あさが来た・キャスト相関図【後編】
NHK連続テレビ小説「あさが来た」相関図【後編】とキャスト紹介です。
新たなキャストの登場とともに、ドラマは後半意外な展開を見せます。お楽しみに!
【あさが来た・相関図『後編』】
後期・主なキャストの紹介
白岡さち/柳生みゆ(やぎゅうみゆ)
加野銀行頭取、白岡家の三男・榮三郎の妻・さち。あさとはまるで正反対の、当時の大店の奥様にふさわしい振る舞いで、花を生けたり、子供の世話をしたりと穏やかな生活を送ります。視聴者の一部からは、あんなにかわいい若奥さんにもう少し出番を多くして~と、リクエストも出ているほどです。今後に期待です。
朝ドラ出演は「カーネーション」(2011年下期)ヒロインの妹・小原静子役で出演していました。その後、NHK・BSプレミアムで時代劇に多く出演。
CMでは「オープンハウス」おぺんほーせで、織田裕二さん扮する犬に「家目的ですか?」と疑いの目つきを向ける、鼻を黒く塗ったかわいいワンちゃん役で話題となりました。
1990年生まれの25歳。
ニックネームは「ぎゅーちゃん」です。
画像出典)talent.yahoo.co.jp
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白岡千代/小芝風花(こしばふうか)
あさと新次郎のひとり娘・千代(ちよ)。女の子らしい遊びを好む少女として育ち「普通のお母ちゃん」と違うあさに疑問を抱くようになります。やがて、高等小学校を卒業する14歳の頃には「あんなおなごになりたくない!」と千代(ちよ)はあさと毎日のようにぶつかります。やがて、京都の女学校に進学し、寄宿舎で同室の“あさに憧れる”「田村宜たむらのぶ」と知り合い、成長と共に自分の将来を模索します。
2011年1「オスカープロモーション ガールズオーディション2011」でグランプリ受賞。
また、2014年の映画「魔女の宅急便」で・第57回ブルーリボン賞新人賞・第24回日本映画批評家大賞新人女優賞を受賞。1997年生まれの18歳。フィギュアスケートをやっていて、浅田真央さんに憧れていて、自分も浅田さんのようなCMに出たいと思ったのが、芸能界入りのきっかけとか。千代役のキュートさが評判です。画像出典)リアルライブニュース http://npn.co.jp/
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田村宜/吉岡里帆(よしおかりほ)
京都の女学校の在学中に、寄宿舎で千代(ちよ)と同室になります。ふたりは最悪の出会いをしますが、やがてうちとけ合い親友になります。女性もこれからは、社会に進出すべきと学問にはげみます。女性事業家のあさに憧れていますが、ある日、親友の千代(ちよ)の家に遊びに行くと、なんとそこには憧れのあさが・・・。やがて、あさの仕事を手伝う事になるのでした。
「あまちゃん」以来、朝ドラのヒロインオーディションを受け続けていたそうで、今回は最終選考まで残ったのですが、結果は落選だったそうでした。
田村宜役で、オファーがあった時には「ドッキリ」じゃないかとマネージャーを疑ってしまったとか。なかなかの実力者なのでした。特技が「書道」と「アルトサックス」、ネコが大好きで5匹も飼っているんだとか。今回は、役柄上押え目のルックスになっていますが、ホントはこんなイメージも・・・
1993年生まれの23歳です。どんな宜役を見せてくれるか、楽しみですね。
画像出典)楽天womanニュース/http://woman.infoseek.co.jp/
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工藤サカエ/横田美紀(よこたみき)
資産家で、加野銀行の上顧客「工藤徳右衛門」の娘・サカエは、成績優秀で勉強好きのため、父は女学校に進学させたが、卒業しても働く場が無く困っていました。それではと、徳右衛門はあさに縁談の相手を探してほしいと相談に来ます。
その頃、女子行員の採用をと考えていたたあさは、採用試験の結果サカエを採用します。
加野銀行のファーストペンギンのひとりとなる工藤サカエなのでした。
サカエ役を演じるのは、横田美紀さんです。
美紀さんは1989年生まれの東京都出身。現在ホリエージェンシー所属です。NHKドラマ「サイレントプア」やNHK・Eテレの「ニャンちゅうワールド放送局」5代目のお姉さんとして子供たちからも大人気なのです。彼女の飾らない透明感がある演技が魅力的ですね。
ちなみに、日本女子大卒業で、まさにこれからあさが設立する学校の、卒業生なんですよね。
画像出典)R25/ http://r25.yahoo.co.jp/
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眉山藍之助/森下大地(もりしただいち)
眉山家、惣兵衛とあさの姉・はつの長男。藍之助(あいのすけ)は頭脳明晰で庄屋さんからは「神童」とまで言われ、村を発展させてくれると期待されています。しかし、本人は商人になる事をゆめ見、母の妹・あさおばさんに憧れます。やがて、両親を説得し、加野銀行に就職し後にあさのもとで修業し、事業家として大成してゆきます。
さて、森下大地さんですが、1998年生まれの東京出身。アオイコーポレーション所属の2014年デビューしたての新人俳優です。新次郎役の玉木宏さんと同じ事務所ですね。昨年はフジテレビ系ドラマ「残念な夫」で玉木さんと一緒に出演していました。
そして、彼のプロフィールに必ず出てくるのが「父親」のキャリアです。お父さんは、プロ棋士の森下卓・9段です。将棋の世界では超有名な実力者と言う事です。
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眉山養之助/西畑 大吾(にしはた だいご)
眉山家、惣兵衛とあさの姉・はつの子供。次男・養之助(ようのすけ)はのんびりとした性格で、兄の藍之助の夢、商人になる事を応援し、自らは家業のミカン農園を継ぐといいます。 素直でほんわかした雰囲気が可愛い、こんな息子が欲しい、と早くも奥様達の人気も上がっているそうです。
西畑さんはジャニーズ事務所・関西ジャニーズJrの一員として活動していますが、メンバーの中では俳優としても頭角を現しています。
朝ドラは「ごちそうさん(2013年・下期)」のヒロイン夫婦(杏・東出)の息子役ですでにデビューしています。尊敬する先輩は「嵐」の二宮和也と言う事で、お父さんにしたい人ランキングで1位に上げるほどの二宮ファン?なんだとか。
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成澤泉/瀬戸康史(せとこうじ)
新潟で女学校の教師をしていましたが、アメリカへと留学し日本の女子教育の遅れを痛感します。帰国後、加野銀行の女子行員の話題を聞き見学に行きます。女子行員のその見事な働きぶりを見て、指導者あさに感心します。
やがて、日本初の女子大学校の設立に向け、あさと共に尽力します。
渋沢栄一/三宅祐司(みやけゆうじ)
今井銀行の式典で、多くの政治家や指導者と面談したあさは、“銀行の神様”と言われる渋沢栄一氏に会えと進められます。ようやく面談の叶ったあさは、銀行経営のもっとも重要な事や、これからの日本に求められることを教わります。あさが教育の大切さを知るきっかけを作った出会いでもありました。
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山崎平十郎/辻本茂雄(つじもとしげお)
元大蔵省の役人で、銀行経営のドイツ留学経験者です。新しい日本の経済を外国から守り発展させるためには、民間の銀行が重要と考え、官僚を辞め方々の金融機関を調査した結果、加野屋に席を置く事となります。平十郎の尽力のおかげで加野銀行は設立となります。
以後、支配人として腕を振るいます。
辻本さんは「吉本新喜劇」の座長でもあります。面白キャラ・シゲゾーさん。
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福沢諭吉/武田鉄矢(たけだてつや)
東京の五代事務所を訪れる道中に、あさは福沢に道を聞きます。さらに、父・忠興と牛鍋屋で会った時に、福沢諭吉の本を引き合いに話すと、ちょうど隣の席にいた福沢は、あさ達の席までやって来て、あさに「おんなの社長になりなさい」と言って立ち去ります・・・
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大久保利通/柏原収史(かしわばらしゅうじ)
維新政府のトップと言える内務卿・大久保は、五代友厚と同郷であると共にお互いに深く信頼し合っていました。あさを五代の東京事務所に呼んだ時も、五代は大久保卿とあさを引き合わせますが、その時に五代をよろしく頼むと言い残し、次の日に暗殺されてしまいます。
その時の五代の嘆きは、苦しみは、壮絶な物でした・・・
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あさが来た・キャスト相関図【前編】
「あさが来た」初回から15週目頃までのキャスト及び相関図となります。
時系列と共に変化する風貌にも注目してみてください。結構楽しめると思います。
【キャスト紹介・前編】
前編の主要登場人物と、キャストの紹介です。
◆あさ&はつ>>> ヒロイン・あさ、姉・はつ
◆今井屋の人々>> 忠政、忠興、梨江、久太郎(忠嗣)、うめ、ふゆ
◆加野屋の人々>> 正吉、よの、正太郎、新次郎、榮三郎、雁助、亀助
◆山王寺屋の人々> 栄達、菊、惣兵衛
◆恩師と師匠たち> 五代才助(友厚)、美和
◆炭坑の人々>>> 宮部、治郎作、カズ、サトシ
【キャスト相関図】あさ・姉はつ
あさ/波瑠(子役/鈴木梨央)
1849年、長く続いた江戸時代の幕末の風が吹きはじめる頃、京都の豪商今井家の次女として生まれた“あさ”。この物語のヒロインです。
正義感が強く「なんでどす?」が口癖の好奇心旺盛なじゃじゃ馬娘。あさは姉の“はつ”が大好きです。そんなあさには、もう新次郎という許嫁(いいなずけ)がいました。
嫁入りを一度は拒みますが、やがて新次郎の優しさとその器量を知り嫁ぐことを決めます。
明治へと時代が動く中で嫁ぎ先の両替屋「加野屋」の家業は立ち行かなくなってしまいます。そこで、夫・新次郎に変わって仰天の大活躍を見せてくれるヒロインあさは、女性実業家の祖と言われるまでになります。実在の人物広岡浅子さんがモデルです。
あさを演じる女優・波瑠さんは、朝ドラオーディション4度目で、今回のヒロイン役をつかんだそうです。過去受けたオーディションは、「てっぱん/瀧本美織さん」「純と愛/夏菜さん」「あまちゃん/能年玲奈さん」とトライし、今回4度目であさ役を見事ゲットです。
子役時代は、鈴木梨央(すずき りお)さんが演じます。活発で元気なあさ役を存分に見せてくれる梨央さんは、2013年の大河ドラマ「八重の桜」で、主人公・綾瀬はるか演じる八重の幼少期を演じ評判となりました。
最近は映画・ドラマはもちろん、CMやバラエティー番組とその才能を広げています。
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はつ/宮崎あおい(子役/守殿愛生)
あさの姉“はつ”は品行方正で凛とした美しさを持つ、言わば、あさとはまったく異なる性格で、琴や裁縫が得意な評判の娘です。そんなお姉さんを、あさはなんでも相談できる姉として慕います。やがて、許嫁(いいなずけ)の大阪一の老舗両替屋・山王寺屋に嫁ぎます。
しかし、その嫁ぎ先になかなかなじめず、苦労する中、妹あさ同様に家業の危機をむかえることになります。苦労する夫と家を支え、新時代の中に新たな幸福を見いだしてゆきます。
はつ役の宮崎あおいさんは2006年上期の朝ドラ「純情きらり」のさくらこ役ですでに朝ドラにはヒロイン・デビューしています。この時はオーディションではなくNHK直々の指名でした。2008年には大河ドラマ「篤姫」に主演。その他映画やドラマには多数出演。
コメディからシリアスな役まで幅広い演技力で定評があります。
子役時代は、守殿愛生(もりどの まなせ)さんが演じます。
愛生さんは大阪出身で、12歳。映画「利休にたずねよ」、ドラマ「十万分の一の偶然」や「科捜研の女14」、さらに、TVCMに多数出演しています。
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【キャスト相関図】京都・今井家の人々
今井忠政(ただまさ)/林与一
はつ・あさの祖父で、今井家の頭首を引退し、今は隠居暮らしをしています。時々今井家を訪ね、姉のはつとは違うやんちゃなあさの個性に理解を寄せるお爺ちゃんです。
あさには自由で型にはまらない生き方をと、応援しつづけます。
林さんは代々受け継ぐ歌舞伎の出身ですが、早くから映画・テレビへと進出し俳優・タレントとして活躍しています。NHK朝ドラでは1993年上期「ええにょぼ」、2000年下期「オードリー」に次ぐ3作目の出演です。林さんは私生活も個性的で、家事、洗濯、アイロンがけを自ら好み、一人でディズニーランドに行くなど、自からの「乙女感覚」を認めています。
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今井忠興(ただおき)/升 毅
はつ・あさの父で、京都で呉服屋と両替屋を商う豪商・今井家の頭首です。
幕末の時代の荒波を乗り越え、明治へと変革する時の流れを鋭く読み取る、商才にあふれる優秀な商人です。子供たちには厳い愛情で接しますが、とりわけあさの奔放さには特に厳しく接します。早くから明治新政府側に協力し、新政府では政商として政府と共に日本経済を担う事になります。
升さんはNHK朝ドラの顔と言っても差し支えないくらい多くの作品に出演しています。
1983年下期「よーいドン」、1985年下期「いちばん太鼓」、1986年下期「都の風」、1993年上期「ええにょぼ」、1994年上期「ぴあの」、2005年下期「風のハルカ」に次ぎ今回でナント7作目です。また、NHK大河ドラマでも1999年「元禄繚乱」、2010年「龍馬伝」、2014年「軍師官兵衛」と出演しています。また、料理の腕前はプロ並みで「タモリ倶楽部」でも料理系の企画には準レギュラー級の出演で、腕前を披露しています。
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今井梨江(りえ)/寺島しのぶ
はつ・あさの母で、この時代の良妻賢母を絵に描いたように生きた女性です。夫・忠興をいつも陰から支え、はつ・あさの嫁いだ後も、いつも二人を思い嫁ぎ先にも顔出しをするなど気を配ります。やがて、あさの成長と共に、従来の女性の生き方について疑問を持ち始めます。
寺島さんは、歌舞伎役者・尾上菊五郎さんと、女優・富士純子さんを両親に持つ俳優・演劇一家のご出身です。女優としての評価は海外でも高く、夫はフランス人・アートディレクターのグラシアさんです。NHK朝ドラは2006年上期「純情きらり」以来今回で2作品目の出演です。NHK大河ドラマでは1993年「琉球の風」、1995年「八代将軍吉宗」、2001年「北条時宗」、2003年「武蔵」、2010年「龍馬伝」と出演しています。
幼少期はクラッシュギャルズに憧れ、女子プロレスラーになりたかったとの事、市川海老蔵さんも、その昔、とび膝蹴りの餌食になったとか。
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今井久太郎(きゅうたろう)/興津正太郎
はつ・あさの二人を姉に持つ、今井家の跡取り息子として、当主となる為に父・忠興から商人としての教育を厳しく教え込まれています。
五代友厚の紹介で、銀行経営を学ぶ為アメリカに留学するなど、今井グループの次世代の経営者として大きく成長する事となります。
興津(おきつ)さんは、1996年生まれの19才ながら、早くもNHK朝ドラには2007年下期「ちりとてちん」、2009年下期「ウエルかめ」、2013年下期「ごちそうさん」と出演し、今回で4作品目の出演となります。
プライベートな情報やエピソードはまだ不明ですが、今回の出演で人気UPは間違いないイケメン男子の注目株です。
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お付き・うめ/友近
はつとあさの生まれた時からのお付きで、二人のお世話をしています。
自由闊達なあさの騒動に次々に巻き込まれますが、いつもあさの味方でいつも優しく、時には厳しくあさを見守ります。あさの嫁ぎ先にも同行します。
そこで大番頭・雁助と心通わせる場面もありますが、生涯あさを見守るお付きとしての生き方を通します。
友近さんは、もう皆さんご存知のお笑いタレントであり、ものまねタレントでもあり、そして、女優でもある才能豊かな方です。
NHK朝ドラは、2006年下期「芋たこなんきん」以来今回で2作品目です。
友近さんは、大学在籍中から地元レポーターとして活躍「愛媛のスター」とまで言われますが、お笑い狙いに走り過ぎ不真面目のらく印を押され、解任されるというエピソードがあります。でもそのおかげで、今の全国区人気があるわけですよね。
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お付き・ふゆ/清原果耶
はつとあさのお付きとして、うめと共に働く娘で、姉のはつの奥ゆかしくも凛とした美しさに
あこがれる少女です。
ドラマ中一番の番狂わせと言われた、中番頭・亀助との結婚はいまだに「納得できない派」と「よかった派」の論争を誘っています。
清原さんは、昨年2014年新人発掘イベント「オーディションフェス2014」で3万2千人以上の中からグランプリに選ばれたシンデレラガールです。
ファッション雑誌のモデル等を始めたばかりの、超新人です。この朝ドラで一気に人気急上昇まちがいなしの、2002年生まれ13才の少女です。
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【キャスト相関図】大阪・両替屋「加野屋」白岡家の人々
白岡正吉(しょうきち)/近藤正臣
あさの夫・新次郎の父にして、「両替屋・加野屋」の主。信用を第一に置く典型的な大阪商人です。あさが嫁ぐと、その商才をいち早く見抜き、従来の風習や習慣にとらわれないあさの行動に、やがて理解を示すようになります。そして、あさの事業家としての成長を期待と共に、厳しく見守ります。
近藤さんは、京都に生まれますが、俳優になる前は大阪・吉兆で板前修業をし、料理人になるつもりだったそうです。しかし、しきたりや風習に嫌気がさし数か月でやめて、ナント「アングラ劇団」を結成したと言います。それが、今の近藤さんの原点だとか、やっぱり、料理人よりは今の方が似合ってますよね。役者でいい味出してますしね。
NHK朝ドラは、2008年上期「瞳」、2012年下期「カーネーション」、2013年下期「ごちそうさん」に次いで今回で4作目の出演です。
NHK大河ドラマは、『樅ノ木は残った』(1970年)、『国盗り物語』(1973年)、『黄金の日日』(1978年)、『徳川家康』(1983年)、『太平記』(1991年)、『元禄繚乱』(1999年)、『武蔵』(2003年)、『功名が辻』(2006年)、『龍馬伝』(2010年)、『真田丸』(2016年)
と、すごい経歴です。
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白岡よの/風吹ジュン
新次郎の母親で、正吉の妻・よのです。よのは伝統的な習慣を好み、女性はひかえめで、商売に口をはさむことはせず、家内の事に邁進し夫を支えることを善しとする人です。
当然、あさの嫁ぎ先の姑としてあさをたしなめる機会も多くなります。でも、意外と抜けているところもあったりで、愛すべき姑さんなのです。
夫・正吉を亡くしてからは、白岡家の相談役としても力を発揮し、皆を気遣いながらも古き良き加野屋の伝統を継承してゆきます。
風吹さんのNHK朝ドラ出演は、1996年上期「ひまわり」、2001年下期「ほんまもん」、に続いて3作目の出演です。NHK大河ドラマは2007年「風林火山」、2013年「八重の桜」に出演しています。ドラマ・映画と70年代から現在までずっと第一線で活躍し続ける女優さんです。
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白岡正太郎(しょうたろう)/木内義一
新次郎の兄、白岡家の長男・正太郎は、勤勉で実直、才能あふれる人物で父・正吉からの信頼も一身に集めています。加野屋の跡継ぎ・次期主となるはずでしたが・・・
木内さんは、NHK朝ドラの出演は2011年下期「カーネーション」、2012年下期「純と愛」、2014年下期「マッサン」に次ぎ4作目の出演です。かつては、俳優・宝田明さんの付き人をしていた経歴もあるそうです。
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白岡新次郎(しんじろう)/玉木宏
ヒロイン・あさの許嫁(いいなずけ)で「両替屋・加野屋」の次男ですが、跡継ぎとは違いお気楽なもの。日々、三味線やお茶に明け暮れる、世間から見ると道楽者です。
明るくおおらかな気性の新次郎ですが、幼いころのある事件から商いの世界とは一線を引く生き方を目指します。あさと結婚後は、あさの事業家としてのセンスを見出し、生涯にわたって支え応援して行きます。
後半では、自らも事業に参加し社長を務めるなど、事業家からも信頼が厚い魅力的な人です。
玉木さんのNHK朝ドラ出演は、2003年上期「こころ」に次ぐ2回目の出演です。NHK大河ドラマは2006年「功名が辻」、2008年「篤姫」、2012年「平清盛」と、出演しています。
ドラマ・映画と数多くの名作に出演をしていますが、テレビCMの多さは業界でもトップ、好感度抜群の玉木さんならではの人気ぶりです。
また、シンガーとしても積極的に活動していて、国内はもちろん韓国・香港・台湾などのアジアツアーも行っています。さらに、趣味のカメラが高じて写真展を開催するなど多彩なクリエイターぶりも発揮しています。
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白岡榮三郎(えいざぶろう)/桐山照史(子役/吉田八起)
新次郎の弟で、白岡家の三男末っ子。事の成り行きで家業を継ぐ立場となります。吉田さんから、成長途中で桐山さんに変わることになります。吉田さんは、テアトルアカデミー・大阪校所属の子役さんですが、今回の朝ドラ出演で活動の場も広がる事でしょう。一方、桐山さんはもう皆さんご存知、ジャニーズWESTのリーダー格として、また、関西ジャニーズJrを背負って立つと言われるほどの実力者です。朝ドラのプロデューサーからも、榮三郎の柔らかさと鋭さの両面を表現してくれるのは、桐山さんしかいないと期待を寄せられています。あと、ちょんまげが似合いすぎるとの評判も・・・
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雁助(がんすけ)/山内佳哉
「加野屋」の主・正吉の生き方や商人としての才覚に心酔する、加野屋の大番頭です。
商いに新風を吹き込むあさに戸惑いつつも、正吉の思いを察し協力をします。しかし、残念ながらやがてたもとを分かつ道をたどることになります。
加野屋が、加野銀行として新たな幕開けとなる当日に、退職しひとり去ってゆきます。
第17週102話は、多くの視聴者の涙を誘いました。
山内さんは、NHK朝ドラ出演は1987年下期「はっさい先生」に次ぐ2作品目です。
児童劇団からのキャリアがあり、その頃1984年「瀬戸内少年野球団」に出演しています。また舞台のキャリアも多く硬軟合わせた役柄をこなしています。
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亀助(きすけ)/三宅弘城
「加野屋」の中番頭・亀助は、家業とは疎遠の次男・新次郎とも気が合うようで、何かと関わります。面倒見もいい性格で、それが災いしてかあさにはついつい振り回されてしまいます。
奉公人のふゆを射止めたエピソードは、年齢・容姿を越えた、ふゆの人類愛の素晴らしさとして語り継がれるほどの「落差婚」でしたが、本人、憎らしいくらいの幸せ満足顔です。
NHK朝ドラは今回が初出演となります。NHK大河ドラマは2008年「篤姫」に出演しています。三宅さんは、俳優のほかにバンド活動もしていて、ドラム担当だそうです。
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【キャスト相関図】大阪・両替屋「山王寺屋」眉山家の人々
眉山栄達(えいたつ)/辰巳琢朗
はつの夫・惣兵衛の父にして、「両替屋・山王寺屋」の主。栄達は山王寺屋の番頭から婿養子となり、後を継いでいます。妻・菊には何かと頭の上がらない立場にありますが、時代の渦に巻き込まれつつも、家族を守ろうと苦心します。
辰巳さんは、NHK朝ドラの出演も多く1984年上期「ロマンス」、1987年下期「はっさい先生」、1990年上期「京ふたり」、2004年上期「天花」、2011年下期「カーネーション」に続き、今回で6作目の出演となります。また、NHK大河ドラマへの出演も1992年「信長」、1995年「八代将軍吉宗」、1999年「元禄繚乱」、2002年「利家とまつ」、2008年「篤姫」と多くの作品に出演しています。
「元祖・芸能界のクイズ王」と言われるほど、多くのクイズ番組で優勝している辰巳さんは、ワイン通でもあり日本ソムリエ協会の名誉ソムリエでもあります。そんな辰巳さんの今ハマッテいる読み物はコミックの「OEN PIECE・ワンピース」だとか・・・
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眉山菊(きく)/萬田久子
栄達の妻・菊は、大阪一の老舗両替屋「山王寺屋」の女将であることに、強い自負心を持っています。婿養子の夫を差し置いて、我が家の事は、仕事も含め何事も自分で決めようとします。息子・惣兵衛の嫁、はつにもいろいろと口をはさむ、うるさ型の姑さんなのです。
倒産後は、家族と共に和歌山に行きますが、いつかは「山王寺屋の暖簾」の再興を嫁見ています。その期待は、息子・惣兵衛を諦め、孫・藍之助へと・・・
萬田さんのNHK朝ドラの出演は、1980年上期「なっちゃんの写真館」、1994年上期「ぴあの」、1999年上期「スズラン」に次ぎ4作目の出演です。また、NHK大河ドラマは1983年「徳川家康」、1990年「飛ぶが如く」、2005年「義経」、2009年「天地人」と、出演しています。
萬田さんは、1978年20才の時にミス・ユニバース日本代表に選出されました。それを期にタレント活動を開始する事になります。芸名を「道頓堀 心子・しんこ」にしようと事務所から言われていたそうですが、その直前に「なっちゃんの写真館」の出演が決まり、とりあえず本名でデビューしたそうです。道頓堀さん・・・ですかぁ?つくづく朝ドラとのご縁をお喜び申し上げます。
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眉山惣兵衛(そうべえ)/柄本佑
はつのいいなずけで、大阪一の老舗両替屋「山王寺屋」の跡継ぎです。無愛想でなかなか心を開かない本心を明かさない惣兵衛は、何かにつけて口うるさく詮索する母・菊に複雑な思いを抱えています。時代の変革に翻弄され、大阪一の老舗両替屋「山王寺屋」は倒産、しかし、和歌山で妻・はつと共にミカン農園を開き新たな人生を歩くことになります。
柄本さんのNHK朝ドラ出演は、2010年上期「ゲゲゲの女房」に続き2度目の出演です。皆さんもご存じのとおり、佑(たすく)さんは、柄本明さんと角替和枝さんの長男で、弟は柄本時生さんという芸能一家で、しかも、佑さんの奥さんは、俳優・奥田瑛二さんとエッセイスト安藤和津さんの娘で、女優の安藤サクラさんです。超・個性的な芸能ファミリーなのでした。
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【キャスト相関図】あさの恩師と、新次郎のお師匠さん
五代友厚(ともあつ)/ディーン・フジオカ
西洋事情に精通する、広い視野を持った薩摩藩士・五代は、大阪発展のために熱心に尽力します。そんな中であさと関わり、以来、実業家として励むあさを勇気づけ応援します。あさから師として頼りにされる五代友厚は、後世、近代大阪経済の父と言われる事となります。
フジオカさんは、1980年福島県に生まれ、高校卒業後アメリカにIT留学します。その後、アジアの国々を回り多くの文化に触れます。2004年香港のクラブで飛び入りでラップを披露しているのを、ファッション誌編集者にスカウトされ、モデルとして活動開始、翌年には映画の主演に抜擢され中華圏、東南アジアで広く知名度を上げることになります。
音楽方面の活動も多才で、楽器演奏から、作詞作曲、プロデュースも手掛けるマルチクリエイターです。2011年に国内のアミューズと契約、日本国内での活動をスタートさせました。
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美和(みわ)/野々すみ花
あさの夫・新次郎の三味線のお師匠さん。ということですが、お色気漂う大人の女性感満載の美和さんは、ただのお師匠さんなのでしょうか・・・?
ドラマスタート時は、あさも気にするお色気お師匠さんでしたが、明治維新と共に自立した一人の女性としての生き方を目指します。レストラン・晴花亭の経営者として、また、あさの話し相手として活躍します。
すみ花さんは、宝塚歌劇団・宙組トップ娘役として活躍していました。2012年退団後、舞台やテレビドラマへの進出を果たし、今回初の朝ドラ出演となります。
タカラジェンヌを目指したきっかけは、お父さんの影響が大きかったそうで幼いころから、宝塚に入るよう言われていたとか。宝塚ファンも見逃せない“美和”に注目です。
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【キャスト相関図】九州筑前・炭鉱の人々
宮部源吉(げんきち)/梶原善
炭鉱の支配人。大阪からやって来たあさを出迎え、炭鉱に案内します。はじめはあさに対して非協力的でしたが、あさが労働者たちから信頼を得はじめると、手のひらを返すように愛想良しになる変わり身の早さ。その調子の良さにあさからは「あんさんだけは信用でけしません!」と、あきれられている。
梶原さんのNHK朝ドラの出演は、2010年上期「ゲゲゲの女房」に続き2度目の出演です。また、NHK大河ドラマは「秀吉」(1996年)、「平清盛」(2012年)に出演しています。これに限らず、梶原さんは、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍されています。高校時代からの知人「松重豊」さんから、三谷幸喜さん主催の東京サンシャインボーイズの舞台に参加し、以後団員となります。三谷作品の常連として欠かせない存在となっています。
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治郎作(じろさく)/山崎銀之丞
あさの購入した炭鉱で働いていて、労働者をまとめている親分。女だてらに炭鉱事業に乗り出したあさに、警戒心を抱きます。のちに、あさの人柄や情熱を知り、次第に信頼を寄せ、やがて、良き協力者となります。
山嵜さんのNHK朝ドラの出演は、2010年上期「ゲゲゲの女房」に続き2度目の出演です。
また、「金八先生」の遠藤達也先生でご存知の方も多いと思います。
80年代後半から、北九州のラジオパーソナリティーとして、中高生に大人気をはくしていましたが、本職は舞台俳優でした。つかこうへい氏に見出されて、上京し全国区の活躍をしています。しかし、銀之丞って、いかにも舞台俳優さんって感じで、素敵ですよね。
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カズ(かず)/富田靖子
治郎作の妻。治郎作達が掘った石炭を運び出す作業をし、荒っぽい鉱夫の混じって、たくましく働いています。炭鉱夫やその家族が、よりよい生活ができるようにと苦心するあさを見て共感し、あさが炭鉱になじめるよう手助けをします。
富田さんはNHK朝ドラの出演は初の出演です。へぇ~というくらいの不思議間ですが、そうですか・・・。NHK大河ドラマは「毛利元就」(1997年)に元就の正室・美伊の方として出演しています。1983年中学在学中に「アイコ十六歳」に127,000人の中からヒロインに選ばれ、以後、映画・テレビと多数出演しています。また、デビュー時は音楽活動も盛んでシングル13枚、アルバムも8枚リリースしています。超レアものです。
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サトシ(さとし)/長塚圭史【服役中】
炭鉱夫を集め面倒を見る「納屋頭」のひとり。仕切りがいいと仲間には評判がいいが、なぜか「大阪もんは嫌い」と、あさには反発します。時折、大阪風の言葉で話すことがあり、加野屋の事も知っているなど、謎の部分の多い人物です。
サトシは、新次郎の幼なじみ。サトシの父は加野屋の大番頭だった・・・
64話から70話にかけて、サトシは炭坑爆破と言う事件を起こします。その背景には加野屋にまつわる、また新次郎にまつわるドラマがあったのでした。
長塚さんは、朝ドラ2009年下期「ウエルかめ」以来、2度目の出演です。お父さんは長塚京三さん、圭史さんの奥さんは常盤貴子さんです。圭史さんは演出家・脚本家としても高い評価を得ていまして、多くの受賞もしています。
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