べっぴんさん ネタバレ20週115話感想あらすじ【2月18日(土)】

NHK朝ドラ「べっぴんさん」
ネタバレあらすじ感想20週115話
2017年2月18日(土)放送
べっぴんさん20週テーマ「旅立ちの時」

べっぴんさん ネタバレ感想・最終回まで20週115話

昭和38年の春
さくらと健太郎の二人は、それぞれの希望する学校に受かり、晴れて大学生となります。龍一の冒険旅行への出発も決まりました。

 

 

 

 

 

 

「お祝いに、お洋服を作らない?!」

すみれが、この春にそれぞれの新しい世界に旅立つ子供たちに、手造りの洋服をプレゼントすることを提案すると、君枝も良子も笑顔でうなづくのでした。

君枝は健太郎の為にブレザーを、良子は龍一の為にジーンズを、そして、すみれはさくらの為に刺繍のいっぱいはいったワンピースを作ることにしました。

そんなある夜の事
すみれは自宅でさくらのワンピースに刺繍を施していると、ふと母・はなの事が思い浮かびます。

 

 

 

 

 

 

すみれは、娘・さくらの成長を見守る嬉しさを知ると同時に、幼い自分たちを残しこの世を去ることになった母・はなを思い出していました。

自らの寿命を知りつつも「またね…」と笑みを浮かべ、ひとり病院へ戻った母の胸中を思うと、その無念さがひしひしと伝わってくるのでした。

思わず、姉・ゆりに電話するすみれ。ゆりも思いは同じでした。「あいたいね…」すみれの涙があふれます。「あいたいね」ゆりの涙がこぼれます・・・

ヨーソローにて・・・
すみれたちは『ヨーソロー』で、さくらと健太郎の合格、また、忠一郎と喜代の旅立ちと、龍一の冒険旅行への旅立ちの祝いの会を開きました。


そんな中で、武とたみ子の婚約も発表されると、会は最高潮を迎えるのでした。やがて、すみれ、君枝、良子の三人は、それぞれの子供たちに自らの手作りの服をプレゼントします。

「お母さんはすごいね…」と、さくら。その手で誰かを幸せにすることができる、そんな母・すみれを心から尊敬していると言い、自分もそんな『別品』を作れる人になりたいと、さくらは感謝の思いを告げるのでした。

坂東宅にて・・・
やがて時が過ぎ、桜の舞う季節がやって来ました。
喜代もさくらもいなくなった坂東家は、紀夫とすみれの二人だけの静かな朝食を迎えていました。

「さみしいか…?」と、紀夫。少し間を置き「……ちっとも。」と微笑むすみれ。

二人の間には満ち足りた、清々しい時が流れているのでした・・・つづく

★べっぴんさんキャスト相関図はコチラ>>
★べっぴんさん・モデル史実はコチラから>>

<前回114話次回116話>

べっぴんさん20週115話・感想まとめ 

第20週の最終日、希望に満ちたラストになりましたね。さくらちゃん、健ちゃん、そして龍ちゃんはどんな姿で帰ってくるのでしょうか?3人が成長した姿、早く見たいです~♪

プレゼントを作る3人

子供たちへのプレゼントを作る、すみれ、君ちゃん、良子ちゃん。それぞれ母親らしい表情をしていましたが、女学生の頃に戻ったかのように楽しそうでしたよね。それに、贈る相手が喜んでくれることを想像しながら作っているようにも見えました。

そして、今はデザイナーとして活躍している君ちゃんがブレザーを縫っている様子は、とても新鮮でした。

昔は自分たちの子供のために服を作っていた3人。キアリスを立ち上げてお客さんのための服を作るようになり、仕事が軌道に乗るにつれて子供たちの服を作る時間がなくなっていきました。

そのことをすみれは残念に思っていたんでしょうね。そして、君ちゃんも良子ちゃんも同じ気持ちでいると思ったんでしょうね。「子供たちのお祝いに服を作ろう」というすみれの提案のおかげで、君ちゃんも良子ちゃんもすみれ自身も、昔のことを思い出すいいきっかけになったのではないでしょうか。

次週からの『キアリス20周年』に向けて、このプレゼント作りは3人にさらなる活力をみなぎらせるものになったかもしれません。

オリジナル♪『Jiro in Kobe』

生バンドの演奏で始まる旅立ちの会、贅沢でしたね。「べっぴんさん」ホームーページによると、今回演奏された曲は『Jiro in Kobe』というオリジナル曲なんだそうです。二郎くん役の林遣都さん、本物のドラマーのようですよね。

演奏を聴きながらみんな裏打ちで手拍子をしていました。時代的に揉み手しながら手拍子する人が多い気がしてしまいますが……。神戸という土地柄、みなさんハイカラなんでしょうか?

ところで、司会を務めていた龍ちゃんに、「あなたも主賓のひとりでしょう?」と突っ込みたくなりました。やっぱり龍ちゃんはお調子者です。

でもよく考えてみると、あの場にいた人でジャズに合った軽妙な司会ができそうなのは龍ちゃんしかいないですよね。
自分の役割をよくわかっているという事ですかね。

旅立ちの会に、うるうる

さて、そんなお調子者の龍ちゃんも、良子ちゃんから手作りのジーンズを贈られて、目を潤ませて感激していましたね。「お母ちゃんが型紙を切っているところがカッコいい」と言っていたことがありましたが、ジーンズを作れてしまうお母ちゃん、最高にカッコいいと思ったことでしょう。

普段は感情を表に出さない健ちゃんも、この日はさすがにうるうるしていましたね。健ちゃんにとってこの旅立ちは、両親からというより、おばあちゃん・琴子さんからの旅立ちという感じがします。琴子さんも、健ちゃんがいたから若く美しくいられたんでしょうね。

これからは健ちゃんの帰省を心待ちにしながら、元気に過ごしてほしいです。そして、健ちゃんにブレザーを着せた君ちゃんは、後ろから抱きついてしまうのではないかと思わせるほど、健ちゃんへの愛情を湛えた表情をしていました。

最後に登場したさくらちゃん。「もらった人が心から喜んでくれるような、想いを伝えられるような、そういう『べっぴん』を作る人になりたい」という言葉に、タイムスリップしたような気分になりました。

幼い頃のすみれも、同じことを涙ながらに言っていましたよね。母と娘が時を超えて同じ言葉を口にするなんて、奇跡です。

すみれがさくらちゃんに贈ったワンピース、桜の花の刺繍が控えめに施してあって、清楚できれいでしたね。一方で、さくらちゃんがこの日着ていたカーディガンは、刺繍がとても豪華でした。これもすみれが作ったのかもしれませんね。お祝いの席なので、華やかな雰囲気を出したかったのでしょう。

そして、会の終わりの記念撮影。二郎くんが言った「大家族やな」という独り言が印象的でした。揉めることもあるけれど、血縁も関係なくみんなで助け合って生きていて、切っても切れない間柄。本当に二郎くんの言ったとおりですよね。

次週の予告ではキアリスがさらに大きくなっている様子が流れていましたが、この「大家族」にはどんな未来が待ち受けているのでしょうか?関係性に変化は訪れるのでしょうか?りんごをかじる栄輔くんも含めて、ますます見逃せませんね~♪

ではでは
感想byふう

<前回114話次回116話>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA