NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」
ネタバレ感想11週64話
2016年6月16日(木)放送
とと姉ちゃん11週テーマ「常子、失業する」
とと姉ちゃん ネタバレ感想・最終回まで11週64話
何の前触れもなく、店をたたむと言い出した大将・宗吉と妻・照代に激怒する大女将・まつでしたが、移転しようというのには大きな理由があったのでした。
深川では商売が成り立たなくなったことも大きな要因ですが、照代にとっての最大の理由は、
娘・富江の妊娠でした。そして、生まれてくる子どものためにも、少しでも食糧事情のよい場所へ移りたい。それが、深川の店をたたむ照代の理由でした。
しかし、富江の妊娠の話は富江と長谷川、そして、照代の3人しか知らないことでした。
「富江さんと結婚させてください!」意を決し名乗り出た長谷川に「て~め~ぶち殺すっ!!」宗吉は鬼の形相で掴みかかるのでした。
みんなに制されて落ち着きを取り戻した宗吉は、いつから付き合っていると聞くと「1年位前から…」と富江が答えます。「どうか認めてください」と、富江。
「あっしからもお願げぇしやす…おとうさん」と長谷川が言ったとたんに再び宗吉は鬼の形相になり「てめ~におとうさんなんて言われたかぁねぇ~」と、再びもみ合いになるのでした。
もういい加減にしろと、大女将まつが制します。
「お前も、そうだったじゃないかっ!」と、宗吉に一括すると「えっ、そうだったんですか?」その場の空気は一変します。
虎のように吠えていた宗吉は、急に子猫のようにちょこんと椅子に座り、口を閉じ焦点の定まらない目つきでうつむくのでした。
照代が再びまつにお願いすると、まつは「一晩考えさせてもらうよ…」と部屋を出ていくのでした。
翌朝、森田屋の朝食にて…
「おはようさん…」みんなのそろっている中に、まつがやってきました。
この歳で、上州の空っ風は身にこたえるが、かわいいひ孫のために「行こうじゃないか、高崎に!」と、まつは深川を去る決意をするのでした。
そして、宗吉に二人の結婚を認めるように促すと、宗吉も渋々ながら二人の結婚を認めるのでした。
富江と同い年で仲の良かった鞠子の発案で、森田屋で富江と長谷川はささやかながらも祝言を挙げる事にしました。
祝言の日…
そんな晴れやかな日でしたが、常子の心は重く沈んでいました。こんな時代に、仕事なんか見つかるのだろうかと常子の胸は不安でいっぱいなのでした。
そんな常子に、かか・君子が声をかけます。今日は仕事のことは忘れて、残り少ない森田屋さんとの時間を楽しみましょうと、常子の気持ちを解きほぐすのでした。
満足な食材が手に入らない時代でしたが、孫娘のためにとまつも腕を振るいます。
わずかな素材でも工夫して華やかに見せる、年季の入ったまつの料理の知恵に、常子は目をみはるのでした。
そして、いよいよ宴席の幕が開くのでした・・・ つづく
■長谷川~(怒)と宗吉パパから攻められるハマケンさんとは>>
■最近出番が少ないと視聴者リクエスト清さんのこと>>
とと姉ちゃん11週64話・感想まとめ
【富江ちゃんおめでとう♡】
富江ちゃんが妊娠して、その相手がまさかの長谷川君!長谷川君は富江ちゃんを狙っていたので念願かないましたね。よかったよかった(笑)どちらにしてもおめでとう!ですね♪
当然大将の宗吉さんの怒りようは、分かりますが・・・。でも、家族同然の長谷川君と富江ちゃんが一緒になるのは自然の流れのような気もしたりして。照代さんが宗吉さんに、娘が好きになった人と一緒になるのが一番と諭してくれている母心にぐっときちゃいました。
やっぱり母親は父親と違って体裁なんかより子供の幸せを望みますからね~。お腹の子供のことも考えて高崎へ移動したいとまつさんへ申し出るところもさすがでした。今回のことで照代さんがさらに頼もしく思えた私でした。私も母親として子供のサポート頑張るぞ♪♪と勇気をもらった感じです。まつさんの決心にも感謝感謝ですね。
いつも森田屋の賑やかさには楽しませてもらいました。今日は大将と照代さんの馴れ初めまでわかって大満足。あんなに長谷川君を許さない~と追いかけまわしていたのにまつさんの一言で、借りてきた猫のように大人しくなる大将が面白すぎました。
今週で森田屋の皆さんとお別れだと思うと本当に寂しい・・・。><
ネットでも森田屋ロスが話題となっていましたし。まつさんや大将をはじめ人情味溢れる森田屋の人々が本当に大好きだったので私も森田屋ロスになること間違いありません(泣)
【ピエール滝が絶賛♪】
今日はお祝いムードで富江ちゃんネタが多い感想となってしまいますがご了承ください。富江ちゃん役の川栄李奈の評価が高い!!とくに大将役のピエール滝さんが絶賛されています。「若いけれど、こんなにもほっかむりが似合う女優さんはほかにいないでしょう!!」と。「ほっかむりで着物姿の収まりの良さと言い、どこか影をもっているキャラクターが絶妙」で素晴らしいと褒められていました。私も今回の富江ちゃん役で女優として川栄さんが楽しみだな~と感じました。
川栄李奈さん自身、演じた富江の事を「鞠子の女学校の制服に憧れて制服を着てみるというエピソードもありましたが、学校へ行きたいと文句も言わず家業を手伝う姿に感心しています。」また、「とてもしっかりしていて長谷川君に対するツッコミが厳しいところも好きでした」とコメントをされていました。
実は、川栄さんは人見知りで現場であまりしゃべらないことも多いそうですが、森田屋の現場では人見知りとか言ってられないくらい賑やかで騒がしかったそうです。お芝居していないときも会話が弾む家族で本当の家族のようで名残惜しいとも言われていました。
その雰囲気わかる気がしますよね!!本当に小橋家も一緒にひとつの大家族のようで理想の家族でした。
【東京大空襲と高崎空襲】
東京大空襲は昭和20年3月10日、同じ年の7月10日に高崎空襲がありました。どちらも米軍の大規模な空襲を受け甚大な被害に見舞われました。森田屋が深川から高崎へ引っ越すこととなっているので、心配ですね。しかし引っ越さなかったとしても東京大空襲で焼け野原になってしまうという悲しい現実です。ドラマではこの悲しい現実が描かれるかどうかはわかりませんが。戦争で被害を受けられた方々を思うと胸が痛みます。
明日はいよいよ二人の結婚式ですね。きれいな富江ちゃんが見られること楽しみです。本当におめでとう!!!
ではでは
感想byあさひめ