べっぴんさん ネタバレ21週121話感想あらすじ【2月25日(土)】

NHK朝ドラ「べっぴんさん」
ネタバレあらすじ感想21週121話
2017年2月25日(土)放送
べっぴんさん21週テーマ「新世界へ、ようこそ」

べっぴんさん ネタバレ感想・最終回まで21週121話

キアリス商品審議会にて・・・
さくらの動揺する姿とは裏腹に、審議会は坦々と進められていきました。先輩たちの企画の発表に、次々と評価とアドバイスがくだります。

やがて、新入社員の順番となり、最初に阿部、健太郎が提案を済ませます。

そして、さくらの番です。・・・、しかしさくらの表情は曇ったままでした。

実は、さくらは『子供用のエプロン』のアイディアは思いついたのでしたが、それを形にすることができなかったのでした。

さくら、仕事をなめてるの。」それなら辞めてもらって結構と、すみれの厳しい言葉が飛びます。さくらは何も答えることができないのでした・・・

名前のない喫茶店にて・・・
仕事の息抜きにと、すみれたち四人が勝二の店でくつろいでいました。勝二のマスターぶりもなかなか決まっています。

四人が世間話に花を咲かせていると、若いカップルが来店します。「おっちゃん水ちょうだい~」と、元気な女性の声。

「あれ、ヒッピーやね」明美がそのカップルを見ながら言うと、すみれ達もそっと目を向けます。すると、賑やかに話す女性に、チョーリップ帽で顔の見えなかった男がなだめるように言うのでした。

あんまり笑わんとってやぁ、俺のオヤジの事…」その言葉に、勝二はトレイを落とし良子は驚きの顔でその男を見ます。


そのヒッピーは、自分探しの旅に出ていた勝二と良子の息子『龍一』だったのでした。しかも、フィアンセだという美代を連れての凱旋でした。

風貌こそ変わったものの、龍一らしさは全く変わっていないようで、勝二たちは頭を抱えるのでした・・・

坂東宅にて・・・
さくらは、自室にこもると『子供用エプロン』の制作に没頭します。夜を徹してひと針ひと針手を進めるその姿は、若き頃の母・すみれを彷彿するかのような集中力を見せます。

キアリス本社にて・・・
さくらは、完成させた作品を抱え会議室の扉をノックします。「どうぞ」その声に扉を開けると、重役会議が開かれていました。

くらは、許しをもらうと昨日のアイディアを形にした作品を広げるのでした。

それは『親子用のペア・エプロン』でした。

「子供はお母さんとのお揃いのエプロンを、とっても喜ぶと思うんです。」さくらの幼い記憶の中から湧き出たようなこの企画は、商品化も夢ではないと高評価を得るのでした。
こうして、ようやくさくらの顔にも笑顔が戻るのでした・・・つづく

▮龍一役の森永さんは朝ドラ3本目。何に出演してたの?▶

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べっぴんさん21週121話・感想まとめ 

商品審議会でのすみれたちのダメ出し、穏やかで上品な口調なのに内容は厳しいですよね。自分の順番がいつ回ってくるかわからないというのも、緊張感が増します。

もしかしたら、自分の発表が終わっても、ほかの人の企画に対して意見を求められるなんてこともあるかもしれませんね。

審議会を乗り切る阿部くんと健ちゃん

阿部くんは、入社試験のときに提案した「野菜のコースター」を具体的な形にしてきました。試験では高い評価を受けたはずですが「野菜嫌いを直すのならコースターではない」とばっさりと切り捨てられてしまいましたね。学生さんにしてはいいアイディアだったということでしょうか。

阿部くんは内心「えぇぇ?」と思ったかもしれませんが、その意見を素直に受け入れているようでした。先日、研修で疲れたさくらちゃんに「疲れたけど充実していた、と考えたらどうだろう」と提案していましたよね。

こんなふうに前向きに物事を捉えられる阿部くん、めげることなく企画を出し続けて、いつか大ヒット商品を生み出してほしいです。

健ちゃんの卓上カレンダーは大好評でしたね。経営学を勉強してきた健ちゃんが真っ先に商品化できそうなものを提案するなんて、思いもしませんでした。絵もかわいらしかったですよね。

昔のカレンダーというと、お店や会社がお得意さんに配る、地味な壁掛けのものを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。そんな時代に、カラフルでコンパクトで、しかも子供用のカレンダーなんて、きっとありませんでしたよね。

キアリスのモデル『ファミリア』でも、こぐまの『ファミちゃん』の卓上カレンダーを販売しています。といっても、2017年のものはもう在庫切れなのですが……。

そしてさくらちゃんは・・・

さくらちゃん、アイディアを形にできないまま期日が迫ってきて焦ったでしょうね。きっと、焦れば焦るほど考えがまとまらなくなってしまったのでしょう。

あの『すみれさん』の娘なのだから、初めから完璧なものを出さなければとも思ったのかもしれません。審議会に遅れてやってきたさくらちゃんは、いかにも徹夜明けといった様子ではありませんでしたか?

すっかり落ち込んでしまったさくらちゃんは、ゆりを訪ねました。ゆりはさくらちゃんにどんな言葉をかけたらいいか、本当によくわかっています。さくらちゃんは高校生のときにしばらくゆりの家で暮らしていましたが、そのときにゆりは伯母としてではなく、母親としてさくらちゃんに接していたのでしょうね。

ゆりの言葉がなければ、さくらちゃんはいつまでも企画を出すことができなかったかもしれません。さくらちゃんと健ちゃんの入社の件は潔くんがきっかけになってうまくまとまりましたが、紀夫くんもすみれもさくらちゃんも、野上夫妻にはお世話になりっぱなしですね。

さて、さくらちゃんは手つきからして裁縫は得意ではないように見えましたが、紀夫くんの呼びかけにも空返事してしまうほど集中して、一晩でエプロンを縫い上げることができました。

ほとんど眠っていないのに、試作品を持って社長室にやって来たさくらちゃんは、前日のように疲れ切った様子ではありませんでした。何もできないまま朝を迎えるのと、何かをやりきって朝を迎えるのとでは、全然気分が違いますよね。

それにしても、さくらちゃんの笑顔は本当にかわいいです。『新世界』になってからのさくらちゃんはちょっとツンとした印象でしたが、根本的なところは変わっていないようで安心しました。もっとさくらちゃんの笑顔が見たいです。

龍ちゃんがヒッピー??

まったく感動的ではありませんでしたが、帰ってきましたね、龍ちゃん!しかもフィアンセの美代ちゃんも一緒に。美代ちゃんも関西弁ですが、どこで知り合ったんでしょうか?まさか龍ちゃん、あまり遠くに行っていなかったなんてことはありませんよね??

とりあえず、良子ちゃんと美代ちゃんのバトルが勃発しそうな予感はします・・・。

ところで、龍ちゃんも美代ちゃんもヒッピーファッションに身を包んでいましたよね。そもそもヒッピーというのは伝統などの既成の価値観にとらわれない生き方をする人たちのことで、大阪万博が開催された1970年頃のヒッピーは、ベトナム戦争の反対運動をする人たちが中心となっていました。

学生時代に『反体生』という誤字のヘルメットをかぶっていた龍ちゃんから想像すると、なんとなく流行に乗ってヒッピーぶっているだけなのでしょうね。反戦を訴えている人が、のんきに万博を見に帰ってくるはずがありません。

「今日からうちに帰る」と言っていましたが、もう自分探しが終わったということなんでしょうかね?これから龍ちゃんが何をするのか、想像以上のことをしてくれることを期待しています。

ではでは
感想byふう

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