NHK朝ドラ 「とと姉ちゃん」
ネタバレ感想2週7話
2016年4月11日(月)放送
とと姉ちゃん2週テーマ「常子、妹のために走る」
とと姉ちゃん ネタバレ感想・最終回まで2週7話

あの日から、4年の月日が流れました。
昭和十年、春。十五歳になった常子は高等女学校の四年生、鞠子は三年生、美子は尋常小学校の四年生となっていました。
かか・君子は竹蔵の会社から遺族援助を受けながら、さらに、女工としても働く事でなんとか周りからの支援を受けながらも一家の生計を担っていました。



鞠子は優等生で、学内でも一目置かれる存在でした。それぞれが前向きに生きようしている中、三女の美子はなぜか元気がありません。美子は、ある悩みを抱えていたのでした。
ある日のこと、
常子と鞠子が一緒に学校からの帰り道、染め物会社の前を通りかかると、物干し台の上から何かが二人に向けて投げつけられ、と同時に「こぎたねえ顔して見あげてっからよぉ」と威勢のいい声が聞こえます。
それは、玉置三兄弟の仕業でした。この兄弟、茂雄、正雄、幹雄はそれぞれに、常子、鞠子、美子と同い年で、茂雄と正雄はもう染め物職人として働いていました。
同い年の三兄弟は、何かにつけ三姉妹にちょっかいを出して来るようでした。
そんな三兄弟を軽くあしらいながら帰宅すると、慌ててでかけようとする美子とはち合わせになります。
夕飯の手伝いをするしないで問答していると、美子の担任・渡辺先生が訪れました。美子の顔がくもります。
渡辺先生は、いつも素直で明るい美子が、最近、誰とも話そうとせず、暗い顔で一人でいる事が多くなったと、心配をして家庭訪問をしてくれたのでした。
先生の帰った後、縁側で常子は美子と話します。
美子は、皆と話していて話題が家族の話になると、ととの話は「話せば減ってくばかりでなくなっちゃう・・・」と言い、父親のいない寂しさが、美子を孤立させていた事を知るのでした。
友達から父親の話を聞くたびにつらくなり、次第に誰とも話せなくなったというのでした。「いいなあ、皆、ととがいて…」寂しそうにつぶやく美子を「今は頑張って、お友達つくろう」と励ましますが「どうやって?」と美子に聞かれると・・・「ど~したもんじゃろの~」と、言葉に詰まります。

君子は、自分もはじめはそうだったと語り、つらいけど人前で笑顔でいるようにしたら、みんなからも声がかけられるようになったと話します。
美子が、再び友達と話せるようにとみんなで応援するのでした・・・つづく
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とと姉ちゃん2週7話・感想まとめ
頑張れ!とと姉ちゃん
先週のととが亡くなってしまったシーンや常子(未来ちゃん)がとととの約束を守るために気丈に振舞って頑張る姿、涙涙でした。始まってまだ1週目というのに・・・。こんなにもとととの思い出に涙してしまう私がいるなんてびっくりでした。
いよいよ2週目の今日から、ヒロインの高畑充希さんの登場です!
明るく元気なとと姉ちゃんぶりがいいですね~♪これから、ととの代わりとして苦労も絶えないと思いますが、心の底からとと姉ちゃんを応援したい気持ちでいっぱいになりました。
また新しく登場した玉置三兄弟は、どこか憎めない悪ガキって感じでしたよね。小橋三姉妹に突っかかっていくところなどを見ると・・・もしかしたら、好意の裏返し?なんて。
玉置三兄弟はなかなか個性的でいいキャラクターなので、これからの絡みもなんだか楽しみです。今週はそんな玉置三兄弟と張り合うシーンもあるみたいなのでお楽しみに^^
今日初めて常子の「どうしたもんじゃろうの~」が聞けたので感激した私でした(笑)とっても可愛らしかった♡
美子ちゃんの気持ち
ととが亡くなって一番寂しい思いをしているのは、やっぱり美子ちゃんでしょうか。幼かった美子ちゃんは、もっとととにいっぱいいっぱい抱っこしてもらって甘えたかったでしょうから・・・。
そんな美子ちゃんが言った「ととの思い出を話したらなくなってしまう」と言う言葉が辛く切なかったです。これ以上とととの思い出が増えることがないという寂しさも伝わってきて胸が苦しくなりました。
でも、ととが居なくなって辛く寂しい思いはかかもお姉ちゃんたちも一緒なんですよね。
大人のかかと大人になり始めている姉たちは、その現実を受け入れて我慢することが出来るけれど、まだ美子ちゃんにはその現実を受け止めて消化出来るまで、もう少し時間が必要かもしれませんね。
美子ちゃんの「ととがいてくれたらなあ」という素直な気持ちに、私も「どうしたもんじゃろうの~」と真剣に考えてしまいました。
今更ながらととが言っていた「当たり前の幸せ」がどれだけ幸せなのかということを深く考えさせられました。私も改めて家族に感謝の気持ちが湧いて優しい気持ちになりました。
それにしてもはやく美子ちゃんの笑顔が見たいですね。明日は学校で友達と仲良くなれるといいな~。
高畑充希さんの意気込み
主人公の高畑充希さんは以前インタビューで「常子はととの代わりに家族を守り、働く女性を体現していきます!」と話されていました。
常子の生きがいというのは、ととの代わりに家族を守るということですよね。
高畑さんは、常子の「家を建てる」「妹たちを嫁に出す」という目標を見た瞬間、15歳の子供が立てる目標ではないと驚き感動したと言っていました。
ドラマのモチーフとされている『暮らしの手帖』を創刊した大橋鎭子さんが20代半ばで会社を設立されたということで、常子の「キラキラ・ギラギラ」としたバイタリティー溢れる姿を演じて生きたいと話されていましたよ。
テンポよく進んでいくとと姉ちゃん。収録は順調で、かか役の木村さんと三姉妹は一緒にいるときは、ずーっと話していて今では役と本人の境がなくなるほど仲良しだそうです。
そんな雰囲気が伝わってきますよね。これからとと姉ちゃんの奮闘ぶりを楽しみながら応援していきたいと思います♪
ではでは
感想byあさひめ