この記事では、橋本環奈主演のNHK朝ドラ(連続テレビ小説)「おむすび」第73話(2025年1月15日放送)のネタバレ・あらすじを、どこよりも分かりやすくご紹介します!
「おむすび」第72話では結と管理栄養士の西条との出会い、そして絶食によって体調が安定するという展開が描かれましたが、第73話では、東日本大震災が起きるという展開に…。結がそこからどう動き出すのかが主題になります。
過去回から順を追って振り返りたい方は以下より、まとめ記事をご参照ください。
【17週まで公開中】朝ドラ『おむすび』ネタバレ|最終回までのあらすじと感想
おむすび 15週 第73話|放送前ネタバレあらすじ|大震災を機に動き出す結
東日本大震災・当日
東日本大震災が起こったと、テレビを通じて知る結(橋本環奈)たち。地震の映像を見た姉・歩(仲里依紗)は、過呼吸になり、一緒にいた古着屋店主・チャンミカ(松井玲奈)がすぐに気づきます。靴屋店主・孝雄(緒方直人)もまた、映像を見ながら真紀のことを思い出していました。
震災後の不安な夜
この日、結は米田家で過ごします。あまりに甚大な東北の被害に、父・聖人(北村有起哉)や母・愛子(麻生久美子)もショックを隠しきれません。翔也は総務部として東北支社や工場を助けるために、会社に泊まることになりました。
同時に3人は、歩の心中を察して心配になります。夜になって帰ってきた歩。結が声をかけると、歩は辛さを吐露します。歩は神戸の震災当日に避難所で過ごした夜を思い出していました。
東北の人たちが不安な夜を過ごしている事実に、結と歩は心を痛めます。花と同じような赤ちゃんもいるのだと、2人はいたたまれない気持ちに。「うちにできることはないかな」と言う結に、花をしっかり育てることだと歩は答えました。
自分にできることは?
二週間ほど経った頃、菜摘がボランティアに出かけるところへ遭遇した歩。菜摘は、神戸の震災で助けてもらった恩返しがしたいと被災地へ向かうのです。
そんな菜摘の姿を受け、歩は自分の不甲斐なさを感じていました。「自分にできることをやればいい」と言う愛子は、ブログのコメント欄を通じて東北の人たちを励ましています。また、聖人は理容組合と連携し、津波で流された散髪道具を送っていたのです。
栄養士として
産休中の結のところへ、佳純(平祐奈)が訪れました。花を見ながら頬を緩ます佳純は、結にお礼を伝えにきたと言います。
支援栄養士として被災地にいた佳純。そんな状況のなか、栄養士にできることはあるのかと問う結に、佳純は被災地の現場について語り始めました。
救護チームのミーティングでは、話に出るのは病気の報告が多く、食事については後回しでした。目の前の命が最優先だからです。避難所で話を聞いても、みんな遠慮がちに大丈夫だと言います。
到着した物資は仕分けられないままになっていました。栄養士ができることはたくさんあるはずなのに、と佳純は話をさらに続けるのでした。
おむすび 15週 第73話|放送後|今日の感想まとめ!
今日のポイントは、
姉・歩さんの焦燥感です。
被災者のため行動を始める人たちに、焦りを感じる姉・歩さん。
なぜか後ろめたさのようなものを抱えてしまう様子が、とても人間らしく描かれていたように思います。そこで全て見透かすように「歩ができることをすればいいんだよ」と伝えた母・愛子さんのセリフも味わい深かったです。歩さんが悩みをシンプルに捉えられるように導くシーンになっていましたね。これから見つける『自分ができる支援』の着地点が楽しみです。
一方ネット上では、久しぶりに登場したカスミン(佳純)の支援体験談に注目が集まりました。
「カスミンの話、真剣に聞き入る」
「物資不足もだけど、届いた物資の仕分けや流通も大変だったのね」
「今回の避難所シーンも事前にちゃんと取材されたのが分かる」などなど。
使命感を持って現場に挑んだカスミンの様子が伝わって、物語に引き込まれた朝ドラファンが多かったようです。
第73話は核心に繋がるハブのような回だったため、週の後半の展開が気になります。歩さんが見つける支援方法やカスミンが結ちゃんに伝えたい感謝の内容なども、早く知りたいです。ある意味、様々な立場や心境の人たちを登場させながら、丁寧に東日本大震災を描いている証拠かもしれませんね!
朝ドラならではの震災の描き方を通して、湧き出てくる感情に心を震わせられたら良いなと思います。
おむすび15週73話|放送後|みんなの感想!
自分にできることをやればいいと思うよ。
結局そうなんだよな〜
無理しない範囲で。
だけれど心が落ち着かない、何かやらなきゃいけないにかられるんだ…
歩のような人は神戸に多かったのかもな…
#朝ドラおむすび— まりゅ (@maryu_sr) January 15, 2025
食い物は後だって言った医師も、それでいいとは思ってないはずなんだよね
それ以上に、平時なら救える命を最大限救うために、食事に自分たちの専門的知識や技術をさくリソースは無かっただけで
だからこそ、生活を守ることに特化してる栄養士や保健師が重要な訳で#朝ドラおむすび— ぴず📖 (@pizuamacan) January 15, 2025
震災にあたって何か出来ないか、しなければいけないんじゃないかの気持ちに「結のすべきことは娘を育てること」とか「(ボランティアに出向かなくても)自分が出来ることをすればいい」とかドラマで言ってもらえて心が救われた人いるんじゃない?私はそう#朝ドラおむすび
— かえる🐸📛 (@9JWdqHqwbgY8N4L) January 15, 2025
あの、家出した先の結の家で高価なお寿司を大量に出前し、朝食の指示を悪びれなく愛子に出していた子供っぽいカスミンが、震災にいてもたってもいられず先輩とボランティアに…!😭
結に会いにきたのは「炊き出し料理の経験が生きた」事への礼を伝えにきたんだろうなと思う☺️— ムラサキかえる💙💛🇺🇦 (@cheesefrontire) January 15, 2025
「何かしなきゃ」とは思っているものの何をしたらいいか分からず、動き出している周りの人達を見てもどかしい気持ちの歩お姉ちゃん。愛子さんの言葉に少しでも心が軽くなっていたらいいけれど、「やれること」って何かという、新しい疑問も出ていそうだよな…。 #朝ドラおむすび
— あおき七味 (@7_3chan) January 14, 2025
おむすび 15週 第73話|放送前|予告・感想まとめ!
東日本大震災が描かれる!
東日本大震災が物語に登場し、歩さんが過呼吸になってしまいます!
第73話では、東日本大震災の映像を見て体調不良になる歩さんに注目です。辛い体験をした人が、ふとしたきっかけで当時を思い出してしまう『フラッシュバック』が起こると想像しています。
友人のチャンミカが側にいてくれるタイミングである点が、少しでも救いですね。夜になるまで歩さんが家に戻れないのも、過去の記憶がぶり返して体が思うように動かなくなるのかもしれません。
また家に戻った後の歩さんのふるまいも、見どころポイントになりそうです。気丈にいつも通りに見せるのか、震災直後のように口数少なくなるのか…。
朝ドラファンとしては、歩さんなら家族の前では気丈にふるまうのでは…と、予想しています。
一方でひとりになると恐怖や悲しみが襲ってきて、その苦悩を外に吐き出せない孤独な状態に陥らないかと心配です。
ただ米田家の面々は、しっかり歩さんの心中を察して踏み込みすぎずに見守ってくれると信じています。特に結ちゃんは、歩さんの辛い記憶を被災者の力になることで昇華させようと考え、歩さんに相談するのかもしれません。
結ちゃんは商店街の防災訓練(第50話)で炊き出しの経験もありますし、あの時に学んだ避難所ならではの食事に関する問題も知っています。炊き出し隊長として被災者のために尽力する姿が見られたら、『防災訓練フラグ』の大回収シーンになる予感!商店街の面々に加え、モリモリ・カスミン・サッチンなどと再集結する展開に繋がったらいいですね。
ただ阪神淡路大震災で深い悲しみを抱える歩さんだけに、被災地で直接ボランティアを行うのは心が耐えられるか分かりません。そういえば歩さんはバイヤー及び伝説のギャルとして、広い人脈を持っていますよね!直接的ではなくても、間接的に被災地のためにできることを探す可能性もありそうです。
朝ドラファンとして、歩さんがこの辛い局面を乗り越える姿を待ち望んでいます〜!
おむすび 15週 第73話|出演者と番組情報
15週 第73話 出演者 | 橋本環奈,仲里依紗,麻生久美子,北村有起哉,緒形直人,平祐奈,キムラ緑子 ほか |
脚本 | 根元ノンジ(「正直不動産」「パリピ孔明」「サ道」他) |
演出 | 野田雄介、他 |
音楽 | 堤博明 |
主題歌 | B’z「イルミネーション」 |
語り | リリー・フランキー |
制作統括 | 宇佐川隆史、真鍋斎 |
プロデューサー | 管原浩 |
放送期間 | 2024年9月30日から2025年3月末予定 |
放送局・時間 | NHK総合:月曜 〜 金曜 8:00 – 8:15 NHKBS:月曜 〜 金曜 7:30 – 8:45 |