ネタバレあらすじ感想
2020年12月24日(木)放送
おちょやん第4週テーマ
「どこにも行きとうない」
【おちょやん】ネタバレ4週19話|あらすじを最終話までお届け!
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道頓堀の通りにて・・・
「お稽古一緒についていくの久しぶりやな」
千代は、『岡安』の娘・みつえの隣で、明るくふるまっています。
一方、みつえは、父親の都合で身売りされると知りながらも、陽気にふる舞う千代にいら立ちます。
「あんたの行く料理屋、客に女中をあてがうような悪い噂もあるて聞いたで・・・分かってんのか!」
みつえが心配しますが、千代は真顔で「分かってる!」と答えます。
そして、自分ではどうしようもないと言わんばかりに「ほな、どないしたらええ?」と、みつえを見つめるのでした。
『岡安』にて・・・
その頃、『岡安』では、お茶子たちが女将・シズに直談判していました。
「うちらで出せる精一杯のお金だす!足りない分は岡安から千代に貸したってもらえまへんやろか・・・お願いだす」
お茶子たちは、千代を救おうと必死に頭を下げます。
しかしシズは、そんなことをしても千代のためにならないと答えるのでした。
その日の事・・・
天海一座の公演が、突然千秋楽を迎えることになりました。
客の不入りが原因でした。
さらに、追い打ちをかけるように、看板俳優・千之助が書置きを残して失踪してしまいました。
書置きには『一匹の平目は、煮ても焼いても食えぬ。もはやこれまで』
と、一平を皮肉って書かれていました。
「俺が使いもんにならんアホやさかい、見限って出て行ったっちゅうこっちゃ・・・」
一平が事態を淡々と受け入れると、一座に諦めムードが広がります。
そんな中、一座の古株・天晴が、このままでは一座が終わってしまうと危ぶみます。
そして、「千さんの役はボンがやり!」と、あきらめ気分の一平を指名するのでした。
楽屋にて・・・
座員たちに食事を配る千代。
幕が開く直前になって、さらなるピンチが一座を襲いました。
女中役の女形・要二郎がぎっくり腰で動けなくなったのです。
楽屋に動揺が広がり、時間がどんどん過ぎていきます。
すると、追い込まれた一平が、要二郎を介抱する千代を見てひらめきました。
「おるやないか、ほんまもんの女中が・・・お前、出え!」
一平は千代の手をつかむと、躊躇する間もなく舞台に引きずり上げるのでした。
舞台にて・・・
芝居は、女中と浮気中の薬問屋の主人が、その女中と別れようとする話です。
一座の千秋楽を見届けるために駆けつけた、『岡安』のハナ、宗助、みつえは、突然、千代が出てきたため驚きます。
一平が演じる主人が、千代の演じる女中を追い出す場面になりますが、千代はあがりまくってセリフが飛んでしまいます。
すると、無意識のうちに、胸に押さえていた感情が言葉となって表れるのでした。
「ずっとここにいてたい・・・岡安にいてたいんや!もう一人になんのは嫌や。うちはどこにも行きとうない!・・・」
千代は涙ながらに叫びました。
やがてぽかんと見つめる観客を見て我に返った千代は、あわてて舞台から引っ込むのでした。
そんな千代の振る舞いに、客席は大きな笑いで沸くのでした。
舞台後の挨拶にて・・・
一座を代表して挨拶することになった一平は、戸惑いながらも口を開きます。
「また必ずここに戻ってまいります。必ず!・・・」
初めて芝居に対する熱い思いを、皆の前で宣言した一平。
その姿に、客席も大きな拍手と声援を送るのでした・・・
つづく
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【おちょやん】ネタバレ4週19話|感想を最終話まで!
初舞台は散々だけど素敵でした!
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息の合ったコンビでしたね!
芝居オタの千代ちゃんだけに、急な出演でも完璧にこなすのでは・・・という淡い期待は裏切られました。
ピンチヒッターとしては散々でしたが、それでも、本音を叫べた千代ちゃんは素敵でした。
そんな千代ちゃんを咄嗟のアドリブでフォローした一平くんも、一皮むけた表情でした!
芝居に厳しい支配人の熊田さんの表情が、この芝居がいかに素晴らしかったことを伝えていましたね。
千代ちゃんの満足そうな表情は芝居に快感を覚えた顔でしたから、見ているほうも嬉しくなりました~♪
天晴さんの名言「人生、雨のち晴れ」ではないですが、千代ちゃんと一平くんが、苦難を乗り越えてどんな役者に成長していくのか楽しみですね。
ところで、シズさんがコソコソ動いていました!
何を企んでいるのでしょうか? 明日も見逃せません~♪
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【おちょやん】ネタバレあらすじ4週19話|予告ポイント
千代ちゃんの女優デビューは成功?!
親は選ばれへんもんね…#毎田暖乃 #中須翔真#朝ドラ #おちょやん pic.twitter.com/iyKFjPwesK
— 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) December 10, 2020
心の準備もなく舞台に上げられた千代ちゃん。
芝居オタクの千代ちゃんは、普段からのぞき見をして、台詞を覚えてしまいます。
一種の特技ですよね。そのため、天海一座の台詞も、しっかりと覚えていそうですよね。
とはいえ、そんな千代ちゃんでも、本番では真っ白になってしまいました。
しかし、笑い者になったということは、喜劇役者としては上々の出だしとしましょう♪
千代ちゃんは17歳で女優デビューしましたが、千代ちゃんのモデル・浪花千栄子さんのデビューは20歳だった、1927年(昭和2年)だったそうです。
芸術座出身の村田栄子の主宰する京都の一座で、初舞台を踏みました。
いずれ、そのエピソードもドラマに盛り込まれるとのことですので、楽しみです~♪