この記事のポイント
- 2025年秋からの連続テレビ小説のヒロインは高石あかりさん
- 宮崎出身のヒロインは平成以降初
- 別ドラマで共演した今田美桜との関係性も話題に
高石あかりさん、ご本人も驚きのヒロイン決定
「え?本当に私でいいんですか?」。2025年秋からの連続テレビ小説「ばけばけ」ヒロイン決定の知らせを受けた時、高石あかりさん(21)は思わず耳を疑ったそうです。
宮崎市出身の彼女は、なんと2898人が参加した熱戦を制しての抜擢。宮崎県出身者による朝ドラヒロイン起用は平成以降初めての快挙となりました。
「知名度よりも、この物語にぴったりの才能を探していました」と語る制作統括の小林真氏。オーディションでは、名の通った俳優たちも参加していましたが、「高石さんの持つ清らかな佇まいと、芯の強さに惹かれました」と選考理由を明かしています。
参考:NHKニュース
高石あかりさんがヒロインを務める『ばけばけ』の概要
第113作目となる「ばけばけ」は、「怪談」で知られる小泉八雲の妻・小泉セツの半生を描く物語です。幕末から明治にかけての激動の時代、松江藩の武家の娘として生まれた主人公が、外国人教師との出会いを通じて新しい日本の姿を見つめていきます。
脚本家のふじきみつ彦氏は「日本の心と西洋の知性が出会う、かつてない朝ドラになる」と自信を見せています。
参考:Yahoo!ニュース
高石あかりさんの紹介
「小学生の頃は運動オンチで、休み時間はいつも図書室で本を読んでいました」と笑顔で語る高石さん。12歳でスカウトされて芸能界入りし、女優としての第一歩を踏み出しました。
2021年に公開された映画「ベイビーわるきゅーれ」で映画初主演を果たし、不器用ながらも夢に向かって突き進む女子高生役を好演。
その後もシリーズ作品として「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」に主演するなど、若手実力派として頭角を現してきました。2023年にはTAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞し、NHK大河ドラマ「どうする家康」への出演でも存在感を示しています。
参考:Yahoo!ニュース
参考:ナタリー
『ばけばけ』の内容は?
物語の舞台となる時代は明治時代。
『怪談』で知られる日本研究家の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻、小泉セツをモデルとしたオリジナルストーリーです。
武士の時代が終わり、父が事業に失敗して貧しい暮らしをすることになります。
時代に取り残されてしまった人々に囲まれて育ち、生きにくい世の中をうらめしく思っています。
そんなトキのもとに、世界を転々とした末に日本にたどりついた異国人が現れます。
彼は後の旦那となる小泉八雲。トキは、言葉が通じない苦労や文化の違いにも悩まされますが、お互いの境遇が似ている事に気が付き、だんだんと心が通じるようになっていきます。
「ばけばけ」という不思議なタイトルには、人の心に潜む様々な想いが形を変えていくという意味が込められています。文明開化の波が押し寄せる中、日本の伝統と新しい価値観の狭間で揺れ動く人々の姿を、セツの視点を通して描いていきます。
参考:NHKニュース
高石あかりさんの意気込み
記者会見では、ハナミズキと勿忘草が描かれた白い着物姿で登場した高石さん。
「勿忘草には『私のことを忘れないで』という花言葉があって、何者でもない自分がここに立って、皆さんに覚えていただけるような人になれるように」と涙ながらに語り、会場を感動で包みました。
「主人公のセツさんは、時代の変化に戸惑いながらも、自分の信じる道を歩んでいく強い女性。私も彼女のように、一歩一歩、真摯に役と向き合っていきたいです」と、瞳を輝かせながら意気込みを語りました。
参考:ナタリー
高石あかりさんの地元、宮崎の反響
「宮崎の娘が朝ドラのヒロインに!」
地元紙はこの見出しで高石さんの起用を大きく報じました。
宮崎市長は「高石さんの演技で、宮崎の魅力も全国に届けてほしい」とエール。
母校の宮崎学園高校では、在校生たちが「私たちの誇りです」と喜びの声を上げています。
参考:NHKニュース
2025年前半朝ドラヒロインの今井美緒さんと高石あかりさんの繋がりが話題に
「先輩の背中を追いかけてきました」
2025年前半朝ドラ「カケル」のヒロイン・今井美緒さんは、高石さんと同じ事務所の大先輩。
今井さんは「あかりちゃんの透明感のある演技は、きっと朝ドラにピッタリ。
一緒に朝ドラの歴史を作れることが本当に嬉しい」と、後輩を温かく見守っています。
二人の”朝ドラリレー”に、早くも期待が高まっています。
参考:Yahoo!ニュース
高石あかりさんのSNS
高石あかりさんは、日々の活動をSNSで投稿しています。
ぜひチェックしてみてくださいね!
Instagram:高石あかりInstagram
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