とと姉ちゃん ネタバレ感想あらすじ 5週26話【5月3日(火)】

NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」
ネタバレ感想5週26話
2016年5月3日(火)放送
とと姉ちゃん5週テーマ「常子、新種を発見する」

とと姉ちゃん ネタバレ感想・最終回まで5週26話

常子の行き先は、青柳商店でした。

清に相談し、常子は滝子に隠れて青柳商店のミシンを使って制服を直し始めるのでした。ところが、間の悪い事にその場を祖母・滝子に見つかってしまいます・・・

とと姉ちゃん_滝子26かかと冷戦状態の中、内緒でミシンを使っているところを、滝子に見つかってしまった常子。

常子が正直に事情を説明すると、意外にも滝子はミシンの使用を許してくれるのでした。

しばらく後…鞠子の制服の修繕が終わりました。
久しぶりに孫・常子と過ごす時間に、滝子の顔もほぐれます。

…君子はどうしてる?」常子が制服を直し終えると、滝子は小橋家の近況を尋ねます。成り行き上、別れて暮らすことにはなりましたが、娘や孫を案じる気持ちに、変わりはなかったのでした。

そして、滝子は突然、常子の将来の希望についても尋ねてきました。
どうなりたいんだい?」思いがけない質問に、常子が答えられずにいると、滝子が切り出します。「…この青柳を継いでみたいとは思わないかい」

「…考えたこともなかったです。今の私は、ただ妹たちを嫁に出し、家族を守ることさえできれば、それで…」常子は素直に告げると、青柳商店をあとにします。

裏口で身を隠すように待っていた富江に、制服の修繕ができたことを告げると、富江は涙をこぼさんばかりに喜びます。

とと姉ちゃん_富江26
そして、常子はこの制服は、自分が見つけたことにしようと言い、富江をかばおうとします。しかし、富江は常子の思いに感謝しつつも、正直に謝って鞠子に制服を返すというのでした。富江も父譲りの真っ直ぐな性分なのでした。

ところが、あの若旦那の清がつい余計な口を滑らせていました。二人を探しに歩いていた鞠子と美子に、いつもの調子で二人の話しをしてしまいます。

とと姉ちゃん_宗吉26

 

 

 

 

 

急いで帰った富江と常子が茶の間に入ると、一家は沈んだ面持ちで座り込んでいました。

清が口を滑らせたせいで、富江が制服を持っていたことがすでに鞠子や森田屋の人々に知れ渡ってしまっていたのでした。

お前が制服を盗んだのか!」主・宗吉は激怒し、富江に向かってこぶしを振り上げるのでした…つづく

とと姉ちゃん5週26話・感想まとめ 

 

とと姉ちゃんを取り巻く男性陣

今日の滝子おばあちゃん、とても怖かったですねぇ。けれど優しさも全開でした。
「とと姉ちゃん」のドラマの中には、この粋で美しい滝子おばあちゃんやヒロインのとと姉ちゃんの他、君子かかや妹たち、そして、森田母娘やもう一人の女将・まつさんなど、魅力的で個性的な女性陣が目白押しです。

ですから、ドラマの中に日に日にグイグイと引き込まれている毎日なのですが、そんな女性陣に呼応するように登場している男性陣もまた、とても魅力的な面々ばかりなのですよねぇ。
そんな当たり前といえば当たり前のことに今日改めて思い至りました。

とと姉ちゃんを取り巻く男性陣の中でも、浜松編の小橋家の竹蔵とと、遠州浜松染工の杉野社長をはじめ、東京編に入ってからのピエール瀧さん演じる森田屋の宗吉さんや、隈井さんは昭和の父親像でしょうかしらね。優しくも強く、愛情深い男性たちです。

そして、忘れてならないのは鉄郎叔父さんをはじめとする、愛すべきダメンズの面々でしょうかしらね。

ダメンズメンバーの清さん

愛すべきダメンズと言えば、一歩間違えたら詐欺師にでもなってしまいそうな鉄郎叔父さんが筆頭ですね。そして、森田屋の長谷川さんはいい加減なお調子者ですし、帝大生星野君もどこか浮世離れしたダメンズの一人でしょう。

それに今日、『おばあさまと母が分かり合えなかった』と言う常子ちゃんに『実の娘でもそうなんだ』と、しみじみとつぶやいた大野拓朗さん演じる青柳商店の清さんもまた、愛すべきダメンズに相違ありません。

清00清さんは母・滝子おばあちゃんをとても怖がっていますが、あれは、畏怖の念に近いものでしょうかしら?養子ゆえの滝子おばあちゃんとの関係を、図らずも露呈した清さんですが、あの清さんのつぶやきには母である滝子おばあちゃんと、もっと分かり合いたいという強い思いが込められているのでしょうね。

一人の母親としては、清さんの心情にシンクロしてしまいました。もっとも、ドラマの中での清さんは直ぐに『養子の私には到底無理なことなのかなぁ』と、明るくはぐらかしてしまいましたけれど…。

そして、今日の富江ちゃんの窮地を作った張本人は清さんです。自分から謝罪するつもりだった富江さんの思い、機会を奪ってしまったのは『ミシンを貸してあげた』という彼の自慢話ですものね。ダメンズの本領発揮です。

父親の逆鱗にふれてしまった富江ちゃん。明日の展開が怖い!

森田屋の自慢の娘

森田家での一服、休憩時間。
宗吉さんとお茶請けのお漬物を頬張る君子かかの会話。娘の冨江さんが漬けたという糠漬けを嬉しそうに自慢する宗吉さんは、優しい江戸っ子の父親ですよね。

これって、これからの嵐の前ふりなのではと思いながらも、アップになったカブの糠漬けがあまりにも美味しそうで、目が釘づけ…思わず生唾をごくり、です。実際に糠床で丁寧に漬けられたものなのでしょうねぇ。

その宗吉さんの自慢の娘富江さんを演じているのは、元AKBの川栄李奈さんです。
お芝居が大好きだという川栄李奈さんは、朝ドラのオーディションはAKB時代から受けていたそうなのですが、今は演じている森田富江の役柄に合わせて、実生活でも糠漬けに挑戦中だそうです。(毎日のことですから大変ですよね)

しかも、撮影に入る前から、包丁の持ち方や野菜の切り方の作法を習い、自らも美しく見えるようにとお箸の正しい持ち方を練習して、お料理も勉強しているのですって。

お若いのに偉いですねぇ。川栄李奈さんは努力家なのですね。
調理場のセットでの作業シーンも楽しんでいるとのこと、そんなお話を聞いてしまったら、いやでも応援したくなってしまいますよね…

ではでは
感想by香風

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