朝ドラ『おむすび』キャスト祖母・米田佳代(よねだ・佳代)を演じるのは、宮崎美子(みやざき・よしこ)さんです。
頼りになるおばあちゃんとして、ヒロイン・結の成長に大切なヒントを与えてくれます。
ここでは宮崎美子さんの役柄やプロフィールについてご紹介いたします。
おむすびキャストキャスト祖母・佳代役|宮崎美子さんの役柄とは?
『おむすび』キャスト祖母・米田佳代は、故郷・福岡県糸島を心から愛する、とってもポジティブな女性。
昔ながらの知恵をたくさん持っていて、孫の結が困ったときには、いつも的確なアドバイスを授けます。
ヒロイン・結にとって、頼もしい知恵袋的な存在です。
演じる宮崎さんはこの役について「大地にしっかりと根を下ろした、明るくて頼りになるおばあちゃんを演じたい」と語っています。
また、「おむすびは一日にしてならず」という言葉を引用しながら、先人の努力や知恵、そして大切な人を思う温かな気持ちを、しっかりと『結んで』いきたいとも話しています。
今回の朝ドラのキーワードの一つは、『結び』。
ヒロイン・結が栄養士として、人の心と未来を『結んで』いく姿を描きます。
また、『おむすび』の語源には、人と人の良縁を『結ぶ』ことからきているという説もあります。
宮崎さんがおばあちゃん役として、先人の歴史を未来へどのように結んでいくのか、注目のポイントですね。
今作で3度目の朝ドラ出演となる宮崎さん。
過去には、2005年後期『風のハルカ』(神崎光代役)、2013年後期『ごちそうさん』(西門静役)に出演されています。

『ごちそうさん』の西門静役
宮崎さんの温かみのある演技で、どんな佳代おばあちゃんが生み出されるのか、今からとても楽しみです。
きっと、主人公の結だけでなく、視聴者の皆さんの心に寄り添う、すてきなおばあちゃんを見せてくれるでしょう。
おむすびキャスト祖母・佳代役|宮崎美子さんの生い立ちとプロフィール
『おむすび』キャスト祖母・佳代役の宮崎美子さんは1958年12月11日、熊本県熊本市で誕生しました。
両親と弟1人の4人家族で育ちました。
父は銀行員として働き、転勤族だったとのことです。
宮崎さんが幼稚園の頃に大阪府へ引っ越し、小学生の頃には大分県へ、高校2年生でまた熊本市へと戻ります。
芸名 | 宮崎美子(みやざき・よしこ) |
本名 | 宮﨑美子 |
出身地 | 熊本県熊本市 |
生年月日 | 11958年12月11日|2024年に66歳 |
血液型 | A型 |
身長 | 156㎝ |
所属事務所 | 【ホリプロ】 綾瀬はるか、石原さとみ、深田恭子、高畑充希、竹内涼真、松山ケンイチほか多数 |
宮崎美子さんの芸能界デビューのきっかけとなったのは、国立の熊本大学法学部に在学中のことでした。
大学に入学後、地元の百貨店岩田屋伊勢丹のポスターモデルとして水着姿を披露したところ評判が良く、地元や大学内で一躍有名人に。
その後、大学3年生だった1979年には『週刊朝日』の表紙モデルに選ばれたことが大きな転機となります。
約1000人の応募者の中から選ばれた宮崎さん。
翌1980年1月25日号の『週間朝日』に、写真家の篠山紀信さんが撮影した写真で表紙を飾りました。
宮崎美子さん|テレビCMで人気が爆発
週間朝日の表紙で注目を集めた宮崎さんはテレビCMで人気が爆発します。
前述の写真家の篠山紀信さんの紹介で、今度は『ミノルタ(現:コニカミノルタ社)』の一眼レフカメラX-7のテレビCMに出演することになりました。
木陰でTシャツとGパンを脱いで水着姿になるという内容が大反響を呼び、宮崎さんは時の人となりました。
当時、宮崎さんの登場は、それまでのグラビアモデルの概念を覆すものでした。
スリムでなければならないという固定観念を打ち破り、「かわいらしい女子大生」という新しいモデル像を提示したとされています。
宮崎美子さん|テレビCMで人気が爆発
テレビCMからほどなくした1980年10月。
TBS系ポーラテレビ小説『元気です!』の主演上祐に抜擢され、俳優デビューを果たします。

俳優デビュー作の『元気です!』
そして翌1981年4月からは、ドラマ『2年B組仙八先生』(さとう宗幸・主演)に出演。
同年10月には『NO RETURN』で歌手デビューも果たしました。
デビュー当初は、大学生活と両立させながら、タレントとしてのキャリアを積み重ねていきました。
その後も俳優として、また、クイズ番組の女王として活躍を続け、2020年10月には芸能生活40周年を迎えました。
この記念の年に、宮崎さんは自身初となるカレンダー『宮崎美子 40周年 カレンダー&フォトブックセット』を発売。

2021年に出した水着カレンダー
デビューのきっかけとなった篠山紀信さんが撮影を担当し、Twitterのトレンドワード1位になるなど、大きな話題を呼びました。
デビューから40年以上たった現在も、第一線で活躍を続けている宮崎さん。
朝ドラ3作目となる『おむすび』ではベテラン俳優として、どのような存在感を発揮するのか、楽しみですね。
おむすびキャストキャスト祖母・佳代役|宮崎美子さんは離婚の真相とは?
話題の朝ドラ『おむすび』キャスト祖母・佳代役の宮崎美子さんは離婚歴があります。
宮崎さんは30歳だった1989年に、同い年のテレビクリエイターの上川伸廣(かみかわ・のぶひろ)さんと結婚しました。

元夫・上川伸廣さん
上川さんは生き残りが厳しいとされるテレビ業界において、フリーランスとして15年以上活躍されている超敏腕クリエイターです。
ドラマやバラエティー、CMなどさまざまなジャンルの演出に関わっています。
クイズ番組でよく聞く名フレーズ「正解はCMの後で」を考案したのも上川さんなんだそうですよ。
しかし、人気女優とエリートクリエイターとの結婚生活は長く続きませんでした。
わずか1年4ヵ月で離婚してしまったのです。
宮崎さんは離婚の真相について、女性誌のインタビューでこのように語っています。
「結婚したのも離婚したのも、彼は悪くない。私が勝手に結婚しよう、離婚しようと言って、結婚生活に満足いかなくて勝手に怒って。私が問題をまいていただけなんですよね」
宮崎さんは、夫に尽くす「良妻」を目指していましたが、一方の上川さんはそういったことを求めなかったそうです。
そんな夫の態度にストレスがたまるようになり、「なんで私だけこんなに大変なの?」という思いが爆発してしまい、離婚に至ってしまったそうです。
なお、離婚後も上川さんが担当する番組に出演するなど、お二人は良好な関係を築いているとのことですよ。
そして現在、宮崎さんは結婚しておらず、交際しているお相手も特にいないようです。
インタビューで「一人でいることも、時には大切なことだと思う」と発言していて、仕事や趣味に打ち込む時間を大切にしているとのこと。
芸能関係者によると、宮崎さんは読書をしたり漢字の勉強をしたりと、ひとりの時間を楽しめる人で、『ひとり遊びの達人』と言われているのだとか。
今後の結婚については、「恋愛や結婚は、自分を幸せにするための手段で無理に結婚することが幸せの道とは限らない」とも語っています。
このような生き方は、現代の自立した女性という印象で、共感を覚える方々も多いのではないでしょうか。
朝ドラ『おむすび』キャスト祖母・佳代役|宮崎美子さんの16ヵ月の結婚生活の真相とは?|まとめ
NHK朝ドラ『おむすび』キャスト祖母・佳代役を演じる宮崎美子さんの役柄とプロフィールをご紹介させていただきました。
朝ドラ3作目となる宮崎さん。
女子大生だった時にテレビCMで注目を集め、その後40年以上にわたり、俳優として第一線で活躍を続けています。
宮崎さんの魅力は、長年の芸能活動で培った演技力だけでなく、自身の経験に基づいた自立した生き方にもあります。
彼女の温かみのある演技と人生経験が、どのように物語に彩りを添えるのか注目です!