NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」
ネタバレ感想22週130話
2016年9月1日(木)放送
とと姉ちゃん22週テーマ「常子、星野に夢を語る」
とと姉ちゃん ネタバレ感想・最終回まで22週130話
アカバネ電器製造にて・・・
電気釜は、アカバネ電器製造にとって、アイロンや洗濯機と共に主力の商品でした。
社員の村山は、また「あなたの暮し」で粗悪品と批評されては、会社にとって大きな損失を招いてしまうと話します。
赤羽根社長はその言葉を遮るかのように「そういう記事は書かせないようにしろ。」と、鋭い口調で言うのでした。
あの日から3週間後・・・
常子は星野親子と4人、キッチン森田屋で食事をしていました。
それは、知らぬ人が見たら仲の良い家族そのものに見えたに違いありません。
そんな中、星野は改めて、なぜ雑誌を作ろうと思ったのかと常子に尋ねます。
すると、常子が「女の人の役に立つ雑誌を作りたかったんです。」と答えると、それを聞いた星野は「自分の夢を持てたのですね。」と嬉しそうに言います。
いつも家族や他人を優先し自分の事は後回しだった常子が、今は自分の夢を追っていると聞き、星野は嬉しかったのでした。
あるどしゃ降りの雨の日の事・・・
あなたの暮し出版に、2人の男がやって来ます。
「アカバネ電器製造」の村山と酒井でした。
「アカバネ電器製造」は、前回のアイロンの商品試験で最低の評価を下されたメーカーで、今回の電気釜の試験にも製品が含まれていました。
2人を奥の部屋に通し、常子が要件を尋ねた途端、酒井が泣きだします。
「今年、4人目の子が生まれるんです・・・。」と言い、「お願いします!アカバネを潰さないで下さい!」と土下座をします。
二人は、商品試験の記事の影響でアイロンの売上が一気に落ち、会社の経営が危機に陥っていると話します。
泣き落としを仕掛けてきたのでした。
その時、廊下を通りかかった花山はその会話を聞き、部屋に入ります。
そして「泣いている暇があったら、商品開発でもしたまえ!」と言い、さっさと帰れと一喝するのでした。
2人はビルを出た途端に態度を一変させ、「くそ、あれが噂の編集長か・・・。」と悔しそうに帰って行きます。
すると、そんな雨の中で何かを探るかのように「あなたの暮らし出版」の前をうろつく不審な男がいるのでした。
やがて「泣き落とし」は効かなかったとの電話報告を受けた赤羽根は、「冷たい奴らだなぁ。自分達にも大切な家族がいるだろうに・・・。」と意味深な言葉を呟くのでした・・・ つづく