐々に仲良くなって、無事交際までこぎつけました。
舞台という芸術の場で始まり、偶然の重なりが二人を引き寄せたようなすてきな馴れ初めです。
北村さんが「一目ぼれです」と率直に語っているのが印象的ですよね。
現在、ご夫婦には2人の男の子がいらっしゃいます。
北村さんは、朝ドラ『おむすび』の聖人と同じく、家族をとても大切にしているそうです。
掃除機をかけたり、洗濯をしたり、子どもの幼稚園の送り迎えをしたりと、日常的な家事をこなしているのだとか。
すてきなパパの姿が目に浮かびます。
ちなみにご夫婦の面白いエピソードとしては、2021年にAmazon PrimeのCMで夫婦共演を果たした話題となりました。

夫婦共演で話題になったCM
このCMについて北村さんは、「照れてしまうので、流れるとそっとパソコンを閉じて終わるのを待っています」とコメントしています。
普段はクールな印象の北村さんですが、意外と照れ屋な一面もあるのですね。
これからの北村さんの活躍はもちろん、家族とのすてきな時間も大切にしてほしいですね。
朝ドラ『おむすび』での北村さんの演技が、どのように彼の家族愛と結びついているのか、そんな視点で見るのも面白そうです。
朝ドラ『おむすび』父・聖人役|北村有起哉さんと女優の妻とのなれそめが素敵
NHK朝ドラ『おむすび』キャスト父・聖人役を演じる北村有起哉さんの役柄とプロフィールをご紹介させていただきました。
3度目の朝ドラ出演にして、長年の夢だった朝ドラヒロインの父親役を演じることになった北村さんは、新たな挑戦に意欲満々のようです。
演技派俳優の北村さんらしい存在感が、『おむすび』にどのような味わいを与えてくれるのか、楽しみです~♪