NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」
ネタバレ感想17週102話
2016年7月30日(土)放送
とと姉ちゃん17週テーマ「常子、花山と断絶する」
とと姉ちゃん ネタバレ感想・最終回まで17週102話
「そうか!小麦粉を使ったあたりしい料理だ・・・」というと、花山は美子を残し一人会社へと駆け出します。
次号の企画がひらめいたのでした。
その頃常子は、甲東出版の谷社長を訪ねていました。
常子は花山に内緒で広告掲載をすることを相談していました。
谷は、社長としての立場も、編集長としての立場も、まさに常子と同じ立場で甲東出版を切り盛りしてきた経験があります。
その実直さと、大きな包容力に常子は何度も救われ、まさに、常子の相談役でした。
その谷は、双方の気持ちはよくわかるとしながらも、花山も次のヒットを飛ばすために焦っているだろうと話すのでした・・・
「あなたの暮らし」第5号・発売の当日・・・
常子たちの前で、編集長・花山が凄まじい勢いで怒鳴り声をあげます。
「なんだこれは!」広告を掲載した事を、常子が花山に事後報告したのでした。

常子は、独断で広告掲載した事を詫び、また、広告主には記事への口出しは一切しない事を条件にしたと理解を求めますが、花山は常子の弁明に聞く耳を持ちません。
「残念だが、君と雑誌は作れない。」そう言うと、花山は身近な荷物をまとめ始めるのでした。
常子が必死に説得しようと食い下がります。しかし、花山の怒りは収まりませんでした。
いくら経営の為とは言え、金のために「あなたの暮らし」の魂を売るような行動は絶対に許せないと言います。
生活の糧のために出版をする、そんな連中とこれ以上一緒に仕事は出来ないとまで言い、そこまでまくし立てると花山は、荷物を持ってぷいと事務所を出て行くのでした。
慌てて引き留めようとする常子。
それは鞠子も美子も同じ気持ちでしたが、今は誰にもそれは出来ませんでした・・・
しかし、すでに次号の企画も締め切りが迫っています、花山抜きでも仕事は進めなければいけません。
花山の信望者だった美子は、その現状に耐えられず常子にきつく当たるのでした。
早々にひとり家に帰った美子はかか・君子に花山が辞めた事を伝えます。
君子は、二人が話し合うきっかけがあればと口にします。
すると、美子は何かを決意するように「よし・・・」とつぶやくのでした。
そして、翌日の企画会議で美子は「小麦を使った新しい料理」を提案します。
これは、花山が美子と出かけた際に、パン屋を見てひらめいた企画でした。
いきさつを知らない常子たちは、一同にその企画の素晴らしさを誉め、次号の目玉企画に決定するのでした。

これは花山をなんとか復帰させようと、美子が考えた作戦だったのでしたが・・・ つづく