
この記事では、橋本環奈主演のNHK朝ドラ(連続テレビ小説)「おむすび」第110話(2025年3月7日放送)のネタバレ・あらすじを、どこよりも分かりやすくご紹介します!
22週 第110話では、弁当開発で苦戦している菜摘ちゃんの『魂のプレゼン』が見どころ!どのように部長を納得させるのか…注目です。

おむすび 22週 第110話|放送前ネタバレあらすじ|菜摘が再挑戦!弁当開発
フレイル予防の重要性
弁当開発の再プレゼンをした菜摘(田畑志真)。ところが、部長の豊岡(隈本晃俊)に「このままやったらこの弁当を上にあげることはできん」と言われてしまいます。
そんな部長に、菜摘は「承知しております」と、新しいを提案しました。結(橋本環奈)が教えてくれた言葉『フレイル』をテーマに、予防に取り組むキャンペーンを展開すると言うのです。
まだ重要性が知られていないフレイル。加えて高齢者の健康と食が、いかに密接に関わっているかを熱弁します。
低栄養を防ぎ、しっかりごはんを食べること。広く栄養の知識をアップデートすること。これらを広めるのは食を取り扱う企業にとって意義のあることだと菜摘は語るのです。
結もまた、病院の患者数を減らす第一歩が日々の食事だと話します。2人は誠意を込めたプレゼンを終え、部長たちに頭を下げました。
高齢者向け弁当をやる意義
豊岡は「やる意義のある取り試みだ」と賛同しました。さらに、行政を巻き込めば大きなプロジェクトになると言うのです。
「よう自分で気付いたな、佐久間」と豊岡。菜摘はその言葉を受け、豊岡の「このままやったら」にヒントを得たと話します。何かが足りないからそう言われたのだと受け取ったのです。
「なんや、豊岡部長。部下思いの方だったんですね」と栄養科長・塚本(濱田マリ)が言うと、豊岡は菜摘に期待しているからこそ厳しく教えてきたと話します。そんな豊岡に、令和の今は教え方も時代とともに変わっていると塚本は語るのです。
豊岡は、結に対して弁当開発に協力してくれたお礼を述べました。まだまだ改善の余地があると言う結に、土屋(森優作)がこれからは自分の出番だと言います。
役員プレゼンに必ず通すと面々は誓い、土屋はガッツポーズをしながら去っていきました。結と菜摘はハイタッチして喜びます。
歩のブランド、軌道へ
オリジナルブランド『KING OF GAL』の展示会に向けて準備をする歩(仲里依紗)。そこに、佑馬(一ノ瀬ワタル)が「記事が出ましたー!」とやってきます。
ギャル雑誌の編集者をしているリサポン(田辺芽)にお願いした記事が世の中に出たのです。早速バズっているとわかり、歩たちにはさらに気合が入ります。
花が語った本音
結は、再プレゼンの成功を翔也(佐野勇斗)へ報告しました。バタバタしていて家のことができなかったと謝ります。「あれからサッカーの練習はどうしようと?」と結。翔也は「どう教えていいかわからない」と困惑したままでした。
お風呂上がりにリビングへやってきた花は、翔也に「明日休みやろ。自主練付き合ってよ」と言います。オーバーワーク気味だから「少し休め」と提案する翔也。他の子の練習量を気にして、代表から落ちてしまうと花は心配します。
結と翔也は改めて花と話すことにしました。テーブルで向き合う3人。結は花の気持ちを理解しようとせず決めつけてしまったと謝ります。さらに翔也も、張り切りすぎて自分の気持ちを押し付けていたと花に謝るのです。
「2人とも全然わかってないな」と花。驚く2人に、花は部屋からノートを持ってきました。翔也の夢ノートです。そこには、野球選手時代の翔也の夢が書かれていました。
それを読んだ花は「パパの夢の続きは花が叶えたい」と話すのです。どこまでできるかわからないけど、オリンピックに出てプロになりたい、と。
翔也にはこれからも練習に付き合うことを、結に身体を強くするための食事を、花はそれぞれにお願いします。3人は一緒にがんばろうと誓い、花は自分専用の夢ノートを作るのでした。
令和2年1月
菜摘が担当した高齢者向け弁当の販売がスタートしました。胃がんを経験した聖人(北村有起哉)も「味もええけど、おかず小さくて食べやすいわ」と感心します。
もう思い残すことはない、と美佐江(キムラ緑子)。菜摘も一人前になり、好きなことをどんどんやったると元気になります。
娘たちの転機
展示会を成功させた歩のブランドは、コレクションへの出店も決まりました。さらに、結も菜摘の会社から商品開発部専属の管理栄養士としてスカウトを受けたのです。
娘たち2人が転機を迎える一方、父の聖人は気の抜けたような生活を送っていました。愛子(麻生久美子)も心配している様子です。
理容師大会への参加を勧める愛子。まだ60歳なのにと言う愛子に、聖人は「枯れてもええやん」とどこ吹く風です。
そんな折、ニュースでは新型コロナウイルスの発生が騒がれ始めるのでした。
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おむすび 22週 第110話|放送後|今日の感想まとめ!
今日のポイントは、
理想と現実のギャップを克服!です。
結ちゃんが開発に協力したお弁当が、ついに発売されました〜!
理想を追い求めて作った最初の試作品から、最終的にあんなに見栄え良い商品に仕上がるなんて…。製造担当の管理栄養士・土屋さんの見事な仕事にも、大きな拍手を送りたいです。
同時に幼なじみでパン屋の娘・菜摘ちゃんの充実感ある笑顔が光っていましたね!理想と現実のギャップを乗り越え、社会人として成長する姿を見届けられて、朝ドラファンとして満足度の高い回になりました。
またネット上では豊岡部長の『菜摘ちゃんに厳しい理由』が判明したシーンに注目が集まったようです。
「やっぱり豊岡部長、言葉の端々にヒントを散らしてた」
「豊岡部長のフィナーレ、何というか爽快ですね。痛快ではなく。みんな良い人だった」
「典型的昭和上司だったけど、アップデート出来て良かった」などなど。
お弁当だけでなく豊岡部長の社員教育もブラッシュアップされるオチを多くの朝ドラファンが楽しんでいました。
今回の経験を経た菜摘ちゃんは、しばらく転職したいなんて考えなさそうですね。これからは豊岡部長や土屋さんと、もっと腹を割って仕事が出来る気がします。きっとお弁当でも『どらナンシェ』のようなヒット商品を生み出してくれると勝手に妄想中です!
さぁ、次週はいよいよ新型コロナウイルスが物語に登場するようです。医療従事者である結ちゃんは、どんなに大変になるのだろう…と今から心配しています。朝ドラファンとして、結ちゃんの奮闘と選択をしっかり見守りたいと思います!
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おむすび 22週 第110話|放送後|みんなの感想!
結からフレイルの知識を得たなっちゃんが自分の知識として説明するの良かったね〜。
おむすびの、人と人が繋がって影響しあってる感じがすごく好き。
#朝ドラおむすび— わかくさ💉×5 (@wakakusa999) March 7, 2025
最初の夢が叶わなかったら「何回でも書き換えればいい」
このドラマに通底するスピリット。いいよねー#朝ドラおむすび— 京極ミズハ (@ienomaenigomiga) March 6, 2025
元惣菜屋の娘で震災の時は食物繊維不足で苦しんだなっちゃんが「パワハラ上司ムカつくからギャフンと言わせたる」ではなく「自分を可愛がってくれた周囲の大人たちの老いを目の当たりにして必要性を再確認した」から高齢者向け弁当開発のリベンジに乗り出す流れ、素敵だと思わないか?#朝ドラおむすび
— ちはや (@chihaya1088) March 6, 2025
#朝ドラおむすび
子供にちゃんと人格があり、親も完璧ではないと自覚があり、対話がある。それだけの事がなんて素晴らしいんだ…— ひざかり (@asdrasdr19) March 6, 2025
阪神淡路、東日本、そしてコロナ禍
未曾有の震災を逃げずに描く
その力がおむすびにはある
コロナ禍を朝ドラで扱うのは初めてだっけ?おむすびだからきっと真摯に描いてくれると信じてる。— サニーのミル🐧 (@sunnydayfreedom) March 6, 2025
おむすび 22週 第110話|放送前|予告・感想まとめ!
魂のプレゼンで企画を通す!
弁当の商品化に再挑戦する菜摘ちゃんの『魂のプレゼン』に注目〜♪
第110話では菜摘ちゃんによる『魂のプレゼン』が見どころになりそうです!
どうやら再挑戦するも、改良1発目のプレゼンではOKが出ないだとか。
そこで悩んだ菜摘ちゃんは、開発序盤で結ちゃんから聞いていた『フレイル』というワードに着目するようです。
その結果、部長を納得させることに成功する展開が待っています!
ちなみに開発弁当の運命を左右するキーワード『フレイル』とは、加齢により心も体も衰えた状態を表す言葉です。
放置すると、いずれ自分の力で生活を維持することが困難になると言われています。
逆に適切なサポートを受けて改善に取り組めば、危機的状況から脱することもできる段階です。
食との関わりも深く、特に高齢者の低栄養が『フレイル』に繋がる可能性も高いのだとか。
ちょうど健康な状態と要介護状態の間とも言えるため、健康寿命を伸ばす意味でも『フレイル予防』への関心が高まっているようです。
そこで、お弁当をただ売り出すだけでなく『フレイル予防の周知キャンペーン』も同時に行うことを提案するという菜摘ちゃん。
コンビニ商品の中でも主力である『食品』を扱う企業として、食に対する意識を高める意義を部長に訴えます。
一緒にいる結ちゃんも専門家として意見を出し、菜摘ちゃんの援護射撃をするようです。
朝ドラファンとしては、部長からGOサインをもらえた2人のよろこぶ様子が楽しみで仕方ありません!
実は弁当開発エピソードに突入した時、朝ドラファン的に商品化のシーンが最も観たいと思うシーンでした。
しかし本質は2人が身近な人(=元テーラー店主・高橋さんや患者さんたち)を思って再起する姿にあるのかもしれません。
そこから諦めずにGOサインを勝ち取る『プロセス』こそ、見どころだと考え直しました!
そんな部分に着目して、いつもほんわかした菜摘ちゃんがキリッとプレゼンする姿を想像すると、すでに泣いてしまいそうです。
「あんなに小さかったのに…!」と、親戚にでもなった気分で『魂のプレゼン』を見届けたい〜♪
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おむすび 22週 第110話|出演者と番組情報
22週 第110話 出演者 | 橋本環奈,仲里依紗,北村有起哉,麻生久美子,佐野勇斗,田畑志真,濱田マリ ほか |
脚本 | 根元ノンジ(「正直不動産」「パリピ孔明」「サ道」他) |
演出 | 野田雄介、他 |
音楽 | 堤博明 |
主題歌 | B’z「イルミネーション」 |
語り | リリー・フランキー |
制作統括 | 宇佐川隆史、真鍋斎 |
プロデューサー | 管原浩 |
放送期間 | 2024年9月30日から2025年3月末予定 |
放送局・時間 | NHK総合:月曜 〜 金曜 8:00 – 8:15 NHKBS:月曜 〜 金曜 7:30 – 8:45 |