おむすび10週49話12月5日(木)|放送前ネタバレあらすじ|温かいおむすびへの想い
結(橋本環奈)は、美佐江(キムラ緑子)に孝雄(緒形直人)と仲直りするように言いますが、美佐江はそう簡単じゃないと反論します。美佐江の兄夫婦もまた、地震で亡くなっていたのです。
美佐江の振る舞い
結は、父・聖人(北村有起哉)と母・愛子(麻生久美子)に美佐江の話をします。
当時も、避難所のみんなに心配をかけたくないと、美佐江は兄夫婦の話を黙っていました。
「辛いことを思い出させちゃったかな」
気にする結を、愛子は代わりに謝っておくと慰めました。
炊き出しの献立作り
沙智(山本舞香)・佳純(平祐奈)・森川(小手伸也)にも手伝ってもらい、炊き出しの献立を決めた結。
3人は、炊き出しだと味の濃淡が不安定になる理由も考えてくれていました。
疲れていると塩分が欲するので濃くなる、大量の野菜から水分が出るので薄くなる、などの分析に結は納得します。
献立を任された結は、『わかめおむすび』と『サバツナけんちん汁』を作ることにしました。
商店街の仲間たちから聞き取りをした内容をこのメニューに込めたのでした。
温かいおむすびへのこだわり
先生にも献立を褒められ、調理実習室で準備を進める3人。
結のこだわりは、温かいおむすびを作ることです。
避難所にいた当時、配布されたおむすびに対して「冷たい」「チンして」と言ってしまったことを、結は後悔しているのでした。
配ってくれた人も、本当は温かいおむすびを食べてもらいたかったはずだと言います。
歩を遠ざける孝雄
居酒屋で酔い潰れる孝雄。
家に戻り、真紀の写真を眺めて泣いていたところに、本人が現れました。
「飲み過ぎたらあかんやん」
そう言う真紀の手を握って喜ぶ孝雄でしたが、それは歩(仲里依紗)だったのです。
孝雄にカスタムしてもらおうと靴を持参した歩。
しかし孝雄は、真紀を思い出すからもうやめて欲しいと歩に言います。
アーケード設置の真実
翌日、歩から話を聞いた聖人は、孝雄が修理してくれた靴を履いて、謝りに行きました。
履いてきた靴を見ながら、孝雄の靴職人としての腕前を褒める聖人。
さらに自分が居なくなった後、アーケード設置にも尽力してくれた感謝を改めて伝えたのです。
すると孝雄は、商店街のためではなく真紀のためだったと打ち明けました。
当時アーケードの設置に反対していた孝雄。
真紀は、「お母ちゃんが生きとったら賛成やったと思う」と、孝雄に内緒で賛成の意志を示していたのでした。
おむすび10週49話12月5日(木)|放送後|今日の感想まとめ!
今日のポイントは、
J班の団結に感動!です。
バラバラだった結ちゃんたちJ班が、こんなに協力する姿を見られるなんて!
心ここにあらずな状態を察して、各々で調べた情報を結ちゃんに伝えるシーンに胸がジーンと熱くなりました。
サッチン(沙智)・カスミン(佳純)・モリモリ(森川)の個性が、メモの書き方にバッチリ表れていたのも見落としませんでしたよ〜!
こうしてリサーチの上で作られた献立が、担任・桜庭先生から評価されたのも納得ですね。
また、ネット上ではそんなJ班のシーンで描かれた『結ちゃんの後悔』に、多くの感想が寄せられていました。
「あの日のおばちゃんの悲しそうな顔を、結は今でも忘れられないんだね」
「結が当時の後悔を打ち明けられたの、仲間との絆を感じてよかったなぁ」
「温かいおむすびを作って配るのは、ある意味あの日をやり直すことになるのかも」などなど。
ほかほかにこだわる結ちゃんの後悔が、今後の物語にどう活かされるのか気になる朝ドラファンが多くいたようです。
炊き出しによって、前向きな経験に昇華されるといいなと期待しています!
献立も決まり、俄然、防災訓練の当日が楽しみになってきましたね。
朝ドラファンとしては、マスコット的な存在のモリモリがどんな立ち回りで炊き出しシーンを楽しませてくれるのかにも期待が膨らみます。
なんのトラブルもなく無事にほかほかを商店街の人たちや子どもたちに届けられますように〜♪
おむすび10週49話12月5日(木)|放送前|予告・感想まとめ!
※本感想は予告時点のもののため、放送内容と異なることがあります。
意見が割れる打ち合わせ!
防災訓練の前日、最終の打ち合わせで意見が割れてしまいます〜!
第49話の見どころは、最終の打ち合わせで意見が割れる父・聖人さんとパン屋・美佐江さんのシーンになりそうです。
孝雄さんにも防災訓練に参加してもらいたい聖人さんと、無理に参加させる必要はないと考える美佐江さん。
そんな2人の間を『結ぶ』ために間に入る結ちゃんの『例えが独特すぎて伝わらない説得』も要チェックです!
このシーンでは、口が達者な美佐江さんのセリフ回しも楽しみにしています。
美佐江さん役・キムラ緑子(みどりこ)さんは、今回で朝ドラ出演6作目となる常連俳優です。
中でも2013年(平成25年)放送の朝ドラ『ごちそうさん』で演じたイケズな義姉・和枝(かずえ)役が記憶に残っている朝ドラファンも多いはず!
今回の阪神・淡路大震災を経験しても前を向き明るく生きる女性を演じる姿も魅力的ですよね。
兵庫県出身だけに、自然な関西弁で孝雄さんへの複雑な心情を表現してくれると期待しています。
この場面で2人の意見は割れますが、きっと孝雄さんに立ち直って欲しい気持ちは共通しているはずです。
ただ美佐江さんはアーケード設置の際に、一緒に前を向けたと思っていたのに、孝雄さんから心の扉をふたたび閉められてしまった経験があります。
美佐江さんにしてみれば、ちょっと裏切られたような気持ちも感じていそうです。
かなり空気が悪くなったところに、ケンカの嫌いな結ちゃんがカットイン!
結果的に、商店街の面々は本来の打ち合わせへと軌道修正できるのだとか。
気まずい結ちゃんを商店街のおじちゃん2人がフォローするコントのようなカットも楽しみたいなと思います。
第49話では、第10週のタイトル『人それぞれでよか』も回収されそうな予感!
神戸編のキャラクターたちが、各自のペースで『あの日』と向き合った時間が伝わり、朝ドラファンたちの心が揺さぶられる気がしています〜♪