ネタバレあらすじ感想
2020年12月4日(金)放送
おちょやん第1週テーマ
「うちは、かわいそやない」
【おちょやん】ネタバレ1週5話|あらすじを最終話までお届け!
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竹井家にて・・・
行商から帰宅した父・テルヲは、まま母・栗子を追い出そうとする千代に文句を言いました。
しかし千代は、原因はテルヲと栗子が千代たち二人を奉公に出そうとしていることだと反論します。
栗子といがみ合う千代ですが、弟・ヨシヲや近所の村人たちまで栗子にたなびいていくため、日々苛立ちを募らせていくのでした。
そんなある日。
千代は、隣家の人から、栗子が妊娠している事を聞かされるのでした。
竹井家の居間にて・・・
「嘘やない。ほやさけ、追い出すわけにはいけんのや!分かったれや・・・」
栗子の妊娠を認めた父・テルヲは、子育ては物入りだから奉公に出すことを分かって欲しいと千代に言うのでした。
しかし、千代は納得できません。
口減らしは自分だけで十分なはずだと言った千代は、本当は自分とヨシヲを追い出したいだけなのだろうと迫ります。
その時、奥の戸が勢いよく開きました。
「その通りや!家族3人で暮らしたいねん!あんたら目障りなんや!」
お腹の子に手を添えた栗子が言い放ちました。
栗子の本心がよく分かった千代は、「喜んで出ていくわ!だいだいだい大っ嫌いや!」と叫び、栗子をにらみつけます。
すると、それ以上言うなとばかりに、弟・ヨシヲが千代の肩をギュッと押さえて見つめました。
冷静になった千代は、弟のヨシヲは栗子の事が大好きだと話し始めます。
そして、ヨシヲだけはここに置いといて欲しいと栗子に頭を下げるのでした。
「ヨシヲにだけは、ええお母ちゃんでいてやって。うちはすぐにでも出ていくさけ、お願いやさけ!」
千代は大切なヨシヲを守るために、涙を流しながら床に頭をこすりつけて懇願するのでした。
そんな千代を眺めていた栗子は、にこりともせず「まあ・・・別に構へんけど」と、聞き入れるのでした。
その後、あっという間に話は進み、千代の奉公先は道頓堀の芝居茶屋に決まったのでした。
小学校にて・・・
新しい着物に袖を通し、髪を結い見違えるように変わった千代。
あちこちに別れのあいさつに行きました。
担任の玉井先生は、普通の子にはなれないと言った千代に、色んな子がいて、それぞれ頑張ることが『普通』だと言います。
そして、学校に行けなくても千代は普通だと言い、千代に自信を持たせるのでした。
旅立ちの朝・・・
千代を奉公先に案内する『口入れ屋』が、迎えに来ました。
別れを惜しむ父や弟を見ることができない千代は、背を向けたまま小さく「さいなら」とつぶやくと、勢いよく駆け出します。
ヨシヲが「姉やん!」と叫び続けても、決して千代は振り向かないのでした。
道中にて・・・
しばらく先に行くと、父・テルヲが追いかけてきました。
立ち止まった千代は、テルヲが呼び戻しに来てくれたのかと期待し、笑みが広がります。
しかし、期待とは裏腹に、テルヲは亡き母・サエの写真を差し出しました。
「これ、持ってけ!お前が持ってたほうが喜ぶ。達者でな・・・」
テルヲはそう言うと引き返していくのでした。
再び涙を浮かべた千代は、父の後ろ姿をじっと見据えます。
そして、大声で叫ぶのでした。
「一つだけ言うといたる。うちは、捨てられたんやない。うちが、あんたらを捨てたんや!さいなら・・・」
千代はそう告げると、振り返ることなく歩み出すのでした・・・
つづく
◆実話を知ると驚愕!千代のモデル・浪花千栄子さんの人生はコチラ▶
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【おちょやん】ネタバレあらすじ1週5話|予告ポイント
実話もすごかった!
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千代ちゃんと、まま母・栗子さんの激しいバトルが終わりを迎えてました。
まさか、千代ちゃんが白旗を上げざるをえない展開で残念な限りです。
テルヲさんに「父親らしいことしなさい!」と怒りたくなっちゃいますね。
ところで、千代のモデル・浪花千栄子さんは自伝『水のように』で、まま母のことを「悪妻の見本のような人」だと表しています。
そして、だらしないまま母の様子を、容赦なく書き綴っています。
まま母は、ウマが合わない浪花さんを毛嫌いし、挙句には夫である浪花さんの父親に「どちらを取るのか」と迫ったのだとか。
妻の申し出をあっさりと受け入れた父親は、浪花さんを家から追い払ったのだそうです。
あきれてしまいますが、まぎれもない事実。もうビックリですよね!ますます千代ちゃんを応援したくなります。
さて、次週は、幼い千代ちゃんが女中として頑張る『道頓堀編』のスタートです~♪