NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」
ネタバレ感想25週146話
2016年9月20日(火)放送
とと姉ちゃん25週テーマ「常子、大きな家を建てる」
とと姉ちゃん ネタバレ感想・最終回まで25週146話9月20日(火)
昭和39年10月。
東京オリンピックが開催される中、かか・君子の自宅での療養は続きます。
布団で休みながらも「あなたの暮し」を読み、賑やかな家族の声に包まれながら過ごしていました。
そんなある日の朝・・・
鞠子の娘・たまきが風邪をひいてしまいました。
美子の娘・真由美の髪をとかしてあげながらも咳が止まりません。
起きてきた君子がたまきの額に手を当て、その熱に驚くと今日は休むようにと勧めます。
たまきの代わりに、君子が真由美の髪を整えてあげます。
真由美の髪を愛おしそうにとかしながら、君子は幼い頃の美子を思い出していました。
そして、朝の準備に追われる鞠子に向かい「今日は調子が良い」と言うと、君子はたまきの看病をかってでるのでした。
たまきの部屋にて・・・
君子はたまきの枕もとで具合を看ながら、戦時中にたまきの母・鞠子が体調を崩した時の事を思い出していました。
そして、たまきは常子に似ている一面もあるが「やはり鞠子似ね」と話します。

その理由を語りながら優しくたまきの頬を両手で包むと、その昔、君子は母からこうされると心も体も少し楽になったと言います。
たまきも「うん」とうなずき小さく微笑むのでした。
その日の夜・・・
この日は、君子も大昭と共にキッチンに立っていました。
体調が良いと振る舞う君子のその姿を見ながら、常子は医師からの余命宣告を思い出し一瞬悲しい表情になるのでした。
夕食後、自室に向かう君子に、常子が付き添います。
常子に支えられながら、君子は自然と鼻歌が出ます。
昔から、悩み事があると鼻歌が出る癖がある君子、その君子の鼻歌に気付いた常子は心配そうにその事を口にします。
すると君子は「これは、嬉しい時の鼻歌よ」と微笑みます。
真由美の髪をとかしながら、美子の幼い頃を思い出し、たまきの看病をしながら鞠子の同じ年ごろを思い出し、そしてにぎやかな夕食を囲む、そんな今日が嬉しくて、懐かしくて・・・と話します。
そして、「あと何回、皆でごはんを食べられるのかしら・・・」とつぶやくのでした。
かかの部屋を後にすると、また鼻歌が聞こえてきました。
常子はその響きに、やはり悲しみを感じてしまうのでした・・・

君子の病状は進み、一日のほとんどを布団で過ごすようになっていました。
そんなある日、常子と美子は花山を連れて帰宅するのでした・・・ つづく